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2012年06月11日13:00 カテゴリ日記 投資家的に生きられないのなら、投資家になればいい 僕は君たちに武器を配りたい 瀧本 哲史 (著) 知り合いの投資家に薦められて読んだ本。推薦した本人も、少なくとも投資家でこのことに気付いていない人はいないと言っていたし、アマゾンのレビューでも「そんなことは常識」「誰でも知っている今更の内容」と言った意見が見られた。確かに目新しいことは言っていないかもしれないが、まだその変化に触れていない人にとっては大きな気付きが得られる本ではないかと思った。 著者は、グローバル化した現在の資本市場においては、あらゆる産業が徹底的にコモディティ化していくと警告する。コモディティ化とは、市場に出回っている商品が個性を失ってしまい、消費者にとってみればどのメーカーの商品を買っても大差がない状態を言う。言い換えれば代替が効くということだ。その典型として挙げられるのが
2012年06月10日16:30 カテゴリ日記 集中力は有限のリソース 人の脳と言うのは、四六時中、力を発揮できるようにはなっていない。朝起きれば寝ぼけているし、食事を取らなければエネルギー不足となり、稼働時間が長くなれば睡眠と言うメンテナンスを必要とする。また、高い集中力は、脳がフル稼働に近い状態でなければなかなか発揮されないものであるから、24時間のうちこれを有効に使えるのは半分以下ということになるだろう。それをイメージしたのが下の画像である。 これがいわゆる集中力と言う資源である。現在は寝起きのため、敵国側(中国)にその所有を許している状態だが、朝食を取ってニュースを読み終わる頃には支配力が逆転し、資源をこちらの領土に取り込んだ状態になっているはずだ。私たちの脳は、この集中力を巡る国境線沿いの攻防を日夜繰り広げている。 集中力は非常に重要な戦略資源であり、それがなければ高度な仕事をこ
2012年06月10日18:30 カテゴリ日記 専業になるための条件 ある知人の投資家に、もし自分が仕事をやめて専業になるとしたら、まずどこから手を付ければよいか?と言う質問を受けたことがある。もちろん真剣な相談ではなく、単なる思考の遊びだ。その時は色々と具体的なことも含めて考えていたが、最近読んだ本の中にもっと本質的な問題についての記述があったので引用してみたい。 モチベーション3.0の著者、ダニエル・ピンクによれば、モチベーションに関して人は大きく2つのタイプに分けられると言う。 <モチベーション2.0>のOSは、わたしがタイプXと呼ぶ行動を前提として発展してきた。タイプXは、内部からの欲求というより外部からの欲求によってエネルギーを得る。活動から自然と生じる満足感ではなく、むしろ、その活動から得られる外的な報酬と結びついている。それに対して<モチベーション3.0>のOS、すなわち新し
2012年04月14日08:05 カテゴリ日記 ニコニコ動画は飽きられ始めているのか? 最近ニコニコを見る時間が減ったんじゃないかなぁとふと思いました。そうなると、確かに自分の周りでもニコニコの話を聞くことが減ったような…なんて気になりだすものです。しかし、たまたま自分と半径1メートルの周囲だけが熱量の低下に見舞われているだけかもしれないので、データを当たってそういった傾向があるのかないのか調べてみることにしました。 と言っても、その手の分析はまるっきり素人なので、参考サイトは唯一知っているAlexaになります。そんなものは信用ならねぇとか、それデータの見方が間違ってるよと言うことがあれば、これを叩き台にしてより効果的な考察をしていただければ幸いです。 では早速Alexaから3つの画像を示します。これはニコニコ動画(青)、ミクシィ(茶)、アメブロ(黄)、はてな(緑)、ライブドア(黒)の5サ
2012年03月31日12:24 カテゴリ日記 金融クラスタならアニメ「C」は一度見ておくべき ニコニコアニメスペシャル「C」一挙放送 先週、ニコ生で「C」の一挙放送がありました。プレミアム会員なら明日の23:59までならタイムシフトで見ることが出来ます。普段アニメはあまり見ないのですが、珍しく今日はこの作品の紹介を少ししてみたいと思います。 「C」は、金融や市場をモチーフにした作品です。「C」の世界には「金融街」と呼ばれる裏世界があり、そこでは「ミダスマネー」と言う黒い紙幣が発行されています。この金融街への出入りを許された一部の人間は「アントレプレナー」と称され、彼らは自身の「未来」を担保にミダスマネーの融資を受けています。そして金融街は一度入ったら最後、週に1度は必ず「ディール」と呼ばれるバトルを他のアントレと行わなければならないルールになっており、もしそこで敗れて「破産」してしまうと
