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都知事選
blog.goo.ne.jp/blue77341
ホピ・インディアンの思想を中心に、宗教・心理・超心理・民俗・精神世界あれこれ探索しています。ご訪問ありがとうございます。 長崎で、原爆に被爆なさり、夫人を亡くされ、ご自分も被爆により43才で世を去られた長崎医大の医師、 永井隆さんが、二児に残された遺言です。 63年の時をこえて、肉声が伝わってくるように思います。 *** いとし子よ。 あの日イチビの実を皿に盛って、母の姿を待ちわびていた誠一(まこと)よ、かやのよ、 お母さんはロザリオの鎖ひとつをこの世にとどめて、ついにこの世から姿を消してしまった。 そなたたちの寄りすがりたい母を奪い去ったものはなんであるか。 原子爆弾。いいえ、それは原子の塊である。 そなたたちの母を殺すために原子が浦上にやってきたわけではない。 そなたたちの母を、あの優しかった母を殺したのは、戦争である。 戦争が長引くうちには、はじめ戦争をやりだしたときの名分なんかどこ
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