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提供:PS3 Linux Information Site / Cell/B.E.のパワーを体験しよう 第1章では、Cellプログラミングの特徴について解説しました。本章では、Cellプログラミングの特徴の1つである、SIMD演算を利用したプログラミング手法について解説します。 SIMD演算は、複数のデータに対する処理を1命令で実行できる演算手法です。このような手法は、マルチメディア・アプリケーションの音声・画像処理や3Dグラフィックスの演算処理などで多く利用されています。近年、多くのプロセッサがSIMD演算専用の命令 (以下、SIMD命令) を実装しており、例えばIntel x86はSSE命令やMMX命令といったSIMD命令をマルチメディア拡張機能として提供しています。一方、本チュートリアルで対象としているCellではSIMD命令として、PPEにVMX命令、SPEにSPU SIMD命令
2.1 SIMD演算の概要 まずはじめに、SIMD演算の特徴について解説します。SIMD演算は、画像処理や物理演算のような、膨大なデータに対する計算を単調に繰り返すような演算をおこなえます。 2.1.1 SIMD演算とは SIMDとはSingle Instruction/Multiple Data (単一命令/複数データ) の略で、SIMD演算とは1つの命令で複数のデータに対して処理をおこなう演算方式を意味します。SIMD演算に対して、1つの命令で1つのデータに対して逐次的に処理をおこなう従来の処理方式をスカラ演算といいます。 簡単な加算処理を例に、スカラ演算とSIMD演算の違いについて説明します。 図 2.1 はスカラ演算、SIMD演算ともに4個の加算処理の結果を求める計算を示しています。 図 2 . 1 スカラ演算とSIMD演算 従来のスカラ演算では、 図 2.1 (a) のように4個
リモート開発環境の提供 Cellプログラミングが可能な開発環境をお持ちでない方に、リモート開発環境としてPS3 Linuxをご提供いたします。 リモート環境のご提供は、2008/1/7(水)に開始いたします。
株式会社フィックスターズが主催する、Cell Broadband Engine™(Cell) プログラミングコンテスト「Hack the Cell 2009」のサイトです。 本コンテストでは、課題プログラムをCellに移植し、その実行速度を競い合います。Cellの性能を最大限引き出すためには、プログラマのスキルやセンスに大きく依存します。 それ故に挑戦しがいのあるアーキテクチャといえます。 この機会にぜひ、Cellプログラミングに挑戦してください。学生部門と社会人部門を設けており、参加賞をはじめとして、各部門2位までには豪華賞品が用意されています。
OProfileとは Linuxシステムで使えるプロファイラです。 カーネル内で発生したイベントごとにサンプリングを行うので、カーネル内も含めたシステム全体のプロファイルを取れるのと、ハードウェアパフォーマンスモニタの値を取得できるのが特徴です。 ハードウェアパフォーマンスモニタが実装されていないシステム上でも、タイマ割り込みごとのサンプリングが利用できます。 このタイマ割り込みを使ったプロファイラはアーキテクチャに依存しないため、PS3 Linuxでも使用することが可能です。 なお、以下の解説は、バージョン0.9.1をもとにしています。 OProfileのインストール OProfileを使うには、OProfileツールのインストールと、Linuxカーネルに含まれるOProfileモジュールのコンパイルが必要です。 OProfileツールは Fedora、もしくはFedora Core
出典: PS3 Linux Information Site / Cell/B.E.のパワーを体験しよう 第1章では、Cellプログラミングの特徴について解説しました。本章では、Cellプログラミングの特徴の1つである、SIMD演算を利用したプログラミング手法について解説します。 SIMD演算は、複数のデータに対する処理を1命令で実行できる演算手法です。このような手法は、マルチメディア・アプリケーションの音声・画像処理や3Dグラフィックスの演算処理などで多く利用されています。近年、多くのプロセッサがSIMD演算専用の命令 (以下、SIMD命令) を実装しており、例えばIntel x86はSSE命令やMMX命令といったSIMD命令をマルチメディア拡張機能として提供しています。一方、本チュートリアルで対象としているCellではSIMD命令として、PPEにVMX命令、SPEにSPU SIMD命
出典: PS3 Linux Information Site / Cell/B.E.のパワーを体験しよう HTTP-FUSE PS3 LinuxはPLAYSTATION 3のハードディスクへのLinuxをインストールしなくても、インターネット経由でLinuxを起動することが可能なシステムです。HTTP-FUSE PS3 Linuxは2007年6月25日にリリースされました。 HTTP-FUSE PS3 LinuxにはCell上でのプログラム開発ツールであるCell SDK 2.1も標準で搭載されているため、Cellプログラム開発を行うことも可能です。
