サクサク読めて、アプリ限定の機能も多数!
トップへ戻る
買ってよかったもの
blog.i-41.com
これは『西洋史の新地平』に載っている小野塚先生の論文タイトル。 イギリス料理がまずいことについての俗説がまず挙げられ、イギリスの国民性、気候風土仮説、ワインが生産できないからまずい説、ピューリタン仮説など、いろいろあるわけですが、いずれも根拠というか、歴史的実証に耐えられないということで棄却される。 食文化を客観的に測る方法として挙げられているのが、1.食材の多様性、2.食材の在地性、3.調理方法の多様性という3つの指標。 この指標から、特定の食文化が豊かか貧しいかを判断しようというもので、イギリスの場合は、19世紀中葉からいずれの指標も急速に低下したとされる。 この変化の原因としては、需要側にはそれほど変化が見られないため、供給側の要因が大きいとされる。とくに住み込みの料理人の変化が大きい。 料理人の出自はおおむね下層階級であったが、「一年に何回かの『祭り』の際には、多彩な食材を用い、多
このページを最初にブックマークしてみませんか?
『自己内対話』の新着エントリーを見る
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く