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パリ五輪
blog.livedoor.jp/ryosukeaoike
自分で作品を作る時、だいたい作り始める直前には「もう、こんなに面白いアイデア見た事ない」と自画自賛しまくって有頂天になりながら制作に取りかかります。そして、作業が進むにつれ、「あれ・・?」「あれ・・?」と首を傾げる事も少なくありません。自分の想像した物を絵や映像に焼き付けてゆく段階でどんどん何かがはぎ取られてゆくような感覚を味わうのです。 「自分の頭の中で想像したものを、自分の手で作ってゆく」この最高にシンプルな一人称簡潔な作業で、なんでこんな「小さな挫折感」を感じることになるのかいろいろ考えてみたことがありました。それらの挫折感は決して自分を打ちのめす決定打ではなく、小雨のようにしとしとと製作中に自分の背中に降り注ぎ、完成してみると「ギャップ」にずぶ濡れになっているような感じです。 もちろん第一の理由は「始めに持っている理想の高さ」ですが、これは「理想と現実」のギャップは、それを埋めよう
個人的な環境で多くの作品が作られるようになり、「著作権」や「肖像権」とういう話を以前にも増して耳にするようになりました。「パクリ」や「トレース」、そして「パロディ」などもの凄く曖昧で、そして複雑な問題がいろいろな場所で議論されています。 「自主制作」を行う上で、作者が今まで見てきたものの「影響」を受ける事は往々にしてあります。好きな映画やアニメ、小説、漫画など、無意識のうちに「自分が面白いと思った瞬間」を蓄積していっているはずです。そして、いざ自分が作品をつろうと思ったときにそれらの片鱗がのぞく事は普通の流れです。 ただ、それに気がつき、意識的に「あんな感じで」と思い始めたときに、「パクリ」の悪魔が微笑み始めます。多かれ少なかれプロの作品でも行われている「パクリ」は、どこまでがオッケーで、どこからがNGなのでしょうか? これは以前にも書いたことがありますが、「気持ち」の問題だと。ビジュアル
去年の1月から半年、そして半年さぼって、また半年書いたブログですが、読んで頂いている皆さんのご協力もあり当初の目標だった、1年分を書ききることが出来ました。 FLASHアニメーション制作の、技術論以外の所で様々な項目について改めて考え直し文章化するという作業は、自分の中でもこれまで漫然とやっていた事の整理になり興味深かったです。 ブログのイラストも、ちょこちょこ描き進めたおかげで、途中FLASH BASIC 8の販促用パンフレットの挿絵の仕事を頂いたり、そのおかげで「がんばれハチロー」というコンテンツが生まれたりと実りは大きかったと思います。女性を書く苦手意識がちょっと払拭できたのも個人的には大きいです。 今まで、読んで頂いた方本当にありがとうございます。続けろとおっしゃって頂いた方、本当に嬉しかったです。このブログで書いてしまった、数々の「偉そうな事」が嘘にならないよう、これから「作品」
今まで、良い演出を行うのにどうしたらいいかということを考えていましたが、ちょっとここで視点を変えて、「最悪の演出」を考えて、「反面教師」にしてみるのはどうかなぁと。まあ、人間的にどうとか、性格がどうだということは置いておいて、あくまでも「演出」としての「最悪」を考えて行ってみたいなぁと思います。 ということで「史上最悪の演出」について考察 まず、これをやったら「最悪への一歩」を踏めるだろうと思われることについて。 1 話を間延びさせる。 「間延び」の技術はいくつか考えられますが、 「カット頭や、終わりに一拍、しらけた瞬間をつくる」 「平坦、へたな演技を心がける」 「激しいカット、激しい音楽をず〜っと続ける」 「『はい、どうぞ』という感じでカットを始める」 「演出家の体内ストップウオッチを常人より遅くする」 「視覚的に面白くなく、内容もないカットを作る」 とか、この辺の技を併せ持つことで、「
二人以上の登場人物に台詞をやり取りさせるときに、出来る限り気を使って守っているルールがあります。 それは、 「キャッチボールは出来る限りしない」 事。これを意識していると会話のやり取りが自然になると思っています。脚本の段階で台詞のリズムを作るには、多少ぎこちなくてもこのスタイルで書いている事で結果的に、会話がだれずにすむ事が多いです。最終的な作品では、台詞以外に画面に凝縮された補足情報がたくさんありますし、少々の飛躍も構わないかと。 例えば、 <ちゃんとキャッチボールをする会話> 男「お前は、一体?!」 悪者「俺たちは、殺し屋だ。なんで俺たちが来たのか、心あたりがあるだろう?」 男「そんな物は無い!」 悪者「ムキになるのが、何よりの証拠だよ。」 <バラバラの会話> 男「お前達は一体?!」 悪者「オモシレェなぁ。必死な奴は。」 男「俺は関係ない!こ、殺すつもりか?」 悪者「・・久しぶりに見た
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