サクサク読めて、アプリ限定の機能も多数!
トップへ戻る
災害への備え
blog.livedoor.jp/yss_fpga
下はYSSやPonanza、ボンクラが24で出したレーティングを元に 作ったプログラムのレーティングの推移です。 将棋だけでなく、囲碁、チェスも並べています。 レーティングは将棋倶楽部24と一致するように囲碁、チェスは調整しています。 チェスは1997年にカスパロフがDeppBlueに敗れました。 囲碁はモンテカルロが登場した2007年以降、急激に、とはいっても 将棋なみの速度で上昇しています。 将棋はおそらく2010年ぐらいには人間のトップに並んでいたと思われます。 2012年、そして雷王戦が開かれる2013年、その差は開く一方です。 ボンクラが24で出した点数をみて、渡辺竜王が「あれは人間に出せる点数ではない」 と断言されていたのもショックでした。 おそらく長い時間でも人間は勝てないでしょう。 最強のコンピュータを最強の人間が破る、という棋譜はもう生まれないかもしれません。 2009年
YSSの詰将棋は長いこと脊尾さんの証明数だけを使ったものを採用してたのだが、 東大7(8)で使われているdfpnの性能(解答時間+探索局面)が はっきり優れているので「一念発起して(拝借しました)」試作中です。 具体的には東大7はだいたい15手から25手詰くらいを YSSの半分から10分の1といった局面数で解いてしまう。 反証数は今までも少しだけ使っていたのだが(ハッシュに手がある時に、王が逃げる手の選択で、評価関数みたいな感じで反証数の小さい手を優先的に読むように) こうも性能の差を見せられては、である。 それに不詰がほとんど解けないのも気になってたし。 で、実は長いこと長井さんの進歩4の論文のdfpnのコードを誤解してました。 下の部分で、 // 多重反復深化(長井さん論文) while (n->pn > DN_Min(n) && n->dn > PN_Sum(n) ) { // pn
とうとう、19路でもモンテカルロ法の毒牙にかかってしまいました。 岐阜チャレンジで破竹の4連覇を成し遂げてきた銀星囲碁7が モンテカルロ法ベースのCrazy Stoneに5勝14敗と完敗。 はっきり今までのクラシックな作り方の囲碁プログラムは終焉を迎えました。 もう、今後10年、いや名人が敗れるその日まで、今までやり方のプログラムが 世に出る日はないと思います。 ただ、今までのやり方、やってきた事が無駄になる、というわけではないと 思います。 今のところ、モンテカルロ法の個々のシミュレーションの質を上げる、 ことで強くなってきています。 最初は完全に乱数に打っていって(初期のころは実際に石を置いていかずに どうせ乱数なんだから、ルールを無視して打つ順番を決めて、その通りに 石を置いていくだけ、とか荒っぽかったのですが) それでも上手くいっていたのですが、だんだん、本当の囲碁に近い打ち方を
激指のY山さんのブログに激指の並列化の実験にtak関数を使った、との 記述があったので、なんだろう、と調べてみたら なんと竹内先生が1976年に再帰のベンチマークとして考案された関数、とのことです。 こんなところで竹内先生の名前が出てきてびっくり。 で、関数はいたってシンプル。 int tarai(int x,int y, int z) { if ( x <= y ) return y; return tarai( tarai(x-1,y,z), tarai(y-1,z,x), tarai(z-1,x,y) ); } これだけです。 なんだこりゃ、という感じ。 再帰関数なのですが、それが引数の中に3つも入っている、という危険な構造です。 何をやってるか分からなかったのですが、ぐぐると この関数に意味はないそうです(おいおい)。 次にちゃんとこれって終了するのかな?という疑問。 ということで
このページを最初にブックマークしてみませんか?
『blog.livedoor.jp』の新着エントリーを見る
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く