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買ってよかったもの
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こんばんは、管理人のゴゴです 90年代の「なかよし」でホラーといえばこの方でした。 第29回は松本洋子先生の『魔物語』です。 魔物語 (講談社コミックスなかよし) [新書] 魔物語ってなんとも抽象的なタイトルですね。オムニバス形式のホラー4篇+1話ということですが、松本洋子先生って有名な方なんですか? 集英社の少女漫画誌「りぼん」に対抗する講談社の少女漫画誌「なかよし」があってね。「なかよし」のホラー・サスペンス漫画家としては80年代後半から不動の地位がありました。 80年代後半って「週刊少年ジャンプ」が人気作品が多くて黄金期だったって言われてる時代ですよね。 そう。そしてホラー漫画史的にはその裏で怪奇マンガから少女ホラーへ完全に移行する過渡期の時代です。1988年を最後に、昭和貸本ホラーを牽引してきた「ひばり書房」「立風書房」の時代が終わります。 歴史の授業みたい。「ハロウィン」や「サス
こんばんは、管理人のゴゴです。 懐かしい人にとっては懐かしい。知らない人は全く知らないそんな作品です。 第54回はあつたゆりこ先生の名作『ひき裂かれた顔』です。 また『週刊マーガレット』掲載作品なんですか? 前の『赤い爪あと』の時も言いましたけど、そんなに怖い作品ありましたっけ? 週マからやるのはこれが最後かもね。60年代の古賀新一先生の一連の作品、1979年連載開始の菊川近子先生の『赤い爪あと』、そして1980年に連載開始の本作品で、「新三大こわすぎるマーガレット」です。 のっけからどこぞのバラエティ番組をパクったような言い回しはやめてください。新三大って、今2015年だから全部30年以上前で古いですし。 オマージュだよオマージュ。タイトルに著作権はないらしいよ。なお、『引き裂かれた顔』という間違った記述をよく見かけますが、正しくは『ひき裂かれた顔』です オマージュだとかリスペクトだとか
こんばんは、管理人のゴゴです。 80年代に隆盛し、いつの間にか消えたサイキックホラーというジャンルがあります。 第46回は80年代ニューウェーブの代表作家大友克洋先生の『童夢』です。 わ!わ!知ってる!『AKIRA』の人だ! カップラーメンのCMで見ましたよ、この絵。 さすがにこのメジャーな方は解説もいらないね。そう、SF大作『AKIRA』の作者・大友克洋先生です。おりしも先月アングレーム国際漫画祭最優秀賞を受賞された方です。なお、今回は極めてホラーっぽくない作品をあえてやります。異論は認める。 こんなメジャーな方へ行くとはいよいよあれですか。百物語と銘打っておきながら100冊も紹介する本がねぇやって匙を投げた感じですか。私には弱音はいてもいいですよ。 ちょっ、優しくしないでー、困ってないからー。むしろ濃すぎるラインナップを避けて一般受けするものを選んでるからー。っていうかぁ、今回は作品そ
こんばんは、管理人のゴゴです。 楳図大先生の著作の中で、ホラー作品は『洗礼』とこれを推します。 第32回は楳図かずお先生の『神の左手悪魔の右手』です 楳図かずお先生は当ブログでは2度目に取り上げる先生です。シャツが紅白でとても縁起のいい楳図先生を知らないという方は過去記事の『洗礼』をご参考にどうぞ。 昔者荘者夢為胡蝶。栩栩然胡蝶也。 え? なんですか、急に? 果たしてわたしが蝶になった夢を見ていたのか、蝶がわたしになった夢を見ているのか・・・ いやゴゴさんは誰がどう見てもカエルですよ。というか、国語の授業で知ってますけどそれって荘子の『胡蝶の夢』ですよね。 ええ、はい。そうです。今日はその胡蝶の夢のテーマとかかわりのある作品、『神の左手悪魔の右手』です。楳図漫画のスプラッター作品では最高峰と目されています。もーとにかくどぎつい。 どぎついといいながら顔がにやけてますよ。そのテンションのあが
こんばんは、管理人のゴゴです。 今回は興味はあるけどよく知らない人のために、特別番外編としてひばり書房の紹介・解説をします。敬意をこめて冗談少なめでくっそ真面目にやりました。 初心者っていうか1990年以前の怪奇漫画に手をだす時点でもう中・上級者ですよね。 いやいや、上には上がいるもんだから。ひばりにいたり曙にいたり東漫にいたり若木にいたり赤本にいたり劇画エロにいたり、漫画スキーの業はマリアナ海溝より深いのです。 まだまだ地獄の一丁目ってことですか。仕方ないのでお供しますよ。 ごめんごめん、でもきっとさっちゃんも深く知ればひばりを好きになるさ。今回は初心者のために記事内でやろうとしたら長すぎて断念したひばり書房の細かい話をします。初めてのあなたもこれで立派なひばりスキーに! 今回のサブタイトルは「地獄へのいざない」ぐらいの方がよかったんじゃないでしょうか。 ふひ、それもいいね。さて、まずは