無線LANの基本設定方法 ネットワーク設定ファイルは以下になります。このファイルで、無線設定を 行うと自動的に、無線が有効になります。 /etc/sysconfig/network-scripts/ifcfg-eth0 サンプルの設定ファイル [1] を添付します。なお、ファイル中にも、詳しい設定方法がコメントとして書かれています。 例 無線LANアクセスポイントに AESで接続する方法 パスフレーズ "playstaion3" ESSID "APname" の場合以下のように設定します。なお、set_alg 3 はAES暗号化を示します。 IWPRIV="set_alg 3" KEY="s:playstation3" ESSID="APname" PS3を再起動すると、上記ifcfg-eth0 の場合 起動時にアクセスポイントに接続し、DHCPによりIPアドレスを取得します。 手動では
This site is intended to provide information about optimization of OpenCV library for the Sony PLAYSTATION 3 (PS3) Linux. OpenCV is an open source computer vision library. Please refer to What is OpenCV? In this project, we are developing the modules called CVCell that accelerate OpenCV Library for the Cell/B.E. processor. CVCell is currently able to speed up some functions. For example, some arit
CTK: Cell ToolKit Library CTK Version 0.73 (tested against Cell SDK 3.0) is now available! (Jan 8, 2008) CTK Version 0.73 (Cell SDK 3.0対応) をリリースしました (Jan 8, 2008) CTK (Cell ToolKit) is an open-source C/C++ toolkit library for the Cell/B.E. processor. CTK is intended to accelerate Cell software development by providing various utility functions that most Cell programmers would need. CTK provides
Cell/B.E.を搭載したハードウェアやCell/B.E.の性能を引き出すソフトウェアを提供しています。 GigaAccel 180 IBM BladeCenter QS22 IBM BladeCenter QS21 音響測定 RT-IR01
「RT-IR01」は、Cell Broadband Engine のパワーを活かして、マルチチャンネルの音響伝達特性(インパルス応答)をリアルタイムに測定するアプリケーションです。 インパルス応答の測定により、周波数振幅特性はもちろんのこと、FFTアナライザでは不可能だった、位相特性や残響の時間波形を測定することができますので、オーディオのチューニングに最適です。 RT-IR01製品カタログ(PDF:467KB) 膨大なFFT演算をリアルタイム処理 PLAYSTATION®3に搭載されたCell/B.E.プロセッサの強力な演算能力により、PCに負荷を掛けることなく、マルチチャンネル、ハイビットレート、内部演算精度32bitFloatでの リアルタイムFFT処理を可能としました。 FFT長256k、最大サンプルレート96kHz(入力4チャンネル)の条件下でも測定可能な最大インパルス応答
Cell SDK 2.0のダウンロード IBM Alphaworks Cell SDK 2.0のサイトからCell SDK 2.0のisoイメージをダウンロードします View licensesをクリックして利用規約条項を確認し、問題がなければI acceptを選択してページの下の方にあるSubmitをクリックして下さい。 IBM IDの入力とサインインを求められますので、IBM IDとパスワードを入力して先に進んで下さい。IBM IDをまだ持っていない場合、register nowリンクから登録することができます(登録は無償です)。 サインインすると CellSDK20.iso というイメージをダウンロードすることができるようになります。 /home/(ユーザ名) 以下にイメージをダウンロードすると仮定して説明します Cell SDK 2.0には以下のソフトウェア(RPM)が含まれます
