『シン・日本共産党宣言』を出版した松竹伸幸氏の除名処分について異議を唱えたのだ。 もともと神谷貴行氏は紙屋高雪として、松竹伸幸氏が編集の仕事をしているかもがわ出版から本も出版している。 神谷氏と松竹氏が最初に会ったのは、『理論劇画 マルクス「資本論」』を出版した後、京都で講演会のために呼んだときらしい。 その神谷氏は、2018年に福岡市長選挙に立候補し、松竹氏がこのブログで応援している。 そういう関係もあったのかもしれないが、神谷氏は今年(2023年)の2月に日本共産党福岡県委員会総会で松竹氏の除名を取り消す発言をした。 私が総会で述べた発言の要旨は次の通りです。本当はもっと長いものですが、それを記すことが本稿の目的ではなく、県委員会総会の決定がなぜこのような構成になっているのかを理解するためのものに過ぎないので、要点をごく簡単に記します。 ——松竹さんを除名処分とした決定ではその理由を4