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円安とは
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Nikon Zfどうですかと聞かれる事がありますので、ちょっと感想を書きたいと思います。 第一印象は重い・握りにくい・バリアングルが使いにくい まず見た目のデザインに目が向きがちですが、中身はしっかり現在のデジタルミラーレス一眼です。 一般的なNikonのデジタル一眼レフ・ミラーレス機を使い続けてきた身からしますと、第一印象は「重い」「握りにくい」「バリアングルが使いにくい」でした。 Zfに慣れるまでの期間は正直使いにくいなと思っていました。 第一印象で感じた「重い」と「握りにくい」についてはグリップの浅さが原因と思い、グリップエクステンションを付けたりしましたが、結局はグリップエクステンション自体が使いにくくて外してしまいました。 その後、右手側(グリップ側)でカメラの持つという持ち方ではなく、左手でプレートを握るという持ち方に変えた事で、「重さ」や「握りにくさ」があまり気にならなくなっ
今回調べてみると、まぁまぁ種類が増えているようで無難にKenkoを選ぶというのも面白味がありません。 それに同じ枚数収納できるのであればファスナーを一回開けたらすべてのフィルターにアクセスできる方が便利そうな気がします。 という訳で今回はNISIのハードケース「CADDY II」を試してみることにしました。 と、説明の前に付属のカラビナが初期不良かな?と思うほど品質が悪かったので交換しています。 普通に使用するとゲートとノーズがズレてしまうため、意識して合わせないと噛み合いません。すごくストレスです。 交換したのは神戸輝きのスリット入りカラビナ 60mmです。スリット付きですので、カラビナ自体の回転を防止してくれます。これが地味に便利。 安価でカラビナの品質も良いと思います。 さて肝心のフィルターケースの使い勝手ですが、これまた今一歩。 95mm径が入って8枚収納できるという商品説明でした
突然ですが汎用Lブラケット(Lプレート)って使いにくい物が多いですよね!? もちろん機種専用品より満足度が劣るのは仕方がありませんし、私だって汎用品に機種専用品レベルの完成度を求めている訳ではありません。 ある程度、使いにくいであろう事は覚悟の上で購入しています。 しかしその覚悟すらあっさり(悪い意味で)上回る汎用品が多過ぎて、もしかして自社の機種専用品の良さを際立たせるためにあえて使いにくい汎用品を売ってるんじゃないの?という陰謀論めいた疑念すら抱いてます。
今回もマニアックな記事になります。 誰かひとりでも心に刺されば良しとしましょう。 カメラネジの規格 カメラネジには1/4インチサイズ(細ネジ・UNC1/4-20)と、3/8インチサイズ(太ネジ・UNC3/8-16)の2種類があります。 現在市販されている一般的なカメラの底面にある三脚ネジ穴は1/4インチです。 三脚と雲台を接続するネジは、1/4インチか3/8インチネジのどちらかが使われています。 ネジの大きさが異なる場合は当然取り付けできません。 しかし、三脚が細ネジで、雲台が太ネジ。という場合は「ネジ変換アダプター」を使ってサイズ変換することができます。 このネジ変換アダプター、お持ちの方はご存知だと思いますが、大抵はマイナスの溝が切ってあります。しかし微妙な幅があるせいで普通のマイナスドライバーでは幅が足りませんし、コインだと溝が狭くて入りません。仕方なく指でネジネジして入れている人が
「今だに外付けの水準器を使ってるの?」と聞かれる事があります。 もちろんカメラに電子水準器が搭載されていることは知っていますし、昔の機種に比べて精度が良くなっている事も分かっています。 しかし私が使っているNikon Z6Ⅱの内蔵水準器を例にして見ますと Nikon Z9やZ8など、最新機種の水準器ならもっと良くなっているのかもしれませんが、少なくとも私の使用ボディの内蔵電子水準器はこの程度。 まだまだアナログ水準器の方が信頼度は高いと考えています。 私がメインで使っているアナログ水準器は、HAKUBAと堀内カラーの2wayレベラー。もう年季が入りすぎてボロくなっていますが、精度はどちらも新品当時から今でも良いです。 ただ暗い時間帯になりますとアナログ水準器は非常に見難いため使いづらくなります。 ライトを灯せば良いだけですが、ライトを片手に持ったまま雲台は操作しづらいですし、何より面倒くさ
