前に取り上げた、本田由紀氏のブログ閉鎖問題について、もう一人の当事者である内藤朝雄氏(はてなid:suuuuhi)が稲葉振一郎氏を批判する文章を書いている。 http://d.hatena.ne.jp/suuuuhi/20060901全体の趣旨には強く同感するのだが、怒りのあまり稲葉氏らの行動にあらかじめ悪意があったかのような書き方になっているのは良くないと思う。前回書いたように、稲葉氏らの最大の間違いは、善意にもとづいていさえすればそれは「いじめ」とはみなされない、という考え方だと僕は思っている。今回の内藤氏の批判の仕方ではその点が曖昧になってしまう。 しかし、それはしかたないのかもしれない。稲葉氏らとつきあい始めたころ、内藤氏はブログにこんなことを書いている。 いぢりといぢめの境界はさだかではない。 しかし、いぢりには愛があり、相互性がある。 愛と相互性がなくなってくると、だんだんいぢ