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災害への備え
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ブックカバーのことを「書皮」と呼ぶ。 正確な定義は知らないけれど、本にもともとかけてあるカバーではなく、書店でかけてくれるカバーをそう呼んでいるのだと思う。なんでも書皮には愛好家がいて、協会みたいなものもあるらしい。横浜の有麟堂の書皮が人気の的なのだとか、以前に聞いたことがある。 私も以前は書皮を必ずつけてもらっていた。読むまではかけたままにしておき、読み終えたらはずして本棚に並べる、というシステム(ってほどのものではないが)にしていたのだ。 ところがこのシステム、未読本が増えてくると、どこにどの本があるのかわからなくなってしまう。エコとかなんとかで書店側の対応が変わったこともある。以前は原則として書皮をかけてくれたのだが、ある時期から「カバーをおかけしますか?」、あるいは複数の本を買うと「どの本にカバーをおかけしますか?」と訊かれるようになった、つまり原則としてカバーをしないという風に方
「このことについて柳田國男は何と言っているのだろう?」と思うことはよくある。そういうときはすぐに、手元にある『柳田國男全集(全32巻)』(ちくま文庫)を手にとる。 この全集は、コンパクトで、読みやすくて、愛用している。ところが、各巻に詳細な目次が無い。これだけが不満だ。 各巻は、まず単行本として出版されていた作品を数冊分収録し、その後に関連する短編を収めるという構成になっている。ところが、単行本では当然あったであろうはずの詳細目次がないのだ。 そこで、各巻の詳細な目次を作ってみた。 実際に一頁一頁めくりながら、すべての見出しを書き抜いた。 必要に応じて、見出しだけでなく、本文に立ち入って項目を箇条書きに抜き出したところもある(第六巻「妖怪談義」所収「妖怪名彙」の妖怪の名など)。 いま最終第32巻まで作業を終えたところ、この巻の巻末に「全巻総目次」と「全巻収録著作索引」が収録され
『三国志演義』の翻訳を読みたいんだけど、どれを選んだらいいか迷ってしまう…という人が多いのではないでしょうか。 そこで、文庫で入手可能な4種類の翻訳を比べてみました。 現在、文庫で入手可能なのは、次の4種類です。※ 『完訳 三国志(全8巻)』小川環樹・金田純一郎訳(岩波文庫) 『完訳 三国志(全5巻)』村上知行訳(光文社文庫) 『三国志演義 改訂新版(全4巻)』立間祥介訳(徳間文庫) 『三国志演義(全7巻)』井波律子訳(ちくま文庫) ※ほかに、渡辺精一訳の単行本が2001年に講談社から出ていますが、現在品切。文庫化を切望します。>講談社文庫さん まずはそれぞれについて、簡単な説明を。 ○『完訳 三国志(全8巻)』小川環樹・金田純一郎訳(岩波文庫) 1953年から73年にかけて岩波文庫から出版された旧訳版を改訂したもので、1988年7月に出版されている。信頼できる学者の定番訳。旧訳版は全10
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