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買ってよかったもの
cloq.hatenablog.com
増田読んでブコメ読んで、いろんなことが気になったのでまとめておく。あんまりしゃちほこばっていちいちブログに書く内容でもないのだけど、自分の言葉で説明しておく訓練の一環としてこうやって書いた。 あいも変わらず日々増田を読んでるんですけどね、今週ちょっと内容的に気になるものがあったのでその話をば。ブクマページのコメントも含めていろいろと気になりすぎたのでここで少し確認の意味をこめて書いておく。 anond.hatelabo.jp 増田は国立社会保障・人口問題研究所というところが公開している「出生動向基本調査」というもののデータを引いて表題の主張をしているのだが、その主張の裏付けのために実に不思議な計算をやっているのが気になった、という話です。 www.ipss.go.jp 増田が「出生動向基本調査」からもってきている数字は「調査別にみた、結婚相手の条件として重視・考慮する割合」(リンク先はCS
暇アノンという言葉を最近よく見かける。 世の中の、というかネット上での話題をはてブで眺めている感じだが、そこでよく見かける。ネットで見た話ではなくはてブで見た話か、むしろこれは。 眺めている、と書くのは個々の話題———はてブだからブクマされているURLで書かれていること———について特に理解する気もなく、単にお気に入りでブコメを流し見ているだけだからである。スマホのアプリで閲覧していると文字通り下から上に流れていく。そういうふうにして触れているだけだ。 話題そのものにはあんまり興味がない。 暇アノンという言葉は、だから自分にとっては人のブコメで最近目にする言葉。よくわからないけどよく目にする言葉、それ以上の意味はないのだがブコメだけ(それもお気に入りに入れてるユーザーのだけ)読んでいてもある程度は意味がつかめてしまう。 自分以外の多くの人間には言うまでもないことだが、暇の部分は「暇空茜」と
英語の"Hentai"は、日本語で直接対応する言葉を考えるとなんか違和感があるかもなあとHentai研究の論文を読んで思った。 www.sciencedirect.com 2週間くらいまえにナゾロジーっていうサイトの「HENTAIにポルノ関する研究論文が出てるぞ」って紹介記事がはてブでも話題になったやつ。その元になってる研究論文。 nazology.net 記事の内容自体はどうでもいいのだけどもね。論文では踏み込んでないポルノの規制の話までするのは、取り上げているものとライター自身の考えが曖昧になるような書き方になっていていかがなものかなあと思ったわけです。少なくとも論文著者インタビューを読むかぎりどうもポルノ規制の話までは著者は具体的に考えているわけではないように思える。 論文自体をさらっと目を通してみて面白かったのは、Hentaiってこういうものですよっていうその定義の部分。学術論文で
ラジオで紹介されてて聴いてて知った小説、"The Final GIrl Support Group"を読んだのでその読書感想。 作者の人のインタビューで聞いて、それで言ってたことがちょっと気になって読んでみた。曰く、「自分はいい年こいていまだに人が、それも女性が殺される様を楽しんでホラー映画を見てるわけなんだけど、それってちょっと変じゃないか? なんでこんなものに取り憑かれてるんだ? これって健全なのか? そこにどんな意味があるんだ? ってあるとき思ったわけです」だそうな。 www.npr.org ファイナルガールというのはホラーやスラッシャー映画に出てくる、最後まで生き残る女性主人公のこと。この小説"The Final Girl Support Group"はそのファイナルガールたちが現実にいたら事件のあとどうなる? という内容なのだ。 ファイナルガール(被害者)のことを一番よく理解でき
何に爆笑したのか。なぜ爆笑したのか。あるいは、なぜ「爆笑」とコメントをしたのか、何に対してどんな思いをこめて「爆笑」とコメントで表現したのかについて。いまその「真意」を語りたい。 あらまし 話題の映画『君の名は。』についてこんなトゥギャッターがあったんですね。 で、例によってこのトゥギャッターをはてブしつつ、他のコメントなんかも読んでたら、こんなコメントがあったのでコメント自体をはてブしたわけですよ。 『君の名は。』を見て感じた気持ち悪さについて - Togetterまとめ だいたい同意。ラノベ的世界観が世間で難なく受け入れられてるのだなあと。/この種のアニメに対しては常にある程度の諦めと我慢があってそこから作品の評価をしなければならない。ジブリや細田アニメにはそれが不要2016/09/26 16:50 こんなコメントをつけたわけです。 だいたい同意。ラノベ的世界観が世間で難なく受け入れら
