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スズキトモユ サイト:アキヤマニヤ ■バックナンバー 【キーワード:メイド】 ・森薫インタビュー第1回 ・森薫インタビュー第2回 ・森薫インタビュー第3回 ・森薫インタビュー第4回 ・森薫インタビュー第5回 ・メイド総括 【キーワード:非モテ】 ・花沢健吾インタビュー第1回 ・花沢健吾インタビュー第2回 ・花沢健吾インタビュー第3回 ・花沢健吾インタビュー第4回 ・非モテ総括 【キーワード:純愛】 ・きらたかしインタビュー第1回 ・きらたかしインタビュー第2回 ・きらたかしインタビュー第3回 ・きらたかしインタビュー第4回 ・純愛総括
【遅れてきた恋愛】 ――『電波男』の前の『電車男』しかり、十代くらいで経験していてもおかしくない恋愛体験を10年ぐらい上に持ち越してしまってるというのがあります。『ルサンチマン』しかり、『ボーイズ・オン・ザ・ラン』しかり、花沢さんの作品は、そのような状況について描いていると思うのですが。 花沢:ずっと描き続けるかどうかは、自分自身の変化によると思いますが、わりとその、自分自身の十代はどん底、暗ーい人生だったんです。高校時代、共学だったんですが、卒業するまでに女子と喋った時間が合計3分くらい、そんな状況だったので……。 ――クラスでもやっぱり……。 花沢:そうですね、最下層の……いるけど存在しない人間ですね……。そういう人間でいたんで……10年ぐらい時間のズレというのは、ぼく自身がほんとにそういう状態だからです。 ――『ルサンチマン』のアンリアルで学園編もあったんですが、現実パート、印刷所の
【漫画家を志したキッカケ】 ――漫画家を志されたのは? 花沢:けっこう早いです。まだ小学校の時、高学年ぐらいからぼちぼちなりたいな、ってのは思ってました。当時、ぼくはバリバリジャンプ世代で……。 ――その頃の少年ジャンプって、なに連載してました? 花沢:やっぱり『キン肉マン』、『北斗の拳』……。『Dr.スランプ』も終わりに近くて、『ドラゴンボール』が始まったくらいでしょうか。いちばん好きだったのは『ハイスクール奇面組』でした。雑誌は買わない派の人間だったので、ジャンプは友達から見せてもらったりして、単行本では『ハイスクール奇面組』だけを買ってました。 ――中学高校と、ずっと漫画家になろうと? 花沢:それもひそかに考えていただけで、当然人に言えるような、投稿するようなレベルでもなかった。家でイラストをただ闇雲に描いてる感じですね。兄貴がいるんですよ、兄貴がすごく漫画家になりたい人間で、ものす
本格メイド原理主義者だから『エマ』のような作品を描いていると思っていた森さんは、予想外にリベラルなメイド観の持ち主だったわけです。 考えてみれば、たしかに現代日本のメイド喫茶はべつに英国から輸入され、発展したものではありません。 秋葉原におけるメイド喫茶・コスプレ喫茶の歴史によれば、その始まりは東京キャラクターショー1998にブロッコリーが出展した「Piaキャロットブース」にあるそうです。 バイト先のウェイトレスと仲良くなることを目的とした恋愛アドベンチャー/シミュレーションゲームである『Piaキャロットへようこそ!!』の舞台となるファミレス「Piaキャロット」を模した施設をブース内に設置し、ゲームと同じ制服を着たコンパニオンがお客さんを出迎えるというコンセプトのもので、ゲーム内の「Piaキャロット」を現実に作ってしまうという試みは驚きと賞賛をもって迎えられたそうです。 その後、ブロッコリ
【メイド喫茶について】 ――森さんはメイド喫茶に行かれたことは? 森:いちど行ける限りのメイド喫茶を巡ってみようと思って、秋葉原、新宿……片っ端からメイド喫茶をリストアップしてみたんですが、『エマ』連載中は体力が残ってなくて。結局行かずじまいでした。 ――メイド喫茶についてどう思われますか? 森:現代のメイド喫茶って、万国博覧会の日本茶屋*みたいな、銀座のカフェの女給さんとか、珍しいから見に行きたい、とかそういう類のものではないかと思うんです。メイドって話に聞くけど、どういうものなの? とか、単純に面白いことやってそうだから見に行くとか、暇つぶし的な意味合いが大きいんじゃないかな。 ――ちなみに、森さんはメイド服をお持ちですか? 森:持ってますよ。コスパ*の著者分としてもらいました。 ――御自身で着られたんですか? 森:着てないです。着せましたけど。自分が着ても面白くないですよ。人に着せて
【『エマ』のできるまで】 ――昔から漫画家を志されていたんですか? 森:絵については物心ついた頃から描いていたんです。チラシの裏レベルですけど。ただ、物語が作れないのとコマが割れないので、漫画家になれるとは考えてませんでした。 ――同人を始めたきっかけは? 森:高校に入って、同人がどういうものなのかを知りました。友達と一緒にイベントにも何回か出たことがあるんですが、アニパロの雰囲気にはちょっと馴染めないな、と思って。 ――その後、本格的な同人活動に入られるわけですね。 森:なぜかコミティア*出身作家に思われがちなんですけど、デビュー以前でコミティアに参加したのは、ほんの1回、2回だけなんです。その前はコスチュームカフェ*という制服系同人誌即売会を中心に活動をしていました。いろんな制服が出ていて、とても楽しかったですよ。 * コミティア:オリジナル作品限定の創作同人誌即売会。 * コスチュー
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