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やる気の出し方
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本誌編集長・宇野常寛による連載『汎イメージ論 中間のものたちと秩序なきピースのゆくえ』。今回は震災以降の日本の動向を振り返りながら、新しい民主主義への希望の挫折とインターネットの直面した壁について論じます。(初出:『小説トリッパー』2017夏号) 3 昼の世界/夜の世界 境界のない世界とそのアレルギー反応の連鎖は、かたちをかえてこの国でも進行している。 たとえば二〇一二年の末、私は主宰する雑誌(「PLANETS」 vol.8)の巻頭言で「昼の世界/夜の世界」という概念に言及した。これは元々は同誌に参加した社会学者(濱野智史)の造語だ。この国における情報革命は、九〇年代にアニメやゲーム、ポルノグラフィといったサブカルチャー、つまり文化領域から発展していった。西海岸におけるギークたちがそうであったように、この国ではオタクたちがインターネットという新しい武器の大衆化を担ったのだ。 その結果、たと
Q&O(クエスチョン&オピニオン)サービス「historie(ヒストリア)」を立ち上げ、国際情勢や歴史認識に関する議論を、新しい切り口で可視化しようとしている大西ラドクリフ貴士さん。ネット右翼問題をはじめとする人々の認識の断絶、〈境界線〉の問題を、ボトムアップから更新していくラドクリフさんの取り組みについて、お話を伺いました。 1988年兵庫生まれ。起業家。横浜市立大学卒業後、RECRUITに新卒入社。内定者時代に社内新規事業制度「Newring」にてグランプリを獲得し、「Media Technology Lab.(現 新規事業開発室)」にてプロダクトマネージャーとして新規事業立ち上げ。RECRUIT VENTURESに異動し、Open Innovation戦略担当として「Newring」をRECRUIT史上初めて社外に解放。三井不動産、サイバーエージェント、経産省との協業を企画。Recr
鷹鳥屋明さんの連載『中東で一番有名な日本人』の第2回となる今回は、現在話題になっている対カタールへの国交断交がテーマです。湾岸アラブを高校に例えて話題のニュースをユーモラスに解説。鷹鳥屋さんならではの視点で、現地の人の反応や今回表面化した各国の思惑をまとめます。 カタールとサウジ、UAE、バハレーン等との国交断交について 今回様々なニュースで報道されている内容で皆様はご存知かもしれませんが、6月5日にサウジアラビア、UAE、バハレーン、エジプトの4カ国が相次いでカタールに対しての外交関係を断絶する、と発表しました。現在もいくつかの国とカタール間で国交断絶か外交レベルの格下げが次々と行われています。もう既に著名な先生方や知識人の方々が筆を尽くし話されているので、内容が被るような詳しい話を書くよりも、さっぱりしてわかりやすい話にして、今回の国交断絶についてお話したいと思います。
しかし、日常/非日常をめぐる問題を扱うための論理を開発しなければ、我々はそれについて、まともに議論をすることもできない。前回、ゲームにおける「非日常」――とりわけ「マジックサークル」――を構成するいくつかの要素をリストアップした(時間的独立性、空間的独立性、虚構世界の独立性、ルール的独立性、参加者の判別可能性、意味的独立の共有可能性、情報の判別可能性、外部への無影響、内部への無影響、参加の自由、退出の自由、独立した価値規範、可避性、非重要性)が、単に細かく分けただけでは、議論が際限なく細かくなるだけだ。
【特別対談】片渕須直×のん(能年玲奈)『この世界の片隅に』をこの世界の隅々に!(後編) ☆ ほぼ日刊惑星開発委員会 vol.736 ☆
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「差別」から生まれた自由空間としての戦前プロ野球――『洲崎球場のポール際』著者・森田創インタビュー(前編) ☆ ほぼ日刊惑星開発委員会 vol.700 ☆
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