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ノーベル賞
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京阪地区の水がめ「琵琶湖」。 正確には、瀬田川・宇治川や琵琶湖疎水を通り京都盆地で桂川、木津川と合流して淀川となり大阪湾へと注ぐ流域が対象であるが、多くの人口を満たす京阪地区の最重要の水源だ。そこで、京都人、大阪人から滋賀がディスられると滋賀人が「琵琶湖の水止めたろか」と返す光景をメディアでたまに見かけるのである。関西人同士の掛け合いで聞き流せばいいものを、止めたらどこから流すか?という疑問が浮んできた。かの上岡龍太郎もかつて「大阪と京都が琵琶湖の水使わんと止めたら滋賀県は水没する」などと言っていたようだが、どんな感じで水没してどこから排水するのか? GISを使ってシミュレーションをしてみた。 ●使用ソフト SuperMap iDesktop 10i(空間解析プラグイン)[日本スーパーマップ株式会社] ●使用データ 数値標高モデル10mメッシュ(国土地理院・基盤地図情報) 滋賀県ポリゴン
その5です。 いよいよ最後の解析です。一気に行きましょう。 仕上げは、SuperMap Deskproで「距離グリッド」データを作ります。 グリッド(GRID)は日本語で言えば格子ですが、BMPやJPGなんかのピクセルと同じようなものです。JPGとかの普通の画像データのピクセルは色を表すだけですが、グリッドの方は「地理情報」が入っています。 今回ここで作るグリッドの地理情報が、「駅からの距離」を表す数値です。ちなみに、グリッドデータでよくある地理情報が標高で、DEM(Digital Elevation Model)とも呼ばれます。 SuperMap Deskproには「距離グリッドの生成」というコマンドがあります。さすがに無料のSuperMap Viewerの方にはありません。 操作ダイアログはこんな感じ。 「地物ソースデータ」から、すでにこしらえてある東京23区&周辺行政区の駅ポイントデ
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