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買ってよかったもの
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2013年05月02日 ソニー役員の賞与全額返上とか調子の悪い会社の人事に関する思いとか 短くまとめるつもりが脱線しまくって収集がつかないままup。 少し後でせっかくなのでついでに追記したり文言を一部修正したり。 ソニー 全役員が賞与全額返上, 2013/05/01, NHK 大手電機メーカーの「ソニー」は、エレクトロニクス事業の不振が続いていることから、すべての役員が、今年度の賞与を全額返上することになりました。 今年度の賞与を返上するのは、平井一夫社長をはじめソニーのすべての役員と、一部のグループ会社の社長の合わせておよそ40人です。 (略) 業績不振が続く大手電機メーカーでは、シャープが、昨年度からすべての役員が賞与を全額返上しているほか、パナソニックも、ことし7月から毎月の役員報酬を、社長と会長が半分、ほかの役員も2割削減することにしています。 賞与返上とか基本給カットってのでは情
2013年04月23日 チャンスを逃さないこと 以前書いた ここ の続きという位置づけのエントリー。 僕は投資歴からいって初心者ではないけど、ベテランといえるほどのキャリアはない。 投資家として経験した大きなトリガーは、ライブドアショック、リーマンショック、東日本大震災、アベノミクスの四つ。 たったの四つ。 ユーロ危機と民主党危機も影響は大きいのだけど、これはトリガーってのとは違うだろう。 これらを入れて数えたら六つ。 直近のアベノミクスは今は初期段階。 ライブドアショックのときは大きくは動かず、もっというと、市場への影響を把握できず戦略的に動けず。 リーマンショックは影響を実際よりも遥かに小さく見積もっていた。 東日本大震災は結構冷静に影響を見積もっていた気がする。 電力需給を注視していた。 製造業の兵站はそんなに長引かないだろうと踏んでいた。 四つもしくは六つのトリガーのうち、一つ以外
2014年05月23日 裁判長、ここは「原告有罪!」ってことでどうでしょうか? (2014/05/23) 上告するそうな。 「外れ馬券は経費」検察が上告へ, 2014/05/22, NHK 競馬の払戻金を申告せず、脱税の罪に問われた元会社員の裁判で、1審に続いて2審でも、外れた馬券の購入費などが経費と認められたことについて、大阪高等検察庁は「法令の解釈で重要な問題を含んでおり、最高裁判所の判断を仰ぎたい」として、上告する方針を決めました。 (略) その程度の理由で権力行使して一市民の人生をメチャクチャにしちゃおーぜって軽いノリなのかな。 地裁や高裁で検察の主張が認められていたとしても「法令の解釈で重要な問題を含んでおり、最高裁判所の判断を仰ぎたい」として上告したんでしょうかね。 脱税:外れ馬券、2審も「経費」 検察側の控訴棄却, 2014/05/09, 毎日新聞 (略) 判決はまず、競馬の
2012年09月21日 調子の悪い技術系の大きな会社の人事評価の世代間の差異雑感 大きな会社の人事評価の世代間の差異について僕が持っているイメージ。 少なくとも数十年単位の歴史があって、それなりに大きくて、それなりに名が知られていて、修士持ちや博士持ちの技術者の比率が高く、かつ、調子の良くない会社をイメージしてのこと。 別に他の分野の歴史のある調子の良くない大企業でも大差ないとは思う。 調子が良くないというのは、赤字や低いROEが当たり前だとか、特権的地位があるのに大して儲かっていないとか、BSがやばいとか、新参者に簡単にパイを奪われているとか、そういうの。 60歳代、50歳代:馬鹿やクズがそれなりに出世しているのが珍しくない。 40歳代、30歳代:馬鹿やコミュ障でも学歴が良ければ当たり前のように組織にエリートコースで入ってくる。 その後は馬鹿であることやコミュ障であることはエリートコース