google-perftoolsとは グーグル株式会社で開発、公開されている高速mallocやCPUプロファイリングと解析などを行うオープンソースのツール群です。 こここではサンプリングベースのCPUプロファイラーである cpu profiler を紹介します。 cpu profilerはアーキテクチャーに依存しないLinux用ソフトウェアなので当然Cellでも使用することが可能です。 ここでプロファイルの測定対象としたソースコードはこれです。 Media:Google-perftools-cpuprofile.tar.gz google-perftoolsのインストール google-perftoolsはこちらからダウンロードできます。http://goog-perftools.sourceforge.net/ バイナリパッケージ(*.rpm)はないのでソースをダウンロードしてコンパ
注意事項 サンプルプログラムはlibspe2.0.0用に書かれています。 libspe2.0.1だと sarah.h:12: error: 'SPE_EVENTS_ON` was not declared in this scope と言われてコンパイルできません。lispe2.0.1で試すには sarah.h の12行目の SPE_EVENTS_ON を SPE_EVENTS_ALL に書き換えてください。次回アップデートする時に対応する予定です。
出典: PS3 Linux Information Site / Cell/B.E.のパワーを体験しよう PS3向けLinuxディストリビューションの第一弾として、 米Terra Softから Yellow Dog LinuxのPS3向けディストリビューションYellow Dog Linux for PS3の発売が発表されました。 Terra Softによると、Yellow Dog Linux for PS3は以下のようなスケジュールで提供が予定されています。 11月27日以降にYDL.netからディストリビューションイメージをダウンロード可能 11/27(米時間)にアナウンス文が発表されました YDL.net のアカウントはTerra Soft Storeから購入可能です (Yellow Dog Linux 5.0をクリック→YDL v5.0 Download via YDL.net
出典: PS3 Linux Information Site / Cell/B.E.のパワーを体験しよう PS3の上でSPEを使ったプログラムを書くにはいくつかの方法があります。 ここでは、PS3上で伝統的な"Hello, World" を実現するプログラムをいくつか紹介します。 なお、SPEから"Hello, World"をコンソールに書き出すという処理は、 実質上はSPEからPPEのprintf処理を呼び出しているだけです (SPEは直接I/Oにアクセスすることはできませんから、 SPE上のI/O入出力関数は内部ではすべてPPEに送られて処理されます)。 従って、本ページのプログラムは、真の意味では ほとんどSPEの演算能力は使っていません。 また、PS3の性能を活かし切るには、SPEをただ使うだけではなく、 SIMD演算による並列演算やDMA転送の二重化などをいかに行うかが鍵となり
本チュートリアルは、高性能マイクロプロセッサ「Cell Broadband Engine (以下、Cell)」のプログラミングチュートリアルです。Cellアーキテクチャの概要、Cellプログラミングの基本的な手法について解説します。 本チュートリアルは、大きく4つの章で構成されています。すべての章を学習することで、Cellプログラミングの基本的な知識を習得できます。初めて学習される方は、まず「序章 チュートリアル全体概要」を参照してください。
PS3 Linuxのインストールに必要なハードウェア PS3 Linuxのインストールやセットアップには、PS3、ディスプレイ、コントローラの他にUSBキーボードが必要になります。また、本サイトの説明はHDMIやHDCP-DVI対応の高解像度モニタ (720p以上)を使うことを前提としています。 PS3 Linuxのインストールに必要なソフトウェア PS3 Linuxのインストールには、次のようなソフトウェアが必要となります。(注意: システムソフトウェア バージョン1.60以降では、他のシステムインストーラ (otheros.self) が不要になりました。また、2007/08/17以降のアドオンCDを使う場合、ブートローダ (otheros.bld) をほかのメディアに準備する必要はなくなりました。) PS3のためのアドオンCD - Distro Kit CD PS3でLinuxを
Cell SDK / libspe / Linux関連サイト・ドキュメント類 BSC Linux on Cell IBM, SCE, BSC共同開発によるCell Linux, Cellシミュレータ, libspe, 開発ツール, デバッガなどのドキュメント、rpm類一式 IBM Cell Broadband Engine Software Development Kit Cellシミュレータ, libspe, 開発ツールなどのドキュメントとrpm類一式 Cell SDK 設定ドキュメンテーション SDK Installation Guide Cell SDK 2.1 ソフトウェア開発者のためのガイド [New] Software Development Kit 2.1 Programmer's Guide libspe (SPE Runtime Management Library)