2010年07月18日18:17 カテゴリ日記 武田の不眠症治療薬ロゼレムを1週間使用してみた 先日、いつものように近所の内科へ睡眠薬を貰いに行ったところ、新しく出たと言う薬のパンフレットを勧められた。新薬と聞くとなんとなくぎょっとしてしまい、保守的な性格である自分は、2年以上に及ぶ睡魔との激闘を共にした戦友マイスリーとの別れを告げるのはまだ早過ぎるだろうと思いかけていた。しかし、医師の話に耳を傾けているとどうもその作用に聞き覚えがあり、そういえば以前、武田からメラトニン系の新薬が出るという話を聞いたことがあったのを思い出した。そうしてパンフレットを裏返してみると、見覚えのある武田薬品工業の赤いロゴが目に入った。なんでも昨日発売になったばかりという。不測の事態を嫌い、いつもなら数錠を残して早めに補給を実施することにしているのだが、今回は全て使い切ってからの出動であり、それが功を奏した。なん
2011年10月05日20:31 カテゴリネタ 「ねんどろいど」のグッドスマイルカンパニー、実は超優良成長企業だった! あの「ねんどろいど」や「figma」シリーズで知られるフィギュアメーカー、グッドスマイルカンパニーの企業情報が意外なところで明らかになった。 きっかけは、9/13に開示されたカラオケ店運営企業、鉄人化計画が発表したこのリリース。その内容は、日本が世界に誇るコンテンツカルチャーであるコミック・アニメの楽曲においては業界随一のラインナップを武器とする「カラオケの鉄人」において、この強みをより一層強化するため、コンテンツカルチャーの多くのファン層を顧客とする株式会社ドワンゴと有限会社グッドスマイルカンパニーとの関係強化を図り、今後の当社の国内・海外への発展を目指す目的で第三者割当による自己株式処分を行う、と言うもの。今回の調達資金は、平成23年10月後半に秋葉原へ出店予定の有限
2011年07月09日15:00 カテゴリ フェローテックとわたし 1週間も遅れてかなり今更な話なのだが、フェローテックの有価証券報告書が提出されていて、太陽電池関連の受注が結構落ち込んでいることがわかった。もちろん震災後の一時的な要因の可能性はあるが、自分が震災前に買う時の強気材料の1つとしていたのがこの受注モメンタムの強さだった。提出日が6/28なので、30日の急落とは直接の関係はないが、本来であれば効くはずの75日線が簡単に破られてしまったこととは関連があるのかもしれない。 こう言うことを書くと、自分が売った後に早速売り煽りか、との批判を浴びるだろうが、見つけてしまったものは仕方ないので一応書いておこうと思った。どう考えても上がるはずの株が上がらない時は、自分の知らないところで何かが変化している可能性がある、と言うのはこれまでの経験でよく知っていたことだったが、それでもこの銘柄に関
2011年05月04日03:17 カテゴリ個別銘柄 フェローテック(補足) 前回の「心構え」みたいなものだけを書いた奴に意外と反響があって、このまま放っておくのはなんか嫌な感じがしてきたので蛇足だけど書きます。あと一人称とか文体違うのも気にしないで。たまにあんな風に書きたくなる時あるでしょ! 前の奴を一言で言ってしまうと「 ト レ ン ド フ ォ ロ ー 」って感じです。周知の通り、太陽光発電は様々な発電方法の中でもコストが極めて高く、現状では火力や原子力を代替するのは難しいと見られています。僕もそう思います。風力の方が現実的だという分析もその通りかもしれません。しかし、ぶっちゃけてしまうとそんな事はどうでもいい。なぜなら、僕は太陽光が本当に世界を変えるかどうかなんて、最初から予想していないからです。 と言うか、もし今の時点でそんなのがわかる奴がいたとしたら、そいつは間違いなく神でしょ
2010年12月31日10:00 カテゴリ同人・サークル 東方粉飾劇サポートページ ここはコミックマーケット79にて頒布した同人誌「東方粉飾劇」のサポートページです。補足の記事やリンク集を載せています。 ・エフオーアイに関する補足 本文では、エフオーアイがなぜ倒産したのかと言う点に触れていませんでした。誌面の都合と解説の意図から不要だと判断して省略しましたが、一応ここで補足しておきます。 4章冒頭で書いたとおり、FOIの売上高は97%以上が粉飾によるものでした。と言うことは、売掛金も同様にほぼ全てが架空だということになります。また、在庫についても資産性はほとんどなく、売れたことにしていた装置は倉庫に保管されていたそうです。 この前提で、FOIのバランスシートをもう1度確認してみます。最終の決算短信によれば 現金25.4億円 短期借入金66.6億円 売掛金266億円
2010年12月28日23:55 カテゴリ日記 クソ株ランキング2010について 例年大晦日を目処に発表を目指してまいりましたクソ株ランキングですが、今回は予定の期限内に発表できないことが確実になってしまいました。楽しみにして下さっている皆さんの期待を裏切ることになってしまったこと、まずは深くお詫びします。 冬コミへのサークル参加は当初それほど重く見ていなかったのですが、制作を進めるうちに次第に大掛かりになってしまい、予想以上に時間と気力を割くことになってしまいました。また、今年に入ってから運用の状況が大きく変わったこともあって、前回までのような、相場から完全に離れて製作に集中する時間を作れずにここまで来てしまいました。 とは言え、いずれも自分のスケジュール管理の甘さ、自己管理の甘さに起因することであり、計画を果たせなかったことは非常に情けなく、また本当に申し訳なく思っています。 既に構想