普段からスタジオJinのHPはこまめにチェックしているのですが、今月の12日にハスキー三脚に関する新しいページが追加されていました。 「HUSKYを受け継ぐ-1 オーバーホールのススメ」という内容のページで、大きく3世代に分け、各モデルの適切なオーバーホールについて書かれています。 ハスキーユーザーはぜひご一読ください。 さてこのページの中で非常に気になる一節がありましたので引用させていただきます。 また先ほど「EVポストが勢いよく落下する」と書きましたが、樹脂製のEVリングが上下2本装着されているモデルはきちんと調整されていれば落ちません。クランクギアを回してEVポストを上昇させ、ロックノブを締めなくても自重では落ちないのが正常な状態です。もちろん撮影時にはロックノブで固定しますが、ノブを緩めて上から雲台を押さえるか、クランクギアを逆方向に回して初めてEVは下降します。EVポストにはギア
先日ピークデザインのスタンダードプレートを取り外したところ、機材とプレートの接続部から、少しヌルヌルとした油のような液体が滴ってきました。 一瞬、加水分解かと思いましたが、そうであればゴムがもう少しネチャネチャしてそうなものですし、滴るほど油分が滲むなど聞いたことがありません。 あまりにも突然の出来事にテンパってしまい慌てて拭き取ってしまったため、写真を撮り忘れてしまいましたので、再現するべく綺麗に油分?を拭き取った後に、アルミ合金製のプレートに固定して検証してみました。 この通り、油が滲み出す可能性がない機材に固定します。 このように固定して1時間放置します。 こんな短い時間で現象を再現できるか不安でしたが、付着した油量は昨日の状況には程遠いものの再現に成功しました。このプレートが原因である事は間違いなさそうです。 これって私が知らなかっただけで実は保証案件だったりするのかな?と思い、銀
令和元年に突入して間もない5月24日、ついにベルボンから本格的なアルカスイス互換雲台が販売されました。頑なに自社クイックシューにこだわり続け、かつての携帯電話よろしくガラパゴス化していた日本三脚メーカーの雄「Velbon(ベルボン)」でしたが、ここにきてようやく本格的なアルカスイス互換雲台の発売となりました。 私がYahoo!ブログでブログを書き始めた当時は、こんな日が訪れるとは思いませんでしたので感慨深いです。という訳で私もベルボンを応援すべく入手しましたので、ご紹介したいと思います。今回も手加減なしの辛口でレビューしますよ! 外観 大きすぎるロゴと型番はうるさく感じますが、全体のフォルム、デザインはシンプルです。どこかのメーカーに似せたようなデザインではなく、好感が持てます。特にクランプは肉抜き、デザインともに秀逸で良いなと思いました。最初はダサく感じた謎の組織感漂うロゴも、見慣れると
先日、自由雲台って使いにくいという内容の動画を見ました。 仕事で忙しい時期だったので一体どの動画だったのか今となってはわからないのですが、被写体が上方にある場合、自由雲台って操作しにくいよねって感じの内容だったと思います。 分かりやすく説明しますと、自由雲台とカメラの方向の関係が上のようなフォームである時、ここから上方にレンズを向けると、だいたい45度くらいでつっかえてしまいます。 45度以上、上方に向けたい場合はいったん先ほどの位置関係を変更し、雲台の溝(ドロップノッチ)側に首(ステム)が納まるポジションに変更する必要があります。 この向きの時、非常に操作しにくくなるから自由雲台って使いにくいですよね?って内容の動画だったと思います。 確かに一般的なドロップノッチが1つしかない自由雲台は仰る通りですが(ちなみにARCA-SWISS社のZ1にはハンドルが逆についている製品もあります)、RR
