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パリ五輪
archivistkyoto.hatenablog.com
この度、2年間、特任准教授としてお世話になった、 東京大学情報学環から、 慶應義塾大学 文学部 人文社会学科 図書館・情報学系 図書館・情報学専攻 准教授(有期) に転籍することになりました*1。 東京大学でのポジションが、寄付講座の年限の関係で当初から2021年10月いっぱいと決まっていたため、みなさんにご心配いただいてました。今回、ご縁あって、早期にではありますが、転籍することになったものです。 もっとも、前所属のみなさまのご厚意で、 東京大学情報学環客員准教授としていただいております*2。 慶應義塾大学では、全学対応の情報教育の初級・中級段階とリテラシー教育・デジタルアーカイブ論の一部を担当します。また、もちろん、図書館・情報学専攻の活動に参加することになります。 なお、同志社大学・専修大学・和歌山大学・東京大学・京都工芸繊維大学に、デジタルアーカイブや博物館情報・メディア論、歴史学
前口上 そりゃ、本郷の住人になれば岩波ホールにも行ってみようと思うわけで、行く以上はこれを見るしかないとなり、映画の性質上、暗闇の中でもメモを取ることになり、そのままでは全く読めないので、整理してたら(しようと思って友人に話したら)ブログで出しとけ、ということになって、そのまま出してます*1。 もいっこあるとすれば、3時間25分+休憩10分という長時間を使ったもとを取りたい、というのもあります*2。 ということで、ネタバレ上等/でも1回見ただけの闇鍋メモなので、以降は、これから情報遮断で映画を見ようと思ってる人、NYPLの確実な情報が欲しいと思ってる人、には不向きです。 また、映画を構造的に見るとかしないし、ワイズマンのもわずかしか見てないし、このために改めて情報を集めるとかしてない*3ので、かなり見当はずれです。ということで突っ込み歓迎。もちろん作法通り「カチン」と反応する場合もあります
わざわざこんなwebの辺境?までおいでいただく方の何割かはすでにご存じかもですが*1、この度、14年間籍をおいた京都府職員を無事に馘首になり、 東京大学大学院 情報学環 特任准教授 として着任しました*2。 寄附講座での2年7ヶ月というごく短い任期ですが、せっかくの機会を活かすべく決断しました*3。 こちらでは、DNP学術電子コンテンツ研究寄付講座に席をおきます。 職務的にはこの講座の活動のうち、「学術電子コンテンツ活用およびデジタルアーカイブ構築に関わる制度基盤整備」あたりを中心にやることになるのかと。 つまりは、広い意味でのアーカイブズを、デジタルや制度からのアプローチで考えていくことになります。そこには文化資源から考えるMLAの課題や人材の話なども絡んでくるでしょう。 また、「長尾構想を僕たちの世代で受け継いでいく」という、たまにいってる本音とも密接につながると思っています*4。 非
普段あまりこういう個人的なことは考えないし、考えてても誰にも言わない。だけど、12月半ばにちょっと思うことがあって、つらつらと書きつけてたのを、少し修正して投稿。 まあむりやりこじつければ、正月が誕生日で一年の宣言的なもの?がしやすい、というのと、節目の年齢を迎えた、というのと、実家でいろいろ感じ入ったことがあった、というのがある。 誰のタメにもならない話だけど、ひとつの個人史として。 僕には家産も家名も家職も、ついでに文化資本もない。 所有できてるのは、 本当にこの肉体と精神だけ*1。 もともと僕の親族は、母方も父方も四国の山間を拠点としていた。 今もその多くが、本当の意味での限界集落に、その当事者として生活している。 両親が、教員・医者・公務員、あるいは、それなりの企業に勤めてる親族がいる、とかが今の僕の周りには多いのだけど、まったくそうではない。 親族それぞれと話をすると、みな個性豊
青土社 ||現代思想:現代思想2018年12月号 特集=図書館の未来 はじめに 心覚えのメモ作ってたら、なんか「出しとこうか」という気になった。 なので、単にメモ並べたものになってる。 実は逆から読んでる。なぜ逆から読んだかはわかる人にはわかる。 そして、このメモでも意図的にオミットしてるものはあります。興味ないというか、その論じ方では意味がない 全体への註釈 個人的にはこのメンバーであっても無意識に/意識して「公立図書館=公共図書館」って言ってるのが気になる。概念の位相が違うよね。法にもそうはなってないよね。それこそ単なる慣習だよね あと、みんなしてNYPLをひいてくるのが面白かった この短時間でみんなよくやるなあ、というのが正直なところ。なんなんだろう… 岡本 p.9:初手に丸山もってくるのは、彼こそ戦後民主主義の子かもしれん、と思わされた。あ、自分で「伝統的」言うとるな あと、理念的
www.arc.ritsumei.ac.jp で、通訳をお願いして30分ほどでしゃべるための原稿。せっかくなので上げときます。 スライド公開されたらリンク張るです(思い出して貼った)。 --------------------------------- 街歩き事業への京都市明細図の活用について “The utilization of Kyoto city maps (Kyoto-shi Meisai-zu) for walk-around project” 【導入】 ディスカッションの前の、本日の最後の報告になりました。みなさん、充実したプレゼンテーションを沢山聞かれて、気持ちも高ぶっていると思いますし、また、お疲れだとも思います。ですので、この報告は気楽に、クールダウンのために聞いていただければと思います。地図資料と街歩きの幸運な出会いの物語です。 【本日の主題】 私がお話しするのは、デ
