サクサク読めて、アプリ限定の機能も多数!
トップへ戻る
買ってよかったもの
bunsyou.net
誰でも犯しがちな《6つの悪文》をご存知ですか? ここを直すと、読みやすくて魅力的な文章になります ●小論文●レポート●企画書●提案書●就職作文●社内報 ●投稿●寄稿●ウェブ…etc ⇒文章力で損をしないために…
テーマが決まったあとは、書き始める前の準備と構成が大事 文章は、まず書き出しの第1行目の文から始まり、文が一つ一つ、つながって最初の段落が形成され、いくつかの段落を経て収束します。 エッセイだろうと小論文や解説文、はたまた広告コピーだろうと、文章は全体で作者の思想(感情)を表しており、書き出しで読者を惹きつけた後は、流れるように結びの言葉へと向かっていかなければなりません。 文章を書く作業の中で初心者が陥りやすいのは、文章を書き始めるまでに十分に時間をかけていないということです。言い換えれば、テーマを十分に吟味していない、必要にして十分な文章素材を用意していない、構想を練ったり文章構成を考えたりしない、ということです。 イメージがぱっと湧いてきたので、すぐに書き始める。そういう人が実に多いのです。文章の超達人ともなれば、「一行目が浮かんだらもう書き終わったも同然だ」と豪語することもできまし
エッセイと随筆は同じか? エッセイは随筆と訳されますが、両者にはニュアンスの違いが多少あります。 随筆は、思いつくままに自由な形式で書いた散文のことで、日本では文学の一形式として昔から親しまれてきました。歴史に残る最古の随筆は、十世紀末に書かれた清少納言の「枕草子」だとされています。清少納言は、独特の鋭い観察眼と、女性らしい細やかさで貴族の日常生活を綴っています。またその後も随筆文学は、鴨長明「方丈記」、吉田兼好「徒然草」、本居宣長「玉勝間」、松平定信「花月双紙」などの傑作が連綿と続いています。 その中でも徒然草の冒頭、「つれづれなるままに、日ぐらし、硯にむかひて、心に移りゆくよしなし事を、そこはかとなく書きつくれば…」はあまりに有名で、このままで「随筆」の定義になっています。 エッセイのほうはどうかというと、十六世紀に出版されたモンテーニュの著書「随想録」を起源とするのが定説で、フランス
編集者の仕事をひと言でいえば、「本作りの企画から印刷まですべてを行う」ということになります。知的で華やかなイメージのある編集者ですが、仕事の中味は想像以上に地味なものです。斬新な発想や構成力、緻密な管理能力が求められるにもかかわらず、現実は根気と忍耐の日々であるわけです。 編集には単行本、雑誌、新聞などがあり、その発行形式によって仕事のやり方は変わってきます。編集者にあこがれる人の多くは、雑誌の編集ではないでしょうか。自分が親しんだファッション誌やマンガ誌、タウン誌、サッカー・マリンスポーツ・音楽・パソコンなどの趣味誌……。これを自分の手で作れたら最高に幸せでしょうね。 また、単行本の企画も魅力があります。自分が読みたいと思う本を自分が企画する。その道の専門家に会い、趣旨を説明し、執筆を依頼して、原稿をいただく。それが実際に本の形になって書店の棚に並び、多くの読者に読まれるのです。編集
たくさんある接続詞を「6つの働き」別に分類すると、適切な使い方が見えてくる… 文と文をつなぐ言葉は一般に接続詞と呼ばれていますが、中には副詞の一部や接続助詞なども混じっています。しかし、文法的な厳密性にこだわるのは本講座の目的から外れますので、大雑把に「接続詞」として扱うことにします。 接続詞の用途別の分類法は人によって多少異なるようですが、次のようにシンプルに六つに分けるのがわかりやすいでしょう。 ①前の文を原因・理由とする結果を表す (順接・因果) 「だから」「それで」「ゆえに」「そこで」「すると」「したがって」「よって」 ②前の文と対立する内容か、反対の概念を表す(逆説) 「が」「だが」「しかし」「けれど」「けれども」「だけど」「ところが」「とはいえ」「それでも」 ③前の文と同列のことを挙げたり、付け加えたりする(並列・付加) 「そして」「それから」「また」「しかも」「その上」「さら