でもよ〜く見ると、一般的なトルクレンチと違ってソケットを差し込むドライブが見当たりません。 この状態ではただの棒。トルクレンチとして使用する事はできません。 トルクレンチとして使うには「差し替えヘッド」が必要です。 STAHLWILLEから色々な差し込み式ヘッドが販売されていますので、その中から自分の用途に合ったヘッドを選んで購入しないといけません。 ちなみにヘッドはプッシュリリース式ですので、ボタンひとつで簡単に脱着できます。 ヘッド差し替え式のメリット ヘッド差し替え式のメリットは結構あります。 まずはラチェット部分が故障した場合、ヘッド一体型のトルクレンチだと、最悪買い替えなければいけませんが、差し替え式のトルクレンチですとヘッドのみ買い換えれば修理が完了します。 次に一体型のトルクレンチだとドライブ(差込角)のサイズは基本的に一種類です。しかし差し替え式のトルクレンチだと、大きさが
Lプレートを装着するときに、カメラストラップを通す金具が邪魔になったので、外そうと思ったのですが、金具が固くて爪が割れてしまい外せませんでした。良い方法をご存知でしょうか? というご質問をいただきましたので、こちらで回答させていただきます。 持っていたほうが良い工具がふたつあります。 シールリムーバーとスプリットリングオープナーです。 それでは早速この工具を使って外してみましょう。 三角リングカバーが付いている場合はシールリムーバーをリングとカバーの間に差し込んで、優しくこじって外します。 次にリングの端から数ミリの位置にスプリットリングオープナーの尖った先を、リングの隙間に差し込むように当ててグリップを握ります。 簡単に隙間ができますので、カメラの金具に隙間をひっかけます。 後は簡単、指でズラして外すだけです。 この隙間だと通りにくい場合は、この状態から刃先を倒せば、さらに広がります。
物撮りテクニック その① ブツ撮りの準備 / 物撮りテクニック その② 背景編 / 物撮りテクニック その③ 基礎の基礎 さて前回の続きです。今回はブツ撮りに適したレンズについて書いていきたいと思います。 ブツ撮りは中望遠が望ましい理由 レンズの特性として広角レンズは遠近感を強調し、望遠レンズは遠近感を無くします。 たとえば上のように14mmや24mm(35mm換算)といった広角レンズで被写体に寄って撮影してしまうと、被写体の形状がかなり変わってしまいます。これも写真技法においてひとつの表現ではありますが、もし商品説明用の写真であれば適切な表現方法とはいえません。35mm〜50mmでも実際よりもややふっくらとした形状で、70mm辺りから実際に目で見た形状に近くなります。135mmあたりから平面的に見え始め、のっぺりとした印象になります。200mmになると立体感が失われ始めるので、ブツ撮りで
2022年の正月早々、我が家の給湯器が故障してしまいました。 修理業者さんが言うには温度センサーが故障しているらしく、その部品は新型コロナウイルス感染拡大等の影響と世界的な電子部品の供給不足により、部品サプライヤーの生産に支障が生じており、全然手に入らないとのこと…。 え?つまりお湯が当分出ないってこと?まじで? しかし誰が悪いという訳でもないので「当分は銭湯で乗り越えるかー」なんて軽く考えていたのですが、銭湯はひとつ隣の駅にしかありませんし、家族三人の毎日の銭湯代も交通費もバカになりません。 そして何より面倒臭い。。 と言う訳で何とか給湯器を使わずに自宅でシャワーを浴びれないものかと調べたところ「沸かし太郎 SCH-901」なる電気でお湯を沸かす商品を見つけたので導入することにしました。 そして約半年間、毎日使い続けたレビューをしたいと思います。 沸かし太郎 SCH-901 沸かし太郎は
まずトラベル三脚として重要な項目をあげてみましょう。 ●縮長…国際線・国内線ともに三脚の機内持ち込みは60cm以内です。手荷物検査時に計測されますので、購入前に必ずチェックしましょう。一応60cm以内というのは3モデルとも満たしています。 ただし、リュックの中に入るのかどうかなども重要になりますので、使っているバッグのサイズも計測しておくことが大切です。 ●全伸高…センターポールも含めた全脚を伸ばした時の高さです。トラベル三脚は縮長が重視されがちですが、実際は単に縮長が短ければ良いという訳ではありません。いざ使うときに「高さが足りない!」では意味がありません。旅先の景色は様々ですし、撮影ポイントも様々でしょう。高さがあって悪いことは無いはずです。ASCEND-14Lは175cmもあるのでほとんどのシーンで不足はないと思います。 ●重量…旅行では徒歩や公共機関で移動することが多いと思います。
