こんな話を聞けば、びっくりするのも当然。でもこれ、ほんとうなのです。この毒は「反栄養素」と呼ばれています。これがいまも腸を傷つけ、炎症を引きおこしている。 それだけではないのです。反栄養素によって腸が傷つくと、未消化の食べ物のかけらや腸内毒素、細菌などが体内に入りこみ、身体の奥でも炎症を生じます。アレルギー反応も起きる。 このプロセスがアトピーの重症化と難治化に深くかかわっていることは、このブログで何度も説明しているとおりです。 アトピーに悪い食べ物――反栄養素を含む食べ物をなにも知らずパクパクと食べているうち、もともと弱っている腸がますます破壊されていく、体内の炎症レベルあがっていく、という悪循環におちいっているのです。