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WWDC24
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冒険的で目を見張るようなローランドの50周年を記念したコンセプトピアノは、サウンド、デザイン、コネクティビティの未来を搭載しています。 ローランドは50年に渡り、楽器とはどうあるべきかを考え続け、その可能性を常に押し拡げてきました。これは、会社のスローガンの1つでもあり、50周年コンセプトピアノのデザインにも通じる「未来をデザインする」という信念そのもの。ピアノを尊重し、ピアノとは何かを考え続け、力強く未来に向かって歩みを進めるこのコンセプトピアノは、ドローン・スピーカーとグローバルなコネクティビティを備え、驚くべきサウンドを実現しています。 2つのコンセプト:宝石と宝石箱コンセプトモデルは時に独創的なもの。ゼウスの頭から誕生したアテナのように、ローランドのエンジニアの創造性を実際の形にしたもので、それは完成することはなく、常に進化しつづける楽器です。コンセプトモデルを創り出すことは、実験
実を言うと、606は他のマシンほどポピュラーではありません。1981年に発売されたTB-303を追う様に発表されたもう一つの銀色の筐体、それがDrumatix TR-606です。 TB-303 ベース・ラインとTR-606リズム・マシン。 それぞれトップ・パネルは同じ形状のツマミやボタンがレイアウトされ、このコンビネーションは次世代にやってくる「Drum’n’Bass」の先駆けとも言えます。TR-606は、その後主流となるコンパクト・リズムマシンの草分け的存在なのですが、当時、世界はまだこのマシンを受け入れる準備ができていませんでした。少なくとも、最初は誰にも理解されぬまま時代は進んでいきます。 シルバー・ブラザーズ銀色のボディーが似ているので、606は遠目に見ると303と見間違うほどです。 ローランドは、この2つの兄弟マシンが一緒に使われることを最初から意図してこういった設計としました。
シンセサイザーの世界を神話に例えるなら、そこには実にさまざまな種類の神々が存在しています。そして、その頂点に君臨してきたのがローランドのJUPITER――キング・オブ・ポリシンセ――と言っても過言ではありません。初代モデルが発売されてから44年の間、JUPITERは「最先端」の代名詞的存在であり続け、次々と象徴的なモデルが投入されては各時代で音楽の可能性を推し広げ、音楽や文化にも深い爪痕を残してきました。ここでは、ローランド創成期のエンジニアの解説を交えながら、JUPITERシリーズでも特に注目すべきモデルをいくつか紹介します。 JUPITER-4: すべての始まり 1970年代前半がモノフォニック・アナログ・シンセサイザーの時代だとすれば、後半はポリフォニック一色の時代と言えるでしょう。1972年の創業から間もない1974年に、ローランドは初のポリフォニック・シンセサイザーであるJP-4
日本の音楽シーンに深く根差したローファイ・サウンドとその美学。日本のビートシーンにおけるキーパーソンたちが織り成す、魅力あふれるサブカルチャーを掘り下げます。 「ローファイ・ビートで・・・」というトレンドは日本と強く結びついています。YouTubeやSpotifyには、スタジオジブリ風ビジュアルのローファイ・チャンネルやプレイリストがいくつも存在し、「勉強に集中」あるいは「リラックス」など、リスナーの場面に合わせて広く楽しまれています。インターネット上で生まれたこういった最新の流行に対し、数十年前からのローファイ・サウンド・ファンの中には異論を唱える人もいるかもしれません。ローファイ・サウンドが広く一般化していくことで、本来の音楽性のコアな部分が希薄になり、矮小化されたと感じている人も多いでしょう。しかしこれは一方で、若い世代の人たちがこのサウンドを知るきっかけになっている、という見方もで
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