言い訳がましいけど書いてこう。 わたし文章書くのがとても下手。 毎回このブログ書くたびに、だれも読まないだろうなと思って投稿してるわけですが、どうやら反応があるみたいでそこはとてもうれしい(コメント、ブクマ、スターありがとうございます)。 けれどブコメとか読んでみるとなんでこんな反応なんだろうっていうのも正直なところです。 不思議なこと言われてるなあ、と。 あ、不思議っていうのはこれ読んでそうくるか? なんでそういうふうになるんだろうっていうわたしの見込みちがいからくる思いです。 わたしはこれを書いたはず、というのを勘違いしているようなのです。 何かを書けば自分の思いどおりの反応が返ってくるなんてそれこそ思い上がりだけれども。 後から読み返してみると自分がこれを書こうと思ってのせたはずのものが欠けていることにも気づく。 そこをクリアしたとして……自分の書いたものに何があるか、自分さえ分かっ
よく考えたらこのブログ、実写映画版寄生獣のことしか書いてない。 いや……よく考えなくてもそうか。 実写映画版寄生獣の「感想」書いたとき、ブコメなんかで私が気になったのは「原作至上主義者」「原作信者」っていう反応でした。 そういうように言われるのは、くだんのエントリのほとんど大部分を占めるのが原作からの変更点に対するネガティブな感想だったからだと思います。 実際わたし、後編にあたる『寄生獣 完結編』を観に行く前には「信者だから観に行くよ!」なんてことも言いました。 はい。わたしは原作まんがの信者です。 もちろん完結編を観ての感想も、基本的には原作からの大小様々な変更点に対するネガティブなものだったのですが、映画終盤のある重要なポイントにはあまり触れませんでした。少なくとも、感想として書いた量はそれ以外の点についての方が多いです。 そうしたら、こんなエントリが話題になったのですね。 「寄生獣
海外ドラマ見ればいいよ(海外ドラマ見ればいいとは言ってない) ウソウソ。 アニメも観るし海外ドラマも観るし映画も観るしまんがも読む。 年末にベイマックスとかワンピースとか、ポリコレとかうんたらかんたらな話題で盛り上がっていて、こんな↓トゥギャッターのコメント欄に書き込んでみたり、朝方までツイッターで話してみたりしてたわけですが。 @heboya ディズニーに勝つ必要があってもなくても配慮すべきだと考えるならそれをするべきだし、世界に発信するにあたって、何もディズニーと勝負(シェアの争奪戦)をする必要もない。っつーことなんですわ。 — 九六 (@cloq) 2014, 12月 30 ↑会話が気になる方はチェックチェック! (見てほしいのか) で、私の住んでいるところではBig Hero 6こと『ベイマックス』、2D吹替版しかやっていないので、得意の海外ドラマ鑑賞で年末年始を過ごしていました。
『寄生獣』観てきた。 『寄生獣』予告編2 - YouTube 開始早々、「地球上の誰かがふと思ったーーー」というあの最初のモノローグを、田宮良子(深津絵里)が言うところから俺は不安だったんですよ。予告観たときから分かっていたけど。 「寄生獣」って漫画は、最初のあのモノローグで寄生生物が出現したところを描いていることろでよく誤解が生まれる。 連載漫画だし、岩明先生が描いているうちに最初にあったテーマは多分、変質していったのだと思っていた。 地球とか、生物全体とか、環境とか、所謂‘エコ’みたいな言葉で表されるような、人間と自然の対立から、「我々は何故生きているのか」という実存を問うテーマに変わっていったのだと。 それは「考える寄生生物」田宮良子=田村玲子が自問のすえに「この種を食い殺せ」から人間の行動を理解するまでに至ったことに重ね合わさる。 だから、いくら原作通りといえ「地球上の誰かがふと思
あなたは今日も新たな星がはてブに誕生したことを知る。 16進の色コード#C40017の赤で描かれた円は、はてなからの通知としてあなたが最もよく目にし、もしかしたら心躍らせるものかもしれない。 そのひときわ目を引く色使いとは対照的に、はてブに新たな星が誕生した瞬間のことはあなた以外知ることはないだろう。新たな星を生み出したその人以外には。 はてなスターが誕生してからいったいどれだけの星がはてな宇宙に誕生しただろうか。 星がどれだけ誕生しても、その瞬間を知るのは、あなたと星を生み出したどこかの誰かのたった2人だ。 あなたはその人と繋がっただとか、承認されただとか、受け入れられただとか、思うことだろう。星がどのような意図で生み出されたかは別にして。 銀河を見る人にとって、一つ一つの星は大して意味を持たない。 星は一つ一つ見れば、誰のものか、何についているのか、確かに違う。 星がなければ銀河は、あ
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