図書館総合展とは 図書館総合展は、毎年11月初旬に横浜で開催される、図書館と関連施設や関連機能にかかわる、見本市+フォーラムです。 例年、3日間の開催でのべ3万人が参加するという一種の祝祭であります。 関係者ではよく言われますが、コミケみたいなものらしい(古本市とは違うのか?(コミケ未経験者))。 詳しくはこっち。 図書館総合展 | 図書館とともに進める まち・教育・情報の未来 しつこく毎年の記録をつけてるブログはこっち。 cheb.hatenablog.com 僕みたいな、業界どまんなかじゃない、遠い目の関係者が参加してもだいたいこういう感想になる。 #図書館総合展 に来た。ここにいると世界のすべてが図書館でできているように思えてしまうおそろしい集まり。 — 大向 一輝 (@i2k) 2017年11月7日 で、ありがたいことに、この数年、どこかのフォーラムには呼んでいただけるので、いろい
◯前口上 (これ、2016年11月26日にFBにエントリしたもの。本人がまったく覚えてなかった上に、例の文春さんの文庫本提案があっても大きな状況はあまり変わってない感じなので、こちらに転載してメモとしておきます) 〇考える対象 一般社団法人 日本書籍出版協会 文芸書小委員会発 公共図書館館長各位宛 「公共図書館での文芸書の取り扱いについてのお願い」(2016年11月22日) http://toshokanron.jugem.jp/?eid=129 (書協のサイトには載ってないので、薬袋秀樹氏のブログのテキストを掲載) 〇口上 ・例の件について、少し考えるところがあるので昼休みにだーっと打った。めずらしく長文を投稿してみる。 ・あくまで僕の読み方を提示したもの(当たり前)。ただ、何人かの方の感想を拝見したりしてて気がついたことはあります。 ・考えるところはあるんだけど、もちろん結論はない。あ
(どんなとこに住んで、何を着て、なに食ったとしても、手持ちの情報収集ツールと筆記用具はいるでしょ。というかそういう発想に立たすのも高等教育の一環では?(言わんでもだけど3畳の寮に住んでもそういうものは買ったもんなあ。)結局、高等教育なので制度の整備と個人の覚悟の強要は両立しうる)— archivist_kyoto (@archivist_kyoto) 2017年10月24日 今朝なんとなくつぶやいたことの、長い補足 僕はTLの諸氏とはなんかの縁で関わった以上、信頼せざるを得ない、という立場だけど、この数年の経験で、ハグに頼る種類の人間には、どうもテキストのコミュニケーションって難しいらしい(要するに考えている背景に比してテキストでの説明が足りてないらしい)、と感じ入っているので、 今朝の件、ちょっとだけ補足。 まず、大前提として、僕は人類の個々人への情報環境の保障は、社会全体で互いに分担し
前口上 2017年9月9日・10日に京都府立大学等で開催したアーカイブサミット2017 in 京都について、事務局の幹事としてちょっと雑感を書きつけておく。 こういうことしないタイプ(だいたいここも閉店状態)なんですが、江上さんの以下の名エントリーに触発されて、僕の視点で書いとく、ってのも良いかと。 まあ、どうせこのあと報告も書かないといけないし、いつ時間取れるかかわかんないので、サクッと(足らずはご指摘もいただいて、のちのち修正という前提で)。 大雑把なふりかえり このアーカイブサミット、以下のような概要でした。 ● 主催 アーカイブサミット組織委員会 委員長|長尾真 [京都府公立大学法人理事長・元京都大学総長] アーカイブサミット2017 事務局長|吉村和真 [京都精華大学副学長・教授] ● 共催 京都府 / 京都市 / 京都府立大学 / 京都文化力プロジェクト実行委員会 ● 協賛 株
仁淀川河口 公表しとけばなんとかなるんじゃないか、あるいはほかの人にも「これはどうなってるの?」と言ってもらえるんじゃないか、という甘い見通しのもとにいくつか書き付けておく*1。 あきらかに全項目で80点をとることはできないし、そんな性質のものじゃないけど。目標は総合65点で。 答え合わせは2018年1月に。 生活面 体のケア 情けないことに、もう無理は利かない。少しでも頭をクリアにするために、またいざというときに多少の飛躍ができるよう、節制するべきときは節制して、体力を温存する。そのためにもまずはいくつかの数値を人類並みに引き下げること*2。 生活習慣 記録をともかく取ろう。これまでより徹底的に。体調・金銭関係・いろんな活動。見返さないだろうけど、記録を意識すると、ひとつひとつ丁寧に対処するようになるはず。 書架の整理 頭を耕すためと、空間の有効利用のために、なんとしても。なるべく本屋に
2016年度日本図書館研究会研究大会のシンポジウムで振られてしまってしゃべったこと*1 きた。近い 日本図書館研究会公式アカウント twitter.com 当日のハッシュタグ twitter.com 1日目まとめはこちら togetter.com 「右翼席に座っているので、あえて【保守的】に3点申し上げます。 ひとつは、 連携サービス・複合施設と考えた時に、コンテンツでの連携、ということがあらためて図書館側からも提起されて良いように存じました。 施設・組織・機能の連携の課題と実践は、常世田報告でも、塩尻の機能融合や岐阜での意識改革、吹田の未成年対象サービスの一体化というところで論じられました。 しかし、コンテンツという観点があまり感じられませんでした。 従来型のコンテンツ連携ということではMLA連携があります。この点、常世田報告において、生涯学習系の一部ということで簡単に触れられ、他報告で
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