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都知事選
blog.goo.ne.jp/chandos
(原題:ANATOMIE D'UNE CHUTE)設定に無理がある。裁判のシーンが劇中でかなりの時間をかけて描かれているのだが、よく考えると、この法廷劇自体が噴飯物なのである。裁判所でのやり取りに重きを置きたいのならば、それ相応の段取りを整えなければならない。ところが本作はそのあたりが“底抜け”と言わざるを得ない。第76回カンヌ国際映画祭での大賞受賞作ながら、有名アワードを獲得した作品が良い映画とは限らないことを改めて実感した。 フランス南東部の人里離れた雪山(ロケ地はオーヴェルニュ=ローヌ=アルプ地域圏)の山荘で、目が不自由な11年の少年が愛犬との散歩中、血を流して倒れていた父親を“発見”する。父親はすでに息絶えており、当初は転落死と思われたが不審な点も多く、夫婦仲がイマイチだったことが明らかになり、妻である有名作家のサンドラに嫌疑が掛かる。やがて彼女は逮捕起訴され、裁判がおこなわれる。
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