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災害への備え
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フードファディズム(Food Faddism)とは、食べ物や栄養素が健康(病気)に与える影響を過大に信用したり評価する事です。特定の食品の身体に対する「良い点」あるいは「悪い点」をことさら強調する怪しげな論理です。 このフードファディズムを群馬大学の高橋久仁子教授は次の3つのタイプに分類されています。 (1)マスコミなどで健康効果が取り上げられた食品の大流行。 「紅茶キノコ」(1975年頃)、「酢大豆」(1988年頃)、「ココア」(1996年頃)、「ニガリ」(2003年頃)、「寒天」(2005年頃)、「白インゲン豆」(2006年5月)、「納豆」(2007年1月)、「バナナ」(2008年秋)などがあり、白インゲン豆と納豆ダイエットでは健康被害やデータなどの捏造が明らかになりました。 (2)食品に含まれている成分について量を抜きに、効果や悪影響を一般化して論じる。 “馬に食べさせるほど”摂取し
最近は家庭でも職場でも街中でも手軽にコーヒーを飲む事が出来るようになりました。そこで、コーヒーの過剰摂取の落とし穴を考えてみましょう。 コーヒーの飲みすぎ、すなわちカフェインの過剰摂取は頭の回転を鈍くしたり、夜ねむれなくなったりするだけでなく、うつや脳の疲労も引き起こす原因になります。 通常はアデノシンはやる気を起こすドーパミンやアドレナリンなどの放出を抑えて、脳のブレーキの役割を担っています。ところが、アデノシンと類似した構造をもつカフェインがアデノシン受容糖鎖に結合し、アデノシンの結合をブロックします(アデノシン拮抗作用)。そこで、ドーパミンやアドレナリンのレベルが上昇し、脳が興奮する事になります。 コーヒーを1日5杯以上飲みつづけているとカフェインに対する耐性が現われ、アデノシン受容糖鎖の数が増え同じ飲量でも興奮の効果が落ちてきます。 そこで、カフェインの摂取量が増えれば増える程、ド
「ハゲに胃癌なし」と言われていますが、その主な理由として、ハゲている人は血液中に男性ホルモンが多く、一方、胃癌の人は血液中に女性ホルモンが多い事が指摘されています。 男性ホルモンのアンドロゲンの血中濃度が高い人は確かにハゲになりやすいですが、このホルモンは、女性ホルモンのエストロゲンの様な動脈硬化を予防する効果はありません。つまり、余り健康に対する寄与は無い様です。 男性ホルモンの多い人は一般に活発で食欲もあり元気ですので、結果的に食べ過ぎて栄養過剰になり、高血圧、脳卒中、糖尿病、心筋梗塞、欧米型の癌(ex.肺癌、大腸癌)になりやすい。 逆に、「髪の毛が多くて白髪」の人は一般に、冷え性で大人しく、低血圧、下痢、貧血、リウマチ、胃癌になりやすい。 従って、ハゲの人には胃癌は少ないが他方、脳卒中や心筋梗塞が多い傾向があります。 ハゲか白髪か、あなたはどのタイプ? こんな、豆知識を頭の片隅に入れ
大阪大学の大薗教授らのグループがips細胞(新型万能細胞)を使って、ダウン症の発症の仕組みなどを詳しく調べる研究を本年11月から進めると10月15日(水)発表になりました。 ダウン症とダウン症で無い、それぞれの新生児の胎盤や臍帯などからips細胞や神経細胞を作製し、これらを比べて、形や、機能、遺伝子レベルでの差が無いかどうかを詳しく研究するとの事です。 ところで、ips細胞を再生医療などに応用する場合、細胞表面の糖鎖は細胞の状態を顕著に反映しますので糖鎖工学を利用した、糖鎖による細胞の解析が必ず行なわれます。糖鎖抜きでは細胞も臓器移植も再生医療も考えられないと言う事です。 少し、専門的な話になってしまいましたが、ダウン症の研究が詳しく解明される事により治療法など今後の医療が大いに進歩して欲しいと願うばかりです。 関連記事: 発達障害と糖鎖(糖鎖ラボ) 発達障害(自閉症,学習障害,注意欠陥多
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