2012年04月28日 冷静さのサポート体制とか保険とか 多分投資ってのは投資家に対して平均的な人よりもはるかに上の冷静さを要求するもの。 冷静さというのはサイコロがどの目を出したか、どの目が出たら何が起きるかを直視する能力。 そして、サイコロというのは投資家の頭の中にもあり、頭の中のサイコロの目の偏りを検出するのは多分非常に難しい。 思考停止癖のある人やロジックに極端に弱い人にとっては、目の偏りどころかどの目が出たかを知ることさえも拷問だろう。 物静かかどうかは関係ない。 遺伝的資質の部分もあろうし、訓練で身につく部分もあろうし、外部要因で制御できる部分もある。 この中で最も容易なのは外部要因や自らに課す規律を利用した制御だと思う。 外部要因による制御というのは、冷静さを保つためのサポート体制の意味と悪いサイコロの目に対する保険の意味の両方。 避けるべきなのは、まともな判断力を失った状態
2012年03月08日 新カテゴリの投資入門を作ってみた 何年も投資をやっていると最初の頃に意識していた重要なことを忘れてしまいそうだ。 そんなわけで、というか実際は気まぐれなんだけど、新しいカテゴリを作ってみた。 初心者向けの入門も兼ねることができたらなお良し。 最初のエントリーは他人の文章の紹介。 僕が適宜編集というか短縮。 複利がどうのこうのとか、プロスペクトなんたらかんたらとか、有価証券報告書でおさえるべきなのはどこだとか、競争優位性がどうだとか、そんなことよりも基本的な話。 FX(外国為替証拠金取引)で大金持ちになるまでの道より。 2007年09月06日, 今日からFX! 目指すはお金持ち! タワーマンションに住み、高級車を乗り回したいです! その前に車の免許を取らなくちゃ! がんばって更新するので、応援してくださいね! 2007年09月08日, さようなら 一回の取引で半年分の
2012年02月11日 従業員を大切にする企業 今日は(も?)休日出勤だったわけで。 当然だけど手当ては出ないわけで。 休日出勤手当ては何度かもらったことはあるけど100回休日出勤して1回か2回ぐらいの比率なわけで。 残業手当てってものが世の中にあるという実感が今ひとつ希薄なわけで。 学生のときはアルバイトで残業手当て出てたんだけどなあ。 割り増し賃金じゃなかったけど。 今日はIRの本格的なチェックやら分析やらを久しぶりにやろうと思っていたのだけど、気が変わった。 書きながら別のことを考えてみよう。 従業員を大切にする企業. 社員を大切にする会社. ステレオタイプ的な特徴付けは多分次に挙げるあたり. 給料が高い 福利厚生が手厚い 平均勤続年数が長い 無借金で現金同等物がたんまり 残業と休日出勤が少ない 労働組合が強い ここに投資家目線も加えてみよう. 給料は,やる気向上,引き止め,リクルー
2012年02月08日 株式市場で僕たちがやっていることの簡易思考モデル 僕が持っている株式市場のイメージを簡略化して整理してみる. 便宜上途中で1.と2.に分けているけど実際はもっと混沌としている. マクロ経済関係はここではほぼ除外している。 何で上がるか. 買いが売りを上回るから. 何で上回(うわまわ)るか. 買うことで儲かると市場参加者が考えるから. 儲かると思う根拠は何か. ポートフォリオのDCFの推定値が向上するから. 値上がりするから. いわゆるバリュー投資というのは1.を軸にポートフォリオを組むことだと言ってもよかろう. この推定の速さと精度を競うゲームと言っても大きくは外れてはいまい. 裁定のチャンスを喰い尽くすゲームと言っても大きくは外れてはいまい. 2.をもう少し進めてみる. 何で値上がりするか. 買いが売りを上回るから. モデルをもの凄く単純化すると,2.の分岐は冒頭
2011年12月24日 参入障壁や競争優位性がなければ「ライバルが馬鹿だ」という理由で儲からなくなることがある たぶん相続税対策のマンション経営とか無知なまま乗せられての不動産投資とかが典型例で、これに破綻の確実性が加わったらマルチ商法になるのだろう。 参入障壁が非常に低いビジネスだと、競争相手が賢いことではなく、競争相手が馬鹿であることが原因で儲からなくなることがある。 最初は健全で儲かるビジネスであっても、金を持った馬鹿が集団で参入してきたら冗談みたいな供給過剰が生じて需給バランスがとんでもないことになって値崩れして、最初に始めた人たちまで儲からなくなることはある。 全部そうだというわけではないけど、好況期のマンデベ、フランチャイズや代理店の店子側、少し前のネット関係、投資の仲介や代理あたりでは、競争相手が馬鹿だという理由で儲からなくなることがあったり、妙な表現だけど顧客を喰い潰すこと