今回はブツ撮りであるとめちゃくちゃ便利なアクセサリーをいくつか紹介したいと思います。 ひっつき虫 繰り返し貼ってきれいに剥がせる粘着剤です。メモの貼り付けや小物の固定などに大変便利です。 ブツ撮りでは不安定で立たせにくい商品を立たせるために使うことが多いです。 また洗濯洗剤の詰替など形が歪んでしまう商品を撮影する時に、見えない部分に粘土を詰めて形を整えるという裏技があります。 左は自立しにくい商品だったためアクリルブロックにひっつき虫を貼り付けて立たせました。右は普通に寝かせただけでは形が歪になってしまうので、底にひっつき虫を詰めて形を安定させています。 銀一 Bクリップ (エレン) 前回さらっと名前は出しましたが、多分名前は知らなくとも皆さん一回くらいは撮影シーンで見たことがあると思います。よくあるスタジオ用のクリップです。地味ですが無くてはならない大事なアクセサリーです。 なぜそう呼ば
今日は非常にニッチなアルカスイス互換製品をリリースしてくれる事で有名なHejnarPHOTOの中でも更にニッチなアクセサリーをご紹介したいと思います。 HejnarPHOTOって? まずこのメーカー自体を知らない方のために少しだけ会社概要を書かせていただきます。 本拠地・設計・製造すべてを米国で行う純アメリカメーカーです。代理店や、小売店を介さず、自社webサイトのみで販売を行なっているようです。webサイトには「営業チーム、集会、パーティー、「今月の従業員」コンテスト、企業会議、株式、オプション、従業員、頭痛などはありません。」とハッキリ書かれてあり、非常に小規模な会社であることが伺えます。口コミのみで広がった今時珍しいメーカーと言えるでしょう。 どんなに長文でメールを送っても、いつも2行しか返信をくれないHejnarPHOTO。 公式かどうか分からない私並みに雑なYoutubeチャンネ
最近ブログの内容がマニアックになり過ぎていて、初心者の方が寄り付きにくい環境になっていました。今回は「三脚をまだ使ったことが無いよっ」ていう写真始めたてほやほやフォトグラファーのあなたにも分かりやすいように、三脚を使ってほしい理由を書きたいと思います。 ぜひクレジットカードを用意して読んでいただければ幸いです。 ブレていないこと。ピントが合っていること。それはカメラがやってくれる! 写真撮影において重要なことはたくさんありますが、もっとも重要なことはブレていないこと、ピントが合っていることだと言われてきました。 たしかに意図しないブレやピンボケのせいで、素晴らしい被写体が台無しになってしまうことが多々あります。実際に台無しにしてみましょう。 最新のカメラに20万円を超える高級レンズを装着しても、2秒なんて露光時間は普通人間の腕では止めていられません。 しかしカメラは日々進化しています。撮影
そろそろ「はてなブログ」の自分のブログを終わらせようと思い、記事の引越しを兼ねて改めて各機材のレビューをしていきます。 今回はARCA-SWISSの最上位機種「C1 CUBE GP(以下、GP)」です。私がGPを購入したのは発売後すぐに予約して、届いたのが2017年の秋口だったと記憶しています。そろそろ3年ですね。 最下段と最上段にパン機能が付いています。下段パンには微動装置はありません。左右ティルトはどちらにも約30度まで、前後ティルトも約30度まで微動できます。 前後のティルトのみ64度までの粗動が可能となっています。30度の微動と組み合わせて、94度まで傾けることができ、これにより俯瞰撮影や真上の撮影が出来ます。 大きさはベース部が84×84mm、高さが110mm。重量は1105gと若干d4ギアより重いですが、持った感覚としては、さほど重さを感じません。 無印CUBEの頃からメーカー
