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「へなちょこ急戦」とは、将棋実況ユーチューバー・Sugar(すぎうら)氏がプロ棋士や元奨励会員相手に連戦連勝している対ノマ振りの有力策です。 同戦法名が動画タイトルに初めて使用されたのが2020年5月18日。急速に広がり始めたのはTwitterで山本博志四段がツイートされた翌年11月頃かなと思います。 やまひろ先生に触れていただけてめちゃくちゃ嬉しい限りです!! ちなみに名前の由来は知り合いの元奨に「こんな指しまわしで負けたら振り飛車辞める!へなちょこ急戦だ!」と冗談で言われたのがきっかけですw 昔から前例がありそうな形ですが、45歩早仕掛けに37桂が跳ねてあるのが個人的な工夫です — Sugar (@Sugar_Sugiura) November 19, 2021 ものすごく簡単に説明すると5七歩+3七桂型のコンパクトな構えから次に何でも4五歩から開戦を狙う作戦です。 どの振り場所にも使
王将戦は毎日新聞が主催する将棋タイトルの一つで毎年1月~2月頃に行われます。 そしていつから始まったか定かではないですが、対局に勝った棋士はご当地で何らかのコスプレ(?)撮影されるという勝者罰ゲームなる因習があり、中継サイトやSNS検索を駆使してさかのぼれるだけさかのぼってみようというのが今回の試みです。 第71期(2021年)渡辺明王将 VS 藤井聡太四冠 【王将戦恒例】藤井竜王が"勝者のコスプレ"初体験、幼少期に憧れた車掌制服姿にhttps://t.co/IbVzjaoqdL 天竜浜名湖鉄道の掛川駅で駅員用上着と帽子をかぶって記念撮影。「(制服を着るのは)初めて。浜名湖を走るとよい景色だと知っているのでまた乗ってみたい」と笑顔を見せた。 pic.twitter.com/fAuBVFtL3S — ライブドアニュース (@livedoornews) January 11, 2022 大阪名
本局は藤井聡六段の七段昇段がかかった大事な一戦。 対する船江六段も「そう簡単にはさせませんよ」ととっておきの秘策を用意していました。 2018年5月18日(土) 先手:船江恒平 六段 後手:藤井聡太 六段 第31期竜王戦5組ランキング戦 初手からの指し手 ▲7六歩△8四歩▲2六歩△8五歩▲2五歩△3二金 ▲7七角△3四歩▲6八銀△7七角成▲同銀△2二銀 ▲3八銀△3三銀▲2七銀(図) 角換わり3兄弟のなかで最も過激な棒銀くん。 ▲7八金を省略しているため通常形よりも一手早く銀を繰り出せるのが先手の工夫です。 ただ、△7四歩と突かれると次に△7五歩▲同歩△6五角の両成りがあるため▲7八金と結局受けざるを得ない……と私は定跡書で習ったものですが、本譜はぐいっと▲2六銀! 以下△7五同歩▲同歩△6五角のとき、①▲3六角と②▲1五銀の実戦例があります。 まず①▲3六角△8七角成▲6三角成の成り
――棋士人生にかかわる大問題にうかつな推測で発言したくないし、かといってスルーするのも将棋指しとしてどうかと思うし……あ~~っ、モヤモヤする!! はぁ……。 さすがリアルの難しい問題から逃げ続けた引きこもりらしい煮え切らない意見ですね……。 ――うっ…本当におっしゃる通り。申し訳ないです……。 では、これならどうですか? もういっそ「白だ」「いや黒だ」「一致率が…」とか"そういう問題"は全部いったん隅に置いて、このブログの本来の目的通り、純然たる「序盤研究」として本件を捉えてみるというのは。 ――あ、うん。それならできるかも。 ――たしかに"そういう問題"さえ抜きにすれば非常に興味深い序盤だったんですよねぇ。 上の動画が今回の騒動のきっかけになったA級順位戦4回戦の三浦VS渡辺の将棋です。 角換わり腰掛け銀に進むかと思いきや、先手の三浦九段は3八銀型でいきなり▲4五桂と跳ねました。 ――単
「盤デレラ」の楓新手▲5四銀から約半年。 またもやニコニコ動画発の新手がプロの公式戦で現れました。 順位戦B1郷田ー橋本戦で、この動画で指摘していた手がでました。幸子新手といっていいのかな。注目の棋譜は名人戦棋譜速報で! 神崎蘭子さんの将棋グリモワール 第4局《姉弟子紗枝》 (00:25:20) #sm28829544 https://t.co/EcBGdZVkE2 — 谷川二森 (@twinforest) 2016年6月16日 動画作成者の「神崎蘭子さん」は「盤デレラ」の作者さんとは別の方で、 ニコニコ動画以外にもブログやTwitterなどでも精力的に活動されておられます。 で、問題の局面がこちらですね(4:50)。 画面右側の小早川紗枝さんが指した▲7七銀が1ヶ月後に実際プロの公式戦で現れたことから、 Twitterでは「こんちき新手」とか「紗枝はん新手」などとよばれています。 とはい
その2はコチラ 現時点で私が認識している居角左美濃の対策は3通りあります。 ひとつずつ順番に調べていきましょう。 <対策その1>未央ちゃん流 ▲7七角型 ――さっき基本図を検討してて思ったのは先手の角があんまり使えてない点です。 だからといって▲7九角~4六角と据えても△4五銀や△4四歩~4五歩で追われちゃうしなぁ。 先手の8八角・7七銀が二重に止まって重たい形ですよね。 そこで下図のように6八銀型のまま角のラインを通しておくのが一つ目のアイディアです。 A級で渡辺竜王が居角左美濃を採用してるね!△8五歩を早めに決めたってことは、やっぱりこういう駒組みになると先手十分ってことなのかな?(未央) 本田未央の『居角左美濃』考察https://t.co/7uyoHzDHEP pic.twitter.com/PvKOSGm3yw — 将棋が好きな神崎蘭子さんbot (@yaminomabot) 2
今、「左美濃急戦(居角左美濃)」 というソフト由来の新手法が大流行しています。 その名の通り、左美濃の低い陣形から先手矢倉を一気に攻めつぶす作戦で、 Twitterを中心に口コミが広まっていき、今ではプロもさかんに用いるメジャー戦法です。 居角左美濃は興味ある人だけの戦法じゃなく矢倉とかやるなら無視できない戦型になっていく。というかもうなってるんですかね。 — COCO (@ranging_rook) 2015年10月27日 ――ふむふむ、上図が基本形ですか。 ▲2四歩から飛先の歩を切られてしまいますが、後手は大丈夫なんですか? ▲2五歩に△3三角と受けたところで▲7九角~▲2四歩で余計忙しくなりますからね。 それと、これもソフトによる影響なのですが、 最近は一歩の手持ちよりスピード(手番)を重視する傾向があり「飛車先交換は必ずしも得にならない」という考え方に変わってきています。 鈴木英春
いえ、むしろその逆で、今の定跡に「ついていくために」手放したのだと私は思いますよ。 なぜならあなたが買った本で基本形として掲げられている「新・24手組」の局面がプロの実戦で現れることはもうほとんどありませんから。
数年前までの将棋ソフトに対する認識は「終盤はたしかにめちゃくちゃ強いけど、序盤の創造力ではまだ人間に適わない」でしたが、それも過去の話。いまやコンピュータの新手が続々と出ています。
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