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中東情勢
blog.goo.ne.jp/19mita29
写真付きで日記や趣味を書くならgooブログ 読書会に参加しているので、読んだ本の事を書いていきたいと思います。 タイトルに「テロリスト」と書いてあるので、驚くかも知れないが、内容は「ファシスト」を自称する外山恒一による、新左翼の運動から、右翼、左翼を含む現在までの反体制運動史を、自身の活動歴と合わせて語ったものである。 私は一九四九年生まれであるが、一九七〇年生まれの著者に教えられることが多かった。全共闘運動についても、よく捉えられている。自身が経験していないのに、ここまで理解されているのは驚きである。 外山恒一はもともと、左翼だったのだが、左翼の運動がPC的になっていったことに反発している。PCとは「ポリティカル・コレクトネス」ということだが、「反差別」、「言葉狩り」のことである。この「反差別」運動は、一九七〇年頃に、津村喬による『われらの内なる差別』(三一新書)という本が出たことも大き
写真付きで日記や趣味を書くならgooブログ 読書会に参加しているので、読んだ本の事を書いていきたいと思います。 川上弘美『真鶴』 松山愼介 『真鶴』が出版されたのは二〇〇六年である。川上弘美は二〇〇九年四月に離婚している。その後、自分が所属している俳誌『澤』を主宰している小澤實(一九五六年生れ)という俳人と再婚したらしい。二〇一二年頃か?八上桐子という神戸新聞の川柳欄の選者が自身の実名のブログに書いている。 『真鶴』は失踪した夫を求めて、東京と真鶴を往還する女の物語である。《この電車は、真鶴と東京を結ぶいれものだ。わたしのからだを、まぼろしからうつしよへ、またはんたいに、今生から多生へはこんでくる、いれものだ》と書いている。ここで《今生》と《多生》を強調するために、他の部分はひらがなが多く使われている。この語法は川上弘美の特徴らしい。残された夫の日記には《21:0
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