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都知事選
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「デザインとは何か」を語ることはとても難しいものです。あまりに多くの意味を含んだ、大きな概念の言葉だからです。 試しに”Design”という言葉の意味を調べてみると(プログレッシブ英和中辞典)、”意匠、図案、設計、企画、模様、計画、企画、陰謀、意図、目的、美術作品、仕組み、構造” といった広範囲の言葉が並びます。「デザインは見た目だけの話ではない」と、最近よく言われるようになりましたが、まったくその通りであり、今ままでその認識が少なかったこと自体が、いかにデザインというものが社会的に認識されていないかを物語っているように思います。 もっと多くの人が「デザインとは何か」を理解する必要があるように思います。なぜなら、それはすべてのものづくり、サービスづくりに関連する大切な姿勢だからです。 デザインとは何か 「デザインとは何か」を世界中のデザイナーに聞いたところで、いろいろな答えが返ってくると思
7月末に博報堂を退職し、ひっそりと「文鳥社」という会社をつくりました。文鳥社はデザイン会社です。「出版社のような名前ですね」とよく言われますが、一応デザイン会社です (出版もひとつの事業として行います)。博報堂の同い年のデザイナーとふたりでアイデアを出し合ってつくりました。辞めたのは僕一人なので、とりあえず表参道に小さな事務所を構え、ひとりでスタートしています。 博報堂には6年間ほどいて、肩書きはずっとコピーライターでした。博報堂のいいところも悪いところもたくさん見てきました。でも嫌いなことを書き出すと本を一冊書けてしまうので、今回は書かないことにします(会議がとにかく嫌いでした)。それよりはこれからのことについて書いてみようと思います。 デザイン会社と言うと、一般的には「受注の制作仕事」が多いと思うのですが、文鳥社は「受注ではない自社ビジネス」を中心にしていこうと考えています。具体的に、
東京に旬八青果店という八百屋があります。株式会社アグリゲート代表の左今さんの思いから、2013年の10月にスタートしました。3年半がたった今は、都内に11店舗ほどに成長し、多くの人に知ってもらえるようになりました。文鳥社では、そのスタートから携わっていて、名前を一緒に考え、ロゴをつくり、店舗の設計を手伝ったり、ポスターやチラシをデザインしています。 一つ目の店舗は、とにかくスタートすることを目指し「一坪の八百屋」でした(写真を見てもらえば誇張じゃないことがわかるかと思います)。その小ささとは逆に、大きな存在感があり、お客様にも愛されていました(いろいろあってその店舗は店じまいしたことは残念です)。 以前書いたブログの中で「自分たちが信じれる仕事をしたい」と書きましたが、この旬八青果店も自分たちが信じることのできる仕事のひとつです。八百屋という商売の形態は、できることならずっと存在してほしい
009 「刺青」谷崎潤一郎 010 「雪もち」幸田文 011 「四月のある晴れた朝に100パーセントの女の子に 出会うことについて」村上春樹 012 「雨のなかの噴水」三島由紀夫 013 「初恋」尾崎翠 014 「メリイクリスマス」太宰治 015 「賢者の贈り物」オー・ヘンリー 柴田元幸=訳 016 「バッタと鈴虫」川端康成 ⬜︎代官山蔦屋書店 / 〒150-0033 東京都渋谷区猿楽町17-5 ⬜︎梅田蔦屋書店 / 〒530-8558 大阪市北区梅田3-1-3 ルクアイーレ9F ⬜︎湘南蔦屋書店 / 〒251-0043 神奈川県藤沢市辻堂元町6-20-1 ⬜︎京都岡崎蔦屋書店 / 〒602-8342 京都市左京区岡崎最勝寺町13ロームシアター京都13 パークプラザ1F ⬜︎MUJIBOOKS 有楽町店 / 〒100-0005 東京都千代田区丸の内3-8-3 インフォス有楽町 ⬜︎MUJI
文化に貢献する、デザイン会社でありたいと思います。 文鳥社は、デザインを軸にした会社です。文鳥文庫の販売を行っています。デザインを軸に、ものづくり、サービスづくりを行っていきます。そして、できるだけ「文化的」な仕事に貢献していこうと考えています。文化という言葉はとても広い意味を持ちますが、ここでいう文化は「ひとの精神を豊かにする活動」を指しています。それは、文学であったり、音楽であったり、八百屋だったりもします。ただただシステム化され、売れればよい、という種類のものではありません。 できるだけ多くの、面白いこと、世の中のためになることを考え、企画し、行動に移し、形にしていくことを目指しています。デザインの本質は、より正しく、よりよい世界をつくることにあると考えています。それはとてもシンプルに楽しいことのはずです。 昨日はなかった物事を生み出し、お店に並び、実際に誰かの手にわたること。そして
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