カメラボディとクイックシュープレートを締結するネジがしっかり締まっていない場合、一体どういった事が起こるのでしょうか? 答えはクイックシュープレートが 緩んでしまう可能性が高まります。 三脚や雲台がどんなに強くても、クイックシュープレートのネジが緩んでしまったら意味がありません。 しかし、しかしです。じゃあ強く締めれば良いのか?というと、ネジの締め過ぎは、ネジ穴を壊したりカメラボディの変形などといった故障の原因となることがあります。 でもカメラネジって一体どのくらいの力で締めたら良いの? 今回はそんな疑問を調査・検証したいと思います。 各メーカー公表の締め付けトルク ネジの締結は緩すぎても締めすぎても問題が発生します。そのため「この素材でこの太さのネジだと、この力で締め付けましょうね」という目安となる数値があります。 カメラネジは大抵の場合、雄側も雌側もネジの材質はステンレスや鉄製です。
カメラ…特に三脚雲台の周辺機器に凝ってしまうと、どんどん増殖しデスクの引き出しの中やクローゼットが侵食されます。かと言って必要だから買ったのですから、クローゼットの奥深くに仕舞い込む事もできません。またバラバラに収納するといざ使いたい時に仕舞った場所が分からず、結局使えない…などという笑えない事態にも発展しかねません。 今回はそういった三脚雲台周りの収納について書きたいと思います。 レンチなどの工具類 三脚・雲台・クランプ・プレートなどあらゆるアクセサリーに付属しているレンチなどの工具は、必要なんですが邪魔にもなります。5/32インチや4mmといったよく使われる六角レンチなどは無限に増殖してしまう可能性があるので、1本か2本だけ残して、あとは仕舞い込んでおくと良いでしょう。私はある程度整理してからペンケースに入れてデスクに置いています。 多用するレンチはいちいち探すのが面倒なので、壁に掛け
全画面を撮る ⌘+shift+3 画面の一部を撮る ⌘+shift+4 画面収録を行う ⌘+shift+5 全画面をクリップボードに保存 ⌘+shift+control+3 画面の一部をクリップボードに保存 ⌘+shift+control+4 macでスクショ撮影すると、まず画面右下の方にプレビューが表示され、少し時間がたった後にプレビューが消え、その後デスクトップに保存されます。 1枚2枚なら特に気にならないのですが、連続で何枚もスクショしたい時などは、すっごく時間がかかるのでイライラします。 この機能をOFFにする方法が分かったので、自分のために記事に残しておきたいと思います。 ①Command + Shift + 5 を押す ②オプションから設定を変更する 画面下に表示されている窓の中の「オプション」をクリックすると、メニューが表示されます。その中の「フローティングサムネールを表示」
さて前回の続きです。前回記事→外出自粛だったらブツ撮りすれば良いと思うんだ❶ と、その前に前回ご紹介したセッティングやアクセサリーの説明をもうちょっとだけしておきたいので補足します。 まずこのセッティングの良いところは据え置き型の撮影台と違って、片付けることができるという点です。撮影中は部屋を占領しますが、撮影後はほとんど場所を必要としません。 撮影台として使っているこちらのコンテナはこんなにコンパクトにたためますので、とても重宝しています。軽くて扱いやすく、それでいて丈夫であることも撮影台として優れています。 このコンテナの上に載せる天板はファルカタ材を使っています。一見すると桐のように見えますが、木ではなく豆科の草が原料です。マメ知識ですよ豆だけに。 ファルカタ材の良いところは軽くてそこそこしっかりしていること。集成材や合板なので反りが起こりにくいことも、天板としてはメリットですね。値
すべての希望を叶える雲台は存在しない。 いきなりタイトルに対する厳し過ぎるアンサーでスタートです。 世界の雲台マニアさんこんにちは。今回は世に出回っている雲台について書きたいと思います。雲台とは、三脚や一脚に装着してカメラを固定させる装置のことです。 世の中にさまざまなカメラがあるように、雲台にもさまざまな種類があります。風景を撮影する人もいれば、高速で被写体を追うサーキットカメラマンもいるでしょう。旅行に持っていくために小型軽量の雲台が必要な場合もありますし、十数kgの機材を固定するために固定力が大きい雲台が必要となることもあります。フリクションコントロール機能が付いていないと不安だという方もいれば、むしろそんな機能は邪魔だと感じる方もいます。 みなさま全員の希望を満たせる雲台は残念ながら、この世界にはありません。 一口に雲台と言っても種類はさまざま。 しかしだからと言って絶望する必要は