2011年12月11日 長期的には株価は価値に収束するなんて嘘だ 長いことブログやってると、昔に書いたことと同じような内容を書いているような気がすることがちょくちょくあるが、気にせずに。 「長期的には株価は株式のDCF価値に収束する」なんてことを度々聞くけど、そんなのは嘘だ。 言えるのは、せいぜい、以下のことぐらいだろう。 株価は、長期的には株式のDCFと同じオーダーで推移する。 同じオーダーというのは大雑把に言うと、時間をtとしてDCFがg(t)、株価がf(t)ならば、「tを大きくしたときに、g(t)/f(t)は発散することも0に収束することもない」ということ。 暴論じゃないよね? 要するに、長期で効いてくるのは成長と配当と自社株買い。 益回りやPBRは直接は根拠レス。 で、何が大切かというと、配当や自社株買いが利益に対して占める割合が非常に高い会社でもない限り、 思い込みではなく実際に
2011年12月04日 片手間投資家が個別株に投資することの妥当性 upした同日、後で最後に追記。 指数連動型のETFに投資すれば大抵のプロに勝てるにもかかわらず、僕は当たり前のように、ETFではなく個別株に投資している。 業務ではなく片手間として適当にやっている。 副業といういレベルにさえもとどかない。 僕が当たり前のようにやっているその判断、個別株に投資するという判断は妥当か。 妥当だとすると、ありそうな根拠は以下のあたりだろう。 プロ(生業や業務としてやっている人)の集団より上手い。 プロの集団よりも有利な立場にある。 金銭的な利益以外に大きな理由がある。 まず1.は、「プロの集団」に対してなら、その判断が妥当かどうかは知らんけど、頭で勝っていると思っている。 次の2.は微妙で、流動性がネックになりにくいという点ではプロより有利な立場にいる半面、機関投資家向け説明会などという行事の存
2011年11月27日 投資においてもパフォーマンスは勉強や経験の量に対して単調ではない 授業の終盤。理科の問題。 質量1kgの鉄球と質量2kgのヘリウム風船を、100階建てのビルの屋上から、鉛直方向の初速度0で落としました。 どうなるでしょうか? アホなA君は「風船の方が重いから先に落ちる」と自信満々に解答する。 凡庸なB君は理科で習った知識を使って「同時に地面に落ちる」と解答する。 未熟ながら真面目なC君はもう少し頭を使って、「空気抵抗の小さい鉄球が先に落下して風船は遅れて落ちる」と解答する。 A君もB君もC君も、授業の前なら「風船は飛んでいく」と解答しただろう。 猿真似をする場合は別だろう。 「愚者は経験に学び賢者は歴史に学ぶ」の愚者か賢者かは関係ない。 「賢者」なら誰でもできるようなものではなく、猿でもできるようなものでもなく、明確な抽象化や信頼性の高い直感という水準に到達しようと
2011年11月22日 単純な投資基準の考察 基本は上がる銘柄を買って下がる銘柄を売るという売買を繰り返せばよい. これが最強. だけど,上がるか下がるかを直接の基準にして精度の高い売買をするのはなかなかできることじゃない. 卓越した技術があるわけじゃないのにこれを目指すと,売買手数料と気配値の差で資産が目減りするのが関の山だ. 上がるのを買って下がるのを売るという基準を放棄してしまった場合に,次に有用なのは価値の割に価格が低いものを買って逆を売るというもの. この基準は要するにDCFのことである. これでもまだまだ複雑すぎる. 次の段階まで簡略化すると,配当利回りと益回りがそれっぽい基準となるだろう. もう少し砕いて考えてみる. インカムゲインの極大化 / 配当利回りが高いものを買って低いものを売る これに従った売買をすれば短期のインカムゲインの極大化はできる. 問題となるのは配当の安定
2011年11月16日 「自分は分かっちゃいない」ってことは分かっている 初めて株式投資をしたときには有名な会社や売買単価の安い会社を少量買ってドキドキしていた。 ライブドアとかフジテレビとかトヨタ自動車とかをとりあえず買ってみた。 その次の段階になると、一方では、「低PER&高自己資本比率」とか「高配当利回り&高自己資本比率」などの形式的な判断基準に基づくバリュー株。 他方では実体験やニュースやIRなどから利益の上振れを予感させる会社(当時の僕の場合はファーストリテイリングとかスクエニとか)を買った。 前者の基準は高配当以外は当てにならないとすぐに悟り、後者は僕の場合には情報を追うのが大変だと痛感した。 その後で会計関連本とバフェット関連本を中心に色々読んで勉強したり考えたりして、色々と身につけながら自分の低レベルさを実感していった。 事業資質の重要さとその把握の難しさを強く意識するよう