The Cell Processor † 〜 Cell 開発者をバックアップする情報共有サイト 〜 [2007/12/05] Cell/B.E.プログラミングチュートリアル(12/5.6)のお申込受付は終了しました。 詳しくはこちら をご覧下さい。 ↑
出典: PS3 Linux Information Site / Cell/B.E.のパワーを体験しよう PLAYSTATION®3 Linux Information Site — feel the power of Cell/B.E. / Cell/B.E.のパワーを体験しよう — PS3 Linux Information サイト(以下「本サイト」)は、Cell/B.E.ソリューションを提供するフィックスターズの技術者有志が運営する、マルチコアプロセッサCell/B.E.とその上で動作するLinuxの普及と利用促進を目的とする情報公開と情報交換のためのサイトです。 本サイトでは、(株)ソニー・コンピュータエンタテインメント社が発売するCell/B.E.搭載機 PLAYSTATION®3(PS3®, プレイステーション3)上のLinux環境に関する情報を中心として、Cell/B
出典: PS3 Linux Information Site / Cell/B.E.のパワーを体験しよう PLAYSTATION 3 (以下PS3)では、(株)ソニー・コンピュータエンタテインメント(以下SCEI)が提供しているシステムソフトウェア以外にも、Linuxなどの任意のシステムソフトウェア(OS)をインストールして使用できるという大きな特徴があります。 本ページでは、PS3上にLinuxやその他のOSをインストールしてセットアップするのに必要となる セットアップ項目や手順について説明していきます。 * 本ページでは、Fedora CoreのPS3へのインストールについての記述が中心となっています。Yellow Dog Linux for PS3のインストールおよび設定についてはYellow Dog Linux for PS3のページを参照してください。 Linuxインストールの
Cellプログラミングチュートリアル Version 0.2c 本チュートリアルは、高性能プロセッサ「Cell Broadband Engine (以下、Cell)」のプログラミングチュートリアルです。Cellアーキテクチャの概要、Cellプログラミングの基本的な手法について解説します。 本チュートリアルは、大きく4つの章で構成されます。 すべての章を学習することで、Cellプログラミングの基本的な知識を習得できます。初めて学習される方は、まず「序章 チュートリアル全体概要」を参照してください。 現在公開しているバージョンは、未完成のバージョンです。利用される方は免責事項を参照の上でご利用ください。 更新履歴 2006/11/17: 2章の画像に誤りがあったのを修正 (Version 0.2c) 2006/11/16: 序章、第1章、第2章5節までを公開 (Version
はじめに † CellのSIMDプログラミングをこれから始めようという初級者対象のチュートリアルです。 複数処理の同時実行を可能にするSIMD演算器を用いたプログラミングを習得することで、より高速なCellプログラムを作成することが出来ます。 本チュートリアルでは、CellのSIMDはもちろん、SIMDという言葉を聞いたことがないという方でもレッスン形式のチュートリアルを進めていくことで、 CellのSIMDプログラミングの基礎を身につけていただける内容を目指しています。また、このチュートリアルで身につけた知識は、他のアーキテクチャ上の SIMDプログラミングにおいても応用の効く内容となっております。 ↑
はじめに † Cell プログラミングをこれから始めようという初級者対象のチュートリアルです。 Cell は非対称マルチコアプロセッサであり、これまでのシングルコア CPU を用いた 逐次型のプログラミングとは 異なるプログラミングスタイルとなります。 本チュートリアルでは、Cell はもちろん、並列プログラミングが未経験な方でも、 レッスン形式のチュートリアルを 進めることで、Cell プログラミングの基礎が 身につく内容を目指しています。 ↑ 基礎用語 † Cell 非対称マルチコアプロセッサ*1です。 1 つのメインプロセッサと 8 つのサブプロセッサから成ります。 PPE(PowerPC Processor Element) Cell のメインプロセッサ(PowerPC アーキテクチャ準拠)です。 PPE の中にあるプロセッサコアを PPU と呼びます。 OS はこの PPE
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