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中東情勢
blog.goo.ne.jp/weekend-strummer
主に海外で稲作に関する仕事に従事しております。 稲を食害する動物はネズミやスズメなどいろいろおりますが、国や地域によってかなり特徴があります。私が今まで経験した害獣で一番厄介だったのはカバでした。 25年ほど前、ケニヤのビクトリア湖付近で稲作農家と一緒に仕事をしていた頃の話です。 まだ暗い明け方に雨が降ると、きまってビクトリア湖から排水路をさかのぼってカバが水田に侵入するんです。で、出穂間近の、つまりもうすぐ穂が出て開花する時期の稲を地際からごっそり食害して行く。食うだけ食って日が出るころには湖に帰ってしまうので、村から離れて街に住んでいた私は、その現場を実は目撃したことはありません。日が高くなってから田んぼにノンビリ来てみると、昨日まで青々と茂っていた稲が、まるで収穫したかのようにきれいになくなっていてビックリ。でも切り口は鎌で刈ったような直線的なものではないので、すぐに「カバによる食害
ケニヤでのお気に入りの炭酸飲料水です。 有名なコカコーラ・ボトラーズ社が製造・販売している商品でありますが、日本では販売していないようです。日本だけでなく、今まで訪問した他の国々でもお目にかかったことはなく、私はケニヤでしか飲んだことがありません。 以前はシュウェップス社からも同名の商品が発売されておりましたが、最近は見かけません。シュウェップスのビターレモンは壜が小さくて飲み応えがなく、また苦味が弱い割には薬っぽい後味が強かったので、あまり好きではありませんでした。ビターレモンと言えばクレストに限ります。 王冠の表記を見ると抗マラリヤ剤であるキニーネが入っています。おお、さすが熱帯。こういうものにも予防薬を入れてマラリヤに備えているんだー、と感心したいところですが、これはその薬効を期待しているのではなく、苦味成分として入れられているのだと思います。実際に医療関係者に聞いたところでは、抗マ
ラオスに来ております。 最近、ラオスでの食事は麺料理ばかりです。カオニャオを軸とした伝統的ラオス料理もおいしいのですが、やはり麺類は食べやすい。つるつるっと抵抗なく食道を伝って胃袋に納まってくれます。独りの気楽な食事は簡単な麺類に限る。 ビエンチャンでのお気に入りは鶏肉添えのカオピャック。いくら食べても飽きがこない。 ですが、お気に入りのカオピャック屋さんは日曜日はお休みなんです。休日のランチ、何を食べよう? すきっ腹を抱えて人気(ひとけ)のまばらな休日のビエンチャンをさまよっていたら麺屋さんを見つけました。お客が一人もいなくて、だけど麺をゆでる寸胴鍋からは盛んに湯気が立っています。営業中であることは確かです。 初めてのお店だけど、麵が食べられるならなんでもいいや。入ってみよう。 奥から出てきた店員さんに大盛り一杯を注文します。 なにが出てくるかわからないのに、なんで大盛りを頼むのか…。
乾季は当然ながら空気が乾燥します。 果実からも余分な水分が抜けて甘みが濃縮されるのでしょう、果物がおいしくなる季節です。 その甘い汁を吸う昆虫がテングビワハゴロモ。セミの仲間です。3年住んでいて、先日初めて見かけました。 すごいでしょ、ビルマの竪琴のようなこの姿。赤い頭と緑の羽根。鮮やかな配色が警戒色のよう。 ですが、さほど切迫する危険性があるようには見えない。黒いパッチリしたおメメがかわゆいせいかもしれません。どこかノンキです。 ビワハゴロモはライチなど果物の汁を吸って生きています。そのために体液が甘いんですって。 長く伸びた頭部の突起は空洞なんだそうです。 先端をパキンと折って直接口を着け、ストローのように体液を吸い取るとトロッとしていて甘いんだよー、とラオス人の同僚が教えてくれました。 食べてごらんよー。 こんな珍しい虫、この機会を逃したらこの次いつお目にかかれるかわからない。せっか
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