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猫
blog.goo.ne.jp/kyorosukeke
資本流入のみで生計を立てるのであれば5000万程度あれば十分暮らしていける。少なくとも今の状態の市場においてはそれが言えると思う。 端的に、安定したビジネス基盤をもった低PBR,低PER銘柄を多数ポートフォリオに配置すれば、ルックスルー利益(税引後営業利益)で500万程度は行ける。資本の評価基準(PBR)が低くても、例えばPBR0.5倍であったとしても、ポートフォリオの価値は1年間で250万上昇する(PBR一定を条件として)。勿論、利益は常に変動するけど、分散効果で個別企業の変動は均される。景気の波には逆らえないけど、資本は利益を生む事が宿命なので、長期的にはやっぱりある程度の収入がはいる構造になる。 今、私は無職でのんべんだらりと構えているが、どうにもこうにも資本だけでは食っていけない。ようするに、資本を切り崩している状態。私の資本額は生活を支えるには程遠い。 かたや、5000万程度の資
私が個別企業の分析を乗せないのは素人には企業査定は不可能だと思うから。だからなかば放棄してしまっている。 やろうと思えば出来ると思う。財務諸表をひっくり返して有価証券報告書を読みあさりIRに電話して情報を収集し、業界に勤めている知合いに聞き込みを行う事は可能だろうし、バリュー投資家の方々でやっている方は結構いる。時間が許せば、理論的にまとめれば週刊誌の記事並に色々書く事も出来るだろう。でも、その精度は求めるゴールに対して本当に高いのだろうか?私は高いようには思えない。 精度が高いとは何を意味するか。例えば、精度を測る尺度として企業利益を使う事が出来る。そして、それは通常、資産に対して数%だ。競合との差はさらに小さい。その数%の利益は、売上と原価と言う絶妙のバランスの上に成り立っている。販売数量が1%落ちれば利益はその数倍落ちる。販売価格が1%落ちれば下手をすれば十数倍の下落になる。そして売
やっぱ投資は二桁超えてこないと話にならないね。10%以下の投資なんて正直、何の魅力も感じない。この環境だからこそ言える事なのかもしれないけどさ。さてさて、直接利益と複利の関係、と言うか複利なんてそんな簡単にできるわけではないってのを最近しみじみ感じている。 複利をするには再投資する対象をリーズナブルな価格で買う必要がある。一回投資をして、そこから得られるリターンを再投資しなければならない。で、投資->刈取->再投資のスパンってのは通常数年かかる。特にファンダメンタル投資x長期投資なんて行うと長いと5年とか10年とかかかってくる。その間に投資対象の値段はどんどん変わってくる。 同じ投資先に再投資はできないと考えたほうがいい。一回きりのいい値段で買取って、そこからのリターンは直利にしかならない事を心得るべし。刈取った金をどこに突っ込むかはまた別問題。株を再投資すれば勝手に複利にはなる。銀行への
自分のポートフォリオが一体どういう構造になっているのか良く分かっていなかったので、ポートフォリオを財務面から視覚化し、時系列的に色々確認できるようにしてみようと思う。と言う事でちょっと作ってみた。 個別銘柄に関しては企業名を伏せさせて頂きます。一般的な低PBR,高ROE銘柄です。出来るだけ分散を心がけて17社程度に投資しています。ムラがあるのでちょっと微妙な分散ですけどね。因みにポートフォリオの狙いは二つ、低PBR自体の浮揚効果と高ROEによる資本の増殖です。仮にPBRが一定であっても、利益(資本蓄積分)がそのまま株価に反映されるので、ルックスルー利益をそのままキャピタルゲインに直結、みたいな。 うーん、一般企業の財務内容とあんまり変わらない会社モドキが出来上がりますね。それにしても1000万の投資額で6000万近くの生産資本を囲えている事は興味深いと言うか、リスキーと言うか…。
成長性は重視しない方が無難。それよりも現在の割安性とビジネスの安定性を考えるべき。成長を想定するとしても、現在の成長率*1.5~2.5倍程度の規模が成長の限界だと考えた方が良い。(成長率100%なら2.5倍~3.5倍程度の売上成長で打ち止め) 成長率は遁減する。3年で3割から5割程度落ちる。この事を加味しても割安だと判断できる場合のみ投資するべき。ベースは割安性(低PBR,高ROE->低PER)が必ず必要。どんなに高い成長率を持っている株でも、PER15倍以下でなければ基本買わない方が無難(年率20%程度の成長を目指す場合)。因みに年率20%のリターンを目指す事を前提とするなら、上記のグラフを参照。PER5倍水準の割安性までに到達する期間を、PER及び成長率毎に表示している。 後、基本的に利益を持ってウリ逃げは出来ないと考えた方が良い。成長率の高い銘柄は通常、高PBRが付随してくるのでこれ
2001年時点でPER1倍以上だった銘柄を紫色、PBR1倍以下且つ、その後の資本成長率が50%の銘柄を赤色、100%以下を青色でプロットした。サンプル1300銘柄中、赤色は155銘柄。全体からみれば赤色は1割程度だが、見ての通り、時価総額の上昇率が他に比べて半端ない。例えば、実数値として下記の様なデータが取れる。 時価総額が500%以上上がった企業は全体で9銘柄あり、その内5銘柄は低PBR&高資本蓄積銘柄だった。実に過半数を占める。 時価総額200%以上に占める割合も63銘柄中31銘柄が低PBR&高資本蓄積銘柄であり、これも約半数を占める。 また、低PBR&高資本蓄積銘柄のうち、2割が時価総額3倍超となった半面、それ以外の銘柄のそれは5%にとどまる。 さらに、時価総額の成長率が0%以下だった銘柄は全体では52%を超えたものの、低PBR&高資本蓄積銘柄は14%にとどまった。 スクリーニングに
前のエントリーに続いてもう一つ。バフェットは本当に投資上手なのだろうか…?それを補足する上で一つ良いサンプルがあるのを思い出した。何かの本で読んだのだが、下記の記事がそれだ。 ある経営者(以下、彼)がバークシャ―に身売りをする交渉に行った。 交渉は和やかにスタートした。話を進める中、バフェットは彼にこう言った。 バ:「買収価格は利益の10倍位が相場ですよ。」 彼:「なるほど、良い値ですね。」 バ:「じゃあ10倍で!交渉は成立です!」 彼:「え、ちょっとまった!」 バ:「良いって言ったじゃないですか、もう1セントも値上げさせませんよ!」 本題に入る。利益の10倍ってどうよ?PERで言ったらPER10倍だよね。これ、安いの?安いけど、直利ベースで10%が良い所じゃないか?そんなに成長性(+収益性)があるビジネスでもない限り、この値段で買ってバークシャ―の途方もない利回りを達成できるとは考えにく
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