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中東情勢
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「オレ、この間、あのコとイチャイチャしてさー」 「エッチの寸前までいったんだけど、ジャマが入ってよー」 「彼女を支えられるのはオレしかいないから、ついててあげなくちゃ」 男同士の他愛もない会話。「オマエら付き合ってんだ?」と聞くと決まってこう言う事が多い。 「ううん。でも微妙な関係なんだ」 こんな会話を男子はけっこうやっている。端から見るとイタいし、何より中身のない会話だ。ジャド・アパトウ軍団でも一番非常識で下品なギャグをやるデヴィッド・ゴードン・グリーン監督だが、本作ではブロマンス映画特有の会話の面白さをオミットし、リアルな男の滑稽さを描き出す。自分のダメっぷりを直視できない男たちの行程はどこへ向かうのかわからないテンションをふつふつと秘めていて、面白い。グリーンは本作でベルリン映画祭監督賞に輝いた。 アパトウ軍団ではサブを務めてきたポール・ラッドがその実力を発揮している。スティーヴ・カ
1947年、兵役を終えたジャックはスターダムを夢見てハリウッドへ上京する。しかし顔は良くても演技センスはゼロ。ろくろく端役も得られず、たまたま知り合った紳士アーニー(洒脱なディラン・マクダーモット)の紹介でガソリンスタンドに働き口を得る。ところがそこは顧客に“夢”を売る男娼の斡旋所で…。 Netflixと大型契約を結んだライアン・マーフィーの最新作は戦後間もないハリウッドが舞台だ。胸躍るオープニングタイトルに映画を愛する若者達のサクセスストーリーかと思いきや、当時のハリウッドにおけるアンダーグラウンド・ゲイカルチャーを描いている所にらしさがある。エイズに侵され、晩年になってゲイをカミングアウトした俳優ロック・ハドソンも主要人物として登場し、ハリウッドによる搾取構造の実態が暴かれる様はさながら『ジュディ』ならぬ『ロック・ハドソン』だ。他にもハリウッドにおける最初のアジア系女優といわれながら、
当初、シーズン5がファイナルと目されていたが、2021年OA予定(コロナショックで延期は必至だろう)のシーズン6で完結する事が公式にアナウンスされた。アメリカTVドラマ史に残る傑作『ブレイキング・バッド』の前日譚としてスタートした本シリーズはオリジナルとは趣を異にしながら、大きく弧を描くようにアルバカーキ・サーガへのミッシングリンクを埋め、ついに今シーズンで『ブレイキング・バッド』へと結実する最終章の幕を開けた。 前シーズンのラストで兄チャックの呪縛を振り切ったジミーは屋号を「ソウル・グッドマン」に改名する。これまで培ってきたコネクションを活用して犯罪者専門に業態を変えるが、綱渡りっぷりは健在だ。治安の悪い地域で携帯電話を在庫処分する傍ら、弁護費用50パーセントOFFのキャンペーンを展開。そうこうしているうちにまたカルテルからお声がかかった。今度は下っ端じゃない。サラマンカファミリーの代理
2015年は世界的にウーマンリヴ映画が同時発生した年として記憶されることになるかも知れない。カンヌ映画祭で好評を博し“トルコ版「ヴァージン・スーサイズ」”と評された本作はその実、名画座で上映するなら「マッドマックス/怒りのデス・ロード」とカップリングしたくなること請け合いのパワフルな反骨心に満ちた映画だ。ジョージ・ミラー御大と新鋭女流監督デニズ・ガムゼ・エルギュヴェンの予想外の邂逅を目撃する事は映画史の小さなうねりに目を凝らし続ける事の楽しみである。 舞台はトルコ。10数年前に両親を亡くし、独身の叔父と祖母の暮らす家に引き取られた五人姉妹は同級生の男子と遊んでいた所をご近所さんに目撃され“ふしだら”と告げ口されてしまう。年頃の娘が男の子と遊ぶのはもっての外。ましてや生娘のまま、親同士の取り決めで嫁に送り出すのが習わしだ。激昂した叔父は家の周囲を鉄柵で囲み、彼女らに花嫁修業を強いていく。 自
1『ストレンジャー・シングス 未知の世界』 監督 マット&ロス・ダファー兄弟 2『父を探して』 監督 アレ・アブレウ 3『裸足の季節』 監督 デニズ・ガムゼ・エルギュベン 4『最後の追跡』 監督 デヴィッド・マッケンジー 5『アメリカン・スリープオーバー』 監督 デヴィッド・ロバート・ミッチェル 6『彷徨える河』 監督 シーロ・ゲーラ 7『この世界の片隅に』 監督 片渕須直 8『ハドソン川の奇跡』 監督 クリント・イーストウッド 9『10クローバーフィールド・レーン』 監督 ダン・トラクテンバーグ 10『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』 監督 ギャレス・エドワーズ 2016年が終った。 毎年「今年は全然見なかった」と言っているが、今年はこの15年で最少の84本しか見なかった。年間100本を目標にしている人間からするととても少なく感じるが、一方で海外ドラマを物凄くたくさん見た。数
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