結社歌誌「覇王樹」2018年8月号の「紅玉集展望(六月号)」でO・朝子さんが、6月号の僕の2首を批評してくださいました。 ・メルカリに初の注文示されて発送をする一文庫本 ・ビギナーズラックが過ぎてもう本が売れなくなったメルカリカウル (批評) 短歌は時代の言葉を反映する。この二首を読み、以前携帯電話が短歌の素材として詠まれ始めた頃を思い出した。〝携帯電話″〝携帯″〝ケイタイ″と、色々な表記をしたような。新しい、特にカタカナ語を短歌に詠み込もうとする時、どれほど共通言語としての広がりを持っているか、ちょっと気になる。しかし、メルカリもメルカリカウルも若い人なら誰でも知っている言葉。短歌を詠む我ら、時代を反映している言葉には敏感でありたい。その意味でこの二首は新鮮だ。 (他に「私の選んだ十首(六月号)」に1首、「覇王樹社ホームページ」に1首、採られましたが、ここにはアップしません)。 写真AC