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パリ五輪
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この本は、残念ながら日本の教育界には大きなインパクトを及ぼさないだろう。理由はシンプルで、著者二人の「見晴らし」が、日本で教育に携わるほとんどの人と次元が違いすぎるからだ。どれほど噛み砕いて語っても伝わらないほどに。 でも、だからこそ敢えてこのブログに書きたい。僕ほどこの本を必要としていた人間は少ないだろうし、僕や道塾に関わったり、その活動に興味を持つ人であれば本書の価値を理解できると思うからだ。 この本は「オープンエデュケーション」という概念を中心に、インターネットとIT技術を通じた「千年に一度」の世界的な教育革命について語られている。(梅田氏の)結論は、日本人にとってのオープンエデュケーションは「日本から世界に出ていくために活用できるとてつもなく素晴らしい道具だ、ピリオド」であり、だから優秀な日本の若者は、(留学して)「英語で学ぶ」ために、(日本では)この道具を使って「英語を学べ」とい
ブログを書いていないのは怠慢のせいだ。 が、この数カ月はそれだけじゃなく、目の前により優先すべきことがあったのも事実だ。文章を書く作業は結構な時間と意識のリソースを消費するから、それなりの目的がないと続けるのは難しい。道塾の「塾報」で週1回、数百字の文章を書いているのを除けば、今年はほとんど文章らしい文章を書いていない。ひたすら文章を書いていた去年とは雲泥の差だ。 振り返るとこの数カ月はインプットの時期だったのだと思う。数カ月前の自分の文章を読むだけでも過去の自分の浅はかさに愕然とする。道塾の塾生は素晴らしいスピードで成長していると思うけれど、正直言って僕もそれに負けないスピードで成長していると感じる。あと数カ月すれば27歳になる男がそこまで言える環境に身を置けている幸福に感謝せずにはいられない。 つい数時間前、昨年の明治大学の学園祭実行委員長だったTから久しぶりに電話があった。携帯に「大
Hope is a good thing, maybe the best of things, and no good thing ever dies. 溜まってた800ほどのRSSを消化中に突然これを書きたいと思ったので、たまには衝動的に。 会社を創業してからの日常は、ぜんぜん意識していなかったけれどじつは勝負・勝負の連続で、ブラックジャックのテーブルの上のチップとは比較にならぬ金額が、自分の判断の一つ一つによって、ちょっとしたことの成功と失敗の違いによって、出て行ったり入ってきたりするものなのだということが、ブラックジャックをやり始めてまもなく、鮮やかに身体でわかってしまったからである。 それ以来、ラスベガスやタホに行っても、ブラックジャックのテーブルに坐ることはなくなった。 「ものぐさ」さんの『人は結局自分の人生を生きなければならない。あくまで生きるというのは自分自身の主観的な行為で
Hope is a good thing, maybe the best of things, and no good thing ever dies. 「希望」は現代日本のメイントピックで、最近も池田信夫blog「希望を捨てる勇気」や、Zopeジャンキー日記「希望を捨てたら、もっと不幸になる」なんかで、ちょっとした盛り上がりを見せている。よく扱われるものだが、その論調は少しずつ変わってきている。 この現状に対して、僕は論理的ではないので、ごく私的な意志表明をここに記そうと思う。これは、『希望なき国に生まれて(1)』の続き。 拝啓 若者へ 僕が通っていた私立中学を逃げるように辞めたのは12年前。高校を辞めて「退屈だ」と言っていたのは8年前。小説家という夢を諦めて自暴自棄になっていたのは、2年前だ。わずか2年で、僕は何もないクソ学生から、新聞に出たり、テレビに取り上げられたりするようにもなっ
Hope is a good thing, maybe the best of things, and no good thing ever dies. 早稲田の合格発表も終わり、合格の報告をもらった。と同時に、倍率を考えれば当然のことだが、不合格の報告もその分だけもらった。 100%の結果ではない塾の結果を手放しで喜べはしない。努力が報われるのも、報われないのも、紙一重なんだなと改めて感じる。「運」に支配される僕らの人生の危うさをつくづく思い知らされる。 それでも。 狭き門をくぐりぬけた彼らに祝福の言葉を送ることができたのは、とにかくよかった。そして、今回はうまくいかなかった彼らにも、未来はあると僕は信じている。 この映像を見てほしい。米スタンフォード大学卒業式での、アップル創業者Steve Jobsによるスピーチだ。大学に入学する人はもちろん、もう1年かけて大学を目指す人も、そして既に
Hope is a good thing, maybe the best of things, and no good thing ever dies. 唯一出席している大学の授業、自己表現論(後期は「国際協力と社会貢献」)。毎年恒例な気もするが、今年も成人式明けの授業で原さんから「大人になる」とはどういうことだろう、という問いかけがあった。 このセリフは至る所で聞く。僕らの世代なら、スラムダンクの中で小暮くん(メガネ君)が言う「大人になれよ… 三井……!!」というセリフは誰もが思い浮かべられるだろう。そう、グレた三井寿が体育館に殴り込みにくるシーンだ。先を読み進む前に、よかったらあなたも自分なりに結論を考えてみてほしい。「大人になる」とはなにか。 授業を受けている学生からはさまざまな意見が出た。「人を裁かないこと」「自分の行動に責任をもつこと」「他人に責任を持つこと、子どもに夢を与えられ
Hope is a good thing, maybe the best of things, and no good thing ever dies. このブログを書き始めた時にこう書いた。 2008年1月9日をもって、人生の第一幕を終えたかなという気持ちでいます。つまり2008年1月10日である今日が、第二幕の幕開けということ。 「2008年を迎えて」 以前の塾を畳んで「社会的引きこもり」をしている間に三十歳になりました。いろんなことがあったな。とにかく、幸か不幸か、「死にごもり」することなくこうやって戻ってくることができました。前の塾をはじめてから、今日でちょうど七年。畳んでからは、ちょうど一年。さて、今日から、僕の人生の第三幕をスタートさせようと思います。その舞台となるのは、Crazy Learners。 詳しいことは読んでもらえれば、だいたい分かってもらえると思う。でも、いつも通
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