1/8(日)と1/9(月)の二日間にわたり開催された王将戦第1局。 その大盤解説会に両日参加してきた。 そこでプロの解説で得た知識、私自身が考えた変化をここで還元したいと思う。 振り駒の結果、久保利明王将の後手番となりゴキゲン中飛車を採用された。 先手番佐藤康光挑戦者の初手が▲7六歩であり、2手目△3二飛という選択肢もあったと思うが、 そこは相手が佐藤流△4二銀の創始者であり採用し難いだろう。 ところで、王将戦は1、3、5局が静岡県で行われる。 並行して行われる棋王戦の第3局も静岡県開催が決まっている為、第1局の振り駒の結果によっては 静岡開催は全てゴキゲン中飛車となる可能性がある。 そうなれば面白いが、佐藤康光挑戦者が3手目▲6六歩を採用するかに懸かっているだろう。 さて、第1局は佐藤康光挑戦者が超速▲3七銀急戦で対抗した。 ゴキゲン中飛車には様々な超速対策がある中で、 久保利明王将はつ