あ、この絵柄絵本で見たことありますよ。本屋さんで見かけて、不気味というか不安になる絵だったんで気になったことあります。買って読んだりはしてないんですけど。 絵本も出してるね。『人殺しの女の子の話』とか『死んでしまったぼくの見た夢』とか。 な、なんとも強烈なタイトルですね。絵本のタイトルとは思えません。 内容的には子供向け絵本じゃないからね。その2つだとどちらかといえば『死んでしまったぼくの見た夢』の方が、西岡先生らしい作風で初めての西岡作品にはオススメです。 あとは最近新装版で再版された『地獄』とか。 悪夢か白昼夢のような変わった読後感があります。下は『地獄』の1篇「天使」 それにしても独特の絵柄ですねぇ~。なんかキャラクターに生気がないというか人形みたいな感じですよ。ん、そういえば西岡兄妹先生ってペンネーム、変わってますけど本当にご兄妹でやってるんですか? そうそう、お兄さんで文と物語担
こんばんは、管理人のゴゴです。突然ですが、自分用に作成していた立風書房レモンコミックスの表紙付リストを公開します。収集のお供にどうぞ。初見の方は「あ、ホラー漫画ばっかりの本棚ってこんなことになるのね」って苦笑してください Powered By ピンタレストです。詳細ページはこちらです。Googleスプレッドシートでも元データを公開しました。古本屋さんや収集家の方はどうぞこちらへ。 こういう表紙と併せた一覧表ないかな~って前々から思ってたのに見つからないので作りました。最下部のPinterestで見るを押していただくとレモンコミックスのボードに飛びます。Pinterest側の問題でたまに表示がおかしくなってます。Follow ゴゴ's board 【立風書房】レモンコミックスリスト【ホラー漫画】 on Pinterest. 未確認番号一覧【07シリーズ】 003 004 005 007 01
コメント一覧 (16) 1. 包丁人味平 2014年07月26日 02:14 はじめまして。 伊藤潤二の作品リスト探していて、こちらにたどり着きました。 労作、お疲れ様です。 今日は遅いので、またお邪魔します。 2. ゴゴ 2014年07月27日 17:16 はじめまして、こんにちは管理人のゴゴです。 趣味で作ったものなのでお役に立って何よりです。 好きに使ってください。 3. 静 2015年12月25日 12:26 伊藤潤二さんは月刊スピリッツで、 「伊藤潤二、大いに挑戦する 社会科大見学」 というのも連載していましたよ(休載になったまま自然消滅しましたが……) ホラーでなく、リアルウンコノオモイデやよん&むー的なコメディタッチのルポタージュ風で、全部で3回掲載されたはずです。 いきなり、こんなコメントで申し訳ないですが、丁寧にまとめていらしたので、逆に抜けが気になってしまったのです。
こんばんは、管理人のゴゴです。 1990年代のホラーブーム当時、少女ホラー誌に劇画界からまさかの電撃参入された方がおります。 第22回は三条友美先生の『犬になりたい』です。刺激的なのでお気を付け下さい。 犬になりたい―恐怖漫画珠玉作品集 (ぶんか社コミックス) [コミック] 『犬になりたい』・・・ホラーマンガっぽくないタイトルですね。表紙はかわいい女の子ですけど・・・あれ? 左半身が犬だ。 ゴゴは本当にこの表紙をデザインしたという担当編集の方は天才かドSだと思います。表紙のかわいい女の子には騙されるなッ!! 罠だ! これは罠だ! なななんですか? 急に何なんですか? お客さん放り投げて話し出すのはよしましょうよ。 いいんだ、今回はついてこれる人などいないはずだ。初めに断っておきますが、三条友美先生は男性の漫画家であってゲーム『アイドルマスター』に登場するキャラクター「三条ともみ」とは別物で
こんばんは、管理人のゴゴです。 子供は純真で、無邪気で、多くの作品で天使のように描かれます。 しかし、その純真さや無邪気さが狂った方向へ向かうとどうなるでしょうか? 第13回は巨匠わたなべまさこ先生の『聖ロザリンド』(セイントロザリンド)です 聖ロザリンド (ホーム社漫画文庫) [文庫] 代表作は『ガラスの城』。古き良き少女漫画のかわいらしい絵柄でありながら残虐な仕打ちやシチュエーションをこれでもかとばかりに繰り出す、その世代の方にはトラウマものの作品です。 そしてもうひとつのトラウマがこの『聖ロザリンド』 初めての単行本発行は1973年なので40年近くも前です。 ストーリーというものはないに等しく、可憐な少女のロザリンド・ハサウェイが無垢な心から次々と殺人を犯していくという内容です。 本当にかわいらしいロザリンド ウサギもいい表情してます 公式に区切られてはいませんが2部に分けられており
こんばんは、管理人のゴゴです。 今回とりあげるテーマはホラー漫画の必履修科目です。 第55回は巨匠楳図かずお先生の記念碑的作品『口が耳までさける時』 です。 楳図かずおこわい本 (蛇1) (楳図かずお恐怖文庫 (5)) [文庫] 楳図 かずお 朝日ソノラマ 1996-08 続きを読む タグ :楳図かずお少女フレンドマーガレット朝日ソノラマへび女試し読み可 こんばんは、管理人のゴゴです。 懐かしい人にとっては懐かしい。知らない人は全く知らないそんな作品です。 第54回はあつたゆりこ先生の名作『ひき裂かれた顔』です。 続きを読む タグ :あつたゆりこ集英社トラウマ漫画週刊マーガレット こんばんは、管理人のゴゴです。 この世には決して太陽の輝きが届かない暗黒大陸があります。 第53回は早見純先生の『純のはらわた―血みどろ怪奇作品集』です。 純のはらわた―血みどろ怪奇作品集 (リターンフェスティバ
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