2010年12月21日16:49 カテゴリドワンゴ ニコニコが目指すのはネット時代のパトロンシステム 昨日の日経産業新聞の一面はニコニコ動画の記事。「テレビに主役交代迫る」との見出しで、小沢氏出演やライブ事業のことを中心に書かれていた。その冒頭、ニコニコアーティストの1人として知られる"ぽこた"氏が実名で登場、最近会社を退職し、芸能活動に専念していることを明かしていた。まもなく始まるニコニコミュージカルでは主演を務めることになっている。 これまで創作とか芸能とか言うものは、商業ベースに乗るかどうかと言う線引きによって、一部のプロが独占的に供給を行ってきた面があったように思う。それは、作品をそこに乗せて大規模に展開しなければ、世間的にはほとんど存在しないも同義と言う状態にあったからだ。だが、インターネットがもたらしたイノベーションによって、名もなき個人の作品が瞬く間に世界に広がる時代が訪れた
2010年12月31日09:59 カテゴリ同人・サークル コミックマーケット79告知 コミックマーケット79 3日目 東-R11b 「東証Project」で参加します。わかりやすいように、期間限定でブログタイトルも変更します(終わるまではこれをトップにしますのでご了承下さい!)。 『東方粉飾劇』 表紙カラー52P/B5サイズ 頒布価格 600円 表紙はつゆきさんに描いていただきました。パッと見て分かる通りの東方×株本です。相次ぐ企業の粉飾決算に個人投資家レベルでどのように対応していけば良いのかを、初中級者向けに解説する内容で、話は魔理沙、霊夢、慧音の東方キャラ3人の会話形式で進んでいく構成になっています。 全4章構成で、第1章では今年上場廃止となったシニアコミュニケーションの事例を題材に、粉飾決算を理解するための前提知識(売掛金やキャッシュフローなど)を解説しています。 第2章ではIXIの
2010年06月20日10:27 カテゴリ日記 脱BNFモデルへの挑戦 2005年に株と出会ってから5年が経ちました。未だに相場で生き残っていられること自体は素晴らしいと思うのですが、当時思い描いていた「5年後の自分」に比べると、ずいぶん現実的なところに来てしまったなぁと感じます。 投資家としての5年はそれほど大したことの無い期間にも思えます。ようやく景気サイクルの半分は経験したかなと言った程度で、知識も経験もまだまだ足りない。特にこの1年は、経験の無さから来る想像力の不足を痛感させられる日々でした。 5年も相場をやって来たと言うことは、それだけ歳をとったと言うことでもあります。仕事を辞めて株に専念するようになってから3年半、いつの間にか自分も三十路を意識する年齢になりました。その間、世の中的には自分は何もしていないことになっています。そういう意味では、この3年半は決して軽くはない期間と言
2010年04月19日23:17 カテゴリ個別銘柄 【7841】遠藤製作所 最初はスクリーニングで引っかかった1銘柄に過ぎなかったのだが、調べるうちにかなり面白い銘柄だと言うことがわかってきた。自分の中での整理も兼ねて、ポイントをまとめておこうと思う。 ・鍛造品市場での圧倒的なシェア 遠藤製作所はゴルフクラブヘッドの製造が主力で、売上高の60%以上を占める。クラブには鋳造と鍛造の2種類があり、鋳造は機械で作れる量産品で、鍛造は手作業の工程も多い高級品となる。プロが使用するクラブはほとんどが鍛造で、打感や性能を求める上級者も好んで鍛造を選ぶらしい。その鍛造品市場で遠藤はアイアンの60%以上、ウッドの40%以上と高いシェアを有している。 と言っても、ほとんどがOEM生産なので一般には知名度がない。国内トップのSRIスポーツは自社生産だが、その他のメーカーの多くが遠藤から供給を受けていて、
2018年03月30日00:38 カテゴリ 潮が引く時 阪神電気鉄道の空売りをほとんど最高値で買い戻した時、僕の資産は文字通りすっからかんになっていた。つい2ヶ月前には600万円あったのだ。それがきれいさっぱり消滅してしまった。いや、正確にはゼロではなかった。大損をしたことで還付金が数十万円戻ってきていた。当時は優遇税制で税率が10%の時代だった。 自分が単なる恐れ知らずのバブルキッズであれば、一発ぶん殴られたことで目を覚ましたかもしれない。だが、僕は底抜けのアホであり、救いようのないギャンブル狂いだった。一度は真面目に働いて金を貯めようと決心したし、担がれている時には頼むから借金だけはやめてくれ!と天を何度も仰いだ。それなのに、いざ救ってもらうと素知らぬ顔で僅かな残り金を小型株の決算持ち越し勝負に賭けてしまったのだ。 そして僕はその賭けに勝った。大勝利だった。ライブドアショック直前の20
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