サクサク読めて、アプリ限定の機能も多数!
トップへ戻る
買ってよかったもの
blog.goo.ne.jp/du-rhum
※注:今回は原作ファンとしての感想。 この映画が大好きな方はスルーされた方がいいかも。 あれはたしか小学5年の頃。 ちょっとミステリアスな転校生が ぼくらのクラスにやってきた。 友だちと遊びに行ったその子の家の応接間で 彼女が見せてくれたのは 緑色のりんごが描かれたビートルズのドーナツ盤、 そしてP.L.トラヴァースの「とびらをあけるメアリー・ポピンズ」だった。 そのカヴァーの絵は、 それまでにぼくが読んできた童話のそれとはまったく異なっていた。 いや、絵だけではない。 その中身もほかのメルヘン、ファンタジーとは似ても似つかぬものだった。 主人公のポピンズはしつけに厳しい家庭教師。 そんな彼女が魔法の世界に子どもたちをいざなう。 と、ここまでだったら、それまでにもよくあったであろう話。 ところが、このポピンズ、現実の世界に戻ってきたら全てはなかったかのように、 冒険の興奮の余韻に浸る子ども
このページを最初にブックマークしてみませんか?
『ラムの大通り』の新着エントリーを見る
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く