レベリングベースが必要な理由 パノラマ撮影を行いたい時や、ジンバル雲台やビデオ雲台を使う時にあると便利なアイテムがレベリングベースです。 不整地で三脚を立てて雲台自体が傾いたままで、パン操作すると水平が崩れてしまいます。レベリングベースがあると、たとえ不整地で立てても雲台より下で水平を出せるので雲台のパン機能だけで、正確なパノラマ撮影ができるようになります。 実際に私が手にして、使用したレベリングベースの情報を元に、失敗しないレベリングベース選びをお教えしたいと思います。 レベリングベースは大きく分けて3タイプ まずレベリングベースには大きく分けて3タイプあります。 ハーフボール型 半球形の受け皿にボール状の軸が載っているタイプです。私が勝手に付けた名称です。もしかしたらきちんとした正式名称があるかもしれません。ハーフボールを利用して水平を出す事ができます。真上に持ち上げて、締める構造です
洗濯できる三脚グリップ 三脚グリップ(三脚カバー・レッグウォーマー)は、三脚をうっかりぶつけたり、こすってしまうといった思わぬ事故による傷を防いでくれたり、真冬のアルミ製の脚の凍えるような冷えから手を守ってくれるアクセサリーです。 そしてこのグリップ表面に面ファスナーで直接固定できるレリーズホルダーは、レリーズブラブラ問題を解決してくれるナイスなアクセサリーです。 お手頃な価格 ケンコートキナー(SLIK銘)から「三脚グリップ&レリーズホルダー」が発売されました。タイトルにも書いた通り価格はお手頃で、現時点(2020/07/20)で最も安いamazonでは送料込み2397円です。(今見たらAmazonリンクに2種類価格があります。Amazonの方を選べば2397円ですが、ビックカメラの方だとかなり高いので注意が必要です。ヨドバシカメラなら2480円で248ポイント付くのでそちらもお勧め)
さて前回の続きです。前回記事 ↓↓↓↓↓ 外出自粛だったらブツ撮りすれば良いと思うんだ❶ 外出自粛だったらブツ撮りすれば良いと思うんだ❷ とその前に、また脱線して撮影用アクセサリーの補足です。今回は手作り機材の紹介です。 手作りライティング機材の紹介 今回は黒締め用の筒やレフ板、撮影台用の補助台の手作り方法を紹介したいと思います。 まずは黒締め用の筒です。バックペーパーの筒を40cmくらいに切り分けます。貼り付けに使っている紙はラシャ紙です。理由は安いのと薄くて貼りやすいからです。少し反射率が高いので暗くなり過ぎなくて扱いやすいと思います。 貼り付け方法も至ってシンプル。ノリとパーマセルテープで貼り付け完了です。 お次はレフ板。100均に売っているのり付きスチレンボードに先ほどのラシャ紙を貼り付けたら白黒レフ板の完成です。 最後は撮影台が低い時にちょっと高さを上げたい時や、撮影台が明る
そう思っていた時期が私にもありました。実際、初めて買った三脚はヤマダ電機のワゴンに入っていた1000円のセール品(半額セールだったと記憶しています)でした。 しかし本格的に使い始めるとすぐに気づくわけです。 「あ、ダメだこれ」 しかしこの段階でも何万円もする三脚を買おうなんて気持ちはこれっぽっちもありません。 なぜなら当時の私は安月給サラリーマンでしたので三脚に回せる予算なんて無かったからです。レンズも揃っておらず、他にもあれもこれも必要な時期でした。 正直1万円の三脚でもうーんうーんと悩んでいました。結局買ったのはSLIKのPRO400DX(脚のみ)に、同じくSLIKのAF1100Eというグリップ雲台でした。今から10年くらい前だったでしょうか?たしか総額は1万円ちょっとだったと思います。 その三脚を使ってまず驚いたのが、それまで使っていた三脚とは全然違ったことでした。ちょっとの風でもブ
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