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中東情勢
blog.goo.ne.jp/ishihana427
?銀化している古代ガラス 今日の話題はガラスの銀化現象です。 最初の写真はアフガニスタン人から購入したローマングラスです。 1000年以上土の中に埋まっていたガラスの欠片です。青と銀が混ざった玉虫色のような発色をしています。構造色といわれる発色です。 ガラスの銀化現象はソーダ石灰ガラスが地下に埋もれている間に脱アルカリ化され、その劣化による薄いガラス膜の多層膜干渉の結果、美しい玉虫色に見えるのです。 ?古代ガラス(涙壺) 次の写真は涙壺と思われる古代ガラスです。 薄い銀化現象が起きています。ローマングラスは欠片のものが多いので、このような完全体は貴重です。 ガラスは古いものでも、古いならではの味があります。それは骨董的な渋みだけではなく、銀化現象という美しく煌めく変化も起こすのです。 ?銀化した愛知トマトの瓶 最後の写真は愛知トマトの刻印があるトマトケチャップの瓶の底の写真です。 愛知トマ
ある本を読んだ事がきっかけで、かつて名古屋にあった大型書店の事を懐かしく思い出しました。今日はその大型書店「マナハウス」の思い出の事を少し書きます。 そのマナハウスは栄にありました。私は2001年から2010年までの10年間、名古屋に住んでいたのですが、最初の5年間は栄に住み、職場も栄にあったので、本好きの私にとっては、そこは行きつけの本屋でした。会社の昼休みや自宅に帰る途中や休日の時にも、しょっちゅう入り浸っておりました。 そのマナハウスは旧山一證券のビルをまるごと本屋に改装した大型店で、ダイテックというソフト開発会社の社長さん(この社長、「堀美術館」という私設美術館もやっております。)が道楽で始めたような店なのでした。地下にはブルーノート名古屋があり、1F~4Fには東海圏最大規模の書店があり、CD・DVDの販売もやっておりました。その上層階には熱帯植物ガーデンやレストランバーもあり、私
今日は「丸い石4」です。ひとつ前の「丸い石3」から続きます。 世の中には丸い石はたくさんあるとは思いますが、「丸い石」の話題では忘れられないひとつの丸い石があります。 私がその丸い石の存在を知ったのは、十数年前、通っていた病院の待合室に置いてあった雑誌「サライ」を読んでいる時だったと思います。その「サライ」の特集のひとつが陶芸家 河井寛次郎だったのです。その中に興味深い「丸い石」の写真が載っておりました。その写真のお陰で京都にある河井寛次郎記念館(自らの設計による自宅)の存在も知りました。 その丸い石はそこの中庭にあります。民藝運動の柳宗光が新築祝いに燈籠を贈ると言った時に、「安来(島根県出身)の丸い石が欲しい。」と言ったそうで、その石は河井寛次郎記念館のホームページのプロフィール(http://www.kanjiro.jp/profile/)で見る事ができます。 それは石工が造った加工品
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