2011年05月23日 ウォーレン.E.バフェットの悪影響(バフェットのせいではない)とかバフェット評とか 非常に疲れているんだけど、体調不良のせいで眠れないこともある。 そんで、ウェブを見ていて見つけたバフェットのように振舞って投資に失敗するのはなぜか。を読んで影響されて思ったことを書いてみる。 明日(というか今日)は幸い午後出勤だし。 最も優れた投資家とされるウォーレン.E.バフェットというアメリカのお爺ちゃんがいる。 彼を崇拝している人は結構いる。 僕は別に崇拝とまではいかないけど、ぼんやりと意識している遠い手本とは考えているし、彼からもの凄く間接的に色々学んでいたりもする。 彼から学ぼうとする人に対するガセ情報も多い。 最も信頼できる情報はSHAREHOLDER LETTERSや年次報告書なんだろうけど、読むのに骨が折れる。 次善の策として井手正介(著or訳)の書籍や「銘柄選択術」
2011年11月03日 自己資本比率再考 よくある話で,他の諸々の条件やら指標やらが同一ならば自己資本比率は高い方が良いとされる. 自己資本比率が高い方がレバレッジのための余力を残していることを意味するし,大事故に出くわしたときや調子の悪いときにキャッシュショートに陥る心配も少なくなる. 金利の上昇への抵抗力も得てして高い. 黒字の会社ならば,レバレッジをかけて図体を大きくしなくても採算ラインに届いていることを意味している. 守りとか余力とか安定性とかいった面では自己資本比率は高い方が良い. では,自己資本比率の高さが企業の欠点に起因するものだったり,自己資本比率の低さが企業の長所に起因するものだったりするのはどんな場合だろうか. 教科書的な内容で触れられる自己資本比率というのは専らBS周りの話だ. 一方で,P/LやCF計算書周りになると話がもう少し複雑になる. 増資で調達した金や本業で稼
2024年01月31日 2024年前半の投資パフォーマンス 2024/01/31, 2024年1月分を記述。 2024年後半はこちら 1月。 増資減資無し。配当雀の涙。 2024年1月月間:+21.691% 2024年通算:+21.691% メイン口座の楽天証券内の純資産の月次変化。 入金しようが出金しようが残額で評価。 なお、入出金の影響は損益よりずっと小さく配当よりずっと大きい。メインは出金。 2022年秋頃から信用取引もしてたりアメリカ株を少し持ってたりするので、月末のうちに集計する場合には集計中の誤差が出やすい。 年次では誤差の蓄積はない。 死亡からゾンビへ。ウルトラファブリックス・ホールディングス(4235)が驚きの上方修正(多分早めに確定できる部分だけを反映)。内容ではなく決算発表前に修正したことがサプライズ。ここ1年半は、中でもここ半年は以下に似た感じのIRだったよ。 本業を
2011年10月15日 着実に損失を重ねる仕組みの考察とか回避策とか インフレと配当込みの市場平均の利益は0として、アクティブ運用や独自の銘柄選択を行う株式投資で損失を重ねるメカニズム、 というか、市場平均に負けるメカニズムを考察してみる。 ゼロサムゲームとして規格化した上での考察をしてみる。 もちろん皆が損したり負けたりするわけじゃなくって、運悪く損をした人の考察をするわけでもなくって、約束された損のメカニズムの考察をしてみよう。 まず、売買手数料と、信用取引の利子と、税制の影響。 これらが損失の分かりやすい理由のいくつか。 ただ、これはゲームに負けることによる損失ではない。 次に流動性不足に起因する売買コスト。 これも分かりやすい。 ただ、売買の頻度が低くて控えめの指値注文しかしない場合にはこのコストはほぼ無視できる。 残る主要なものはたぶん以下の二つ。 高く買い安く売る 割高な銘柄に
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