サクサク読めて、アプリ限定の機能も多数!
トップへ戻る
買ってよかったもの
blog.livedoor.jp/ron1827-algebras
2018年11月25日01:01 カテゴリ雑感、前置きなどnote 私信:厄介な存在についての私見 本日は数学の更新ではありません. 数学を学ぶ道すがら, おそらく多くの人が出くわしたであろう "厄介な存在" について, 私見を申し述べたいと思います. 質問:ツイッターを見ていると, 年少の数学徒たちが自分より先に進んで自分の知らない豊かな世界を眺めているようで, 焦ったり辛くなったりします. このまま遅々たる歩みを進めても彼らには辿り着けないのかなと思うと, 何とも言えぬ無力感に苛まれます. 私は永遠に劣等感を背負って数学をやっていくしかないのでしょうか? 視界が広がることの副作用 今は, インターネットによって実に多くの情報が流通する時代です. ぼく自身, インターネットがあるからこそ数学活動の一環として読みたい文献を集めたり, 博識な人に教わったり, そのように集めた上澄みを Twi
2018年06月25日00:00 カテゴリ門前講釈 微積分における Leibniz の記法について 質問箱で興味深いご質問を頂きました. 普段は口頭でさらさらと述べて終わりにしてしまうのですが, このブログもオールドファッションセミナー形式以外のスタイルを取り入れたいという思いもあり, ひとくさり講釈をたれたいと思います. どうせ門前でのラフなものでございますので, ツッコミ横槍なんでもありという形で参りたいと思います. なお, この一連の講釈はカテゴリ「門前講釈」でまとめてご覧いただけます. さて, 今回のご質問はこちらです : [質問] $\displaystyle \frac{dy}{dx}$ という記号は置換積分の際, なぜ分数のように扱えるのですか? よくご存じの方も多いと思いますが, 微積分学の理論的枠組みは I.Newton と G.Leibniz によって独立に完成されまし
2023年11月09日07:00 カテゴリ数学日誌別館別館 環論 環論:極大イデアルの計算 こんにちは, 龍孫江です.龍孫江の数学日誌,本日は環論からこちらの問題をご紹介します. [問題] 素数 $p$ に対し,有理数全体 $\mathbb{Q}$ の部分集合$R := \{ \frac{n}{m} \mid m,n \in \mathbb{Z},~n \not\in p \mathbb{Z} \}$$M := \{ \frac{n}{m} \mid m,n \in \mathbb{Z},~n \not\in p \mathbb{Z},~n \in p \mathbb{Z} \}$を考える.以下を証明せよ. (1) $R$ は $\mathbb{Q}$ の部分環である. (2) $M$ は $R$ の極大イデアルである. (3) $R \setminus M$ は $R$ の可逆元全体であ
このページを最初にブックマークしてみませんか?
『blog.livedoor.jp』の新着エントリーを見る
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く