(夕日を見る会中止の日の雑賀崎灯台) 本日、中国人船長の釈放のニュースが流れました。 この件に関して、私は、財務金融委員会の理事であり、民主党の常任幹事ですが、外交部門会議には所属していないため、正確な情報を持っていません。 日露戦争後の「日比谷焼き討ち事件」でも判るように、政府と国民の間に情報格差があれば、簡単に政府を批判するわけにもいきません。 しかし、現時点ではマスコミ報道だけで判断して、意見を述べます。 まず、那覇地検が一度は「拘置延長」をした上、現職の所管大臣が「公務執行妨害であることの明白な証拠であるビデオの存在」に言及していた中での、突然の「処分保留・釈放」の決定は唐突です。 しかも、外交安全保障上、重要な決定に関して、「検察庁那覇地検」の判断にすべてをゆだねるとの官房長官の発言は、あまりにも無責任です。 私の25年間の経験からして、このような重要な案件を官僚だけで、判断する