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画力アップ
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「迷惑とお互いさま」の項で、日本語の「自然環境を守る力」は、自然環境に対してだけでなく、人為的な組織に対しても同じように働くようだと指摘し、「少数意見」や「ハーモニーとは」などで、その「自分の属する組織を盲目的に守ろうとする力」について論じてきたけれど、今回は、「人為的な組織」と「自然発生的な組織」の違いそのものについて考えてみたい。 ドイツの社会学者フェルディナント・テンニースは、社会組織について、「ゲマインシャフト」と「ゲゼルシャフト」という二つの概念を提起した。ゲマインシャフトとは、地縁・血縁などにより自然発生した社会集団を指し、ゲゼルシャフトとは、利害関係に基づいて人為的に作られた社会組織を指す。テンニースは、人間社会が近代化するとともに、社会組織は「ゲマインシャフト」から「ゲゼルシャフト」へと変遷していくとした。このブログでいう「人為的な組織」は、テンニースの「ゲゼルシャフト」と
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