単文、重文、複文とは 文はその構造から、単文、重文、複文の3種類に分けられます。分類の基準の第一は「主語と述語の組み合わせが複数あるか否か」です。主語と述語の組み合わせが一つなら「単文」です。また、複数ある場合には、それぞれの「主語と述語」同士の関係がどうなっているかによって、さらに2つに分けられます。 ●単文 まず、わかりやすい単文の例を挙げてみましょう。単文とは、次のように主語に対応する述語が一つしかない文のことです。 彼女はいつも決まった時間に退社する。 私は商談中にはメモを取らない。 主語と述語のペアが複数あれば、重文か複文になります。両者を分けるのはそれぞれが並列関係か、それとも入れ子状態になっているかによります。並列関係になっているものが重文です。 ●重文 次は重文の例です。主語と述語が別々に2つ並んだ文です。 兄は何ごとにも慎重だが、弟は無鉄砲なところがある。 私が久々にアパ
文章上達の秘訣について、技術以前の心構えや、基礎力のつけ方、推敲の大切さと文章読本の活用法、推敲のポイントや力をつけるためのお手本書き写しなどの方法を解説しています。無駄のない、簡潔でわかりやすい文章をめざしてください。 文章上達法① うまい文章を書きたいあなたへ…技術以前の心構え 「うまい文章とは、わかりやすい文章のことだ」というようなことは、どの文章読本にも書いてあります。ほとんどの方は、これでいちおうは納得するでしょう。 でも、「もっと格好いい文章が書きたい」、あるいは「人からうまい文章と言われたい」というような願望の強い方には、今ひとつ釈然としないアドバイスかもしれません。私はその先が知りたいのだ、と。 そもそも文章を書きたいという気持ちは、自己表現欲求のひとつです。仕事でいやいや書く企画書などの文章を別にすれば、文章は書くことそれ自体が快感につながっているはず。その先に、自
うまく書こうとすればするほど、わかりづらい文章になる? うまい文章が書きたいとは、誰もが思うもの…。では、「うまい文章」とはどんな文章でしょうか? エッセイなら「味のある文章」、小論文や広告コピーなら「説得力のある文章」ということになるのでしょか。 でも、どちらも大前提として「わかりやすい文章」であることが求められます。わかりやすい文章とは、読みやすい、つまり「1回読んだだけで、内容がしっかりと頭に入る文章」と置き換えてもよいでしょう。 文章を書き慣れていない初心者の場合は、皮肉なことに、うまく書こうとすればするほどわかりづらい文章になってしまいます。また、かなり書き慣れた方の文章でも、「ここを直せばわかりやすくなるのに…」と思われる箇所がたくさん見つかります。 一見、達者な文章のように見えても、わかりづらくては読者はよほどの義理がない限り読んではくれません。また、何とか読んでくれたとして
読点には絶対というような法則がありません。そのため、書き手の感覚に任されている面があり、実際、プロの文章を見ても、読点のやけに多い人から少ない人までさまざまです。とはいうものの、読点をつけるための原則というものはあります。 次に、出版界などで目安となっている読点の打ち方を10項目ににまとめて紹介します。 ①接続助詞(ば・から・ので・て・が・のに・けれど・ても・し…など)のあと 私はダイエットしても、さっぱり体重が減らない。 ②独立語(ああ、はい、もしもし、ねえ…など)のあと ねえ、いっしょに行ってくれないかしら。 ③接続詞(そして、しかし、なお、また、ゆえに、ちなみに、さて…など)のあと そして、誰もいなくなった。 ④同じ役割の動詞、形容詞、副詞などが並ぶ場合 明るく、風通しのよい部屋ですよ。 彼はこぶしを上げ、叫んだ。 ⑤時、場合などを表す前置き文のあと(文全体を限定する場合) 私たちが
このページを最初にブックマークしてみませんか?
『文章上達法|悪文と読みやすい文章☆エッセイ=仕事、趣味、ペット…』の新着エントリーを見る
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く