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ノーベル賞
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知財取材班の上野です。 「知はうごく」第3部がスタートするタイミングですが、 第2部で紹介した浜野保樹・東大大学院教授へのインタビュー記事をめぐり、 ( http://www.sankei.co.jp/culture/enterme/070320/ent070320001.htm ) 特にゲームに関するコメント部分について大きな反響があったので、 取材班メンバーとして感想を述べさせていただきます。 ◇ ◇ ◇ 何を隠そう、私は大人になってからゲームにものすごくハマってしまった、 元ゲーム中毒者の1人です。 もう10年近く前のことですが、当時人気のゲーム機「プレイステーション」と、 人気ソフト「グランツーリスモ(GT)」を買い求めました。 GTは、一言で言えば自動車レースを疑似体験するドライブゲームですが、 リアルな操作感や、コンピューター・グラフィック(CG)の完成度で それまでの
連載企画「知はうごく」(第1部・著作権攻防)の中で、最も多くのアクセスを頂いたのは、2月1日に報じた、ドラえもんの「最終話」をめぐるトラブルの記事でした。 実は、この記事を掲載後、ネットの巨大掲示板「2ちゃんねる」で、この問題に関するスレッドが次々に立ちました。2月6日にはフジテレビ系のニュースでも取り上げられました。連載企画で報じた記事が反響を呼び、議論が活発に行われたことを、素直に嬉しく思っています。 私自身は、漫画、特に同人漫画の世界は詳しくないのですが、この問題を取材した記者としての感想を、少し書きたいと思います。 ドラえもんの「最終話」を著した漫画家のT氏には、出版社を通じて取材を申し込みましたが、この問題への対応を小学館側と交渉中との理由で応じてもらえませんでした。それだけ金銭補償をめぐる交渉が難しい状況なのかも知れません。 この「最終話」は同人誌という形で出版されたので
本日の紙面&WEB記事では、著作権の保護期間延長問題をとりあげました。現在、文学作品や楽曲など一般的な著作物は、作者の死後50年間は著作権が保護されることになっていますが、これを70年に延ばすべきかどうかという論争です。 この中で、マンガ・コラムニストの夏目房之介さんのコメントを紹介しています。 夏目さんには、本業であるマンガの分野についてお考えを伺いに言ったのですが、彼が漱石の孫だと聞いていたので、合わせて期間延長問題を尋ねた次第です。 「文豪の孫なので、著作権が長く保護された方が嬉しいのでは」と予想する向きもあるでしょうが、夏目さんは「漱石の著作権がまだあっても、私には必要ない」と明確に否定しました。「著作権を作者の死後に何年延長しても、作者自身の新たな創作活動につながらない」という、現実的な考え方をされています。 夏目さん自身は、マンガの技法を分析する批評活動を展開する中で、
1月末にスタートした連載企画「知はうごく ~文化の衝突~」の取材班ブログです。新聞紙面とネットを融合した、オープンでインタラクティブな記事作りを実践しようと奮闘中。第2部は3月に連載予定です。 記事の題材(ネタ)を大募集中! 掲示板(http://www.sankei.co.jp/chizai/boad.htm)、投稿フォーム(http://www.sankei.co.jp/chizai/mail_form.htm)、専用FAX(03・3275・8863)に、ぜひご意見や情報をお寄せください。よろしくお願いします。
イザ!読者の皆さん、こんにちは。 このブログは、産経新聞で今月末から約半年間にわたって 掲載する知的財産についての連載企画の取材班が、取材と 連動する形でお届けします。 ◇ ◇ ◇ 記念すべき初エントリーでは、まず、取材にまつわるちょっと した裏話を。 著作権の保護が叫ばれていますが、一方で「権利者は儲け すぎている」「著作権をもっと開放すべきだ」といった批判も 出ています。 そうした問題意識を、音楽や芸能に関する権利者団体の方 への取材で、率直にぶつけました。 すると、権利者団体の方はこう切り返しました。 「“格差社会はいけない”という風潮で著作権を批判する人も いるが、芸能界は格差社会そのものだ。成功や高収入が 演技者や表現者のモチベーションになり、新しい創作を生む。 富を偏らせないかとか再配分とか、そういう視点ではつまらない 結論にしかなりませんよ」
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