エンジニア採用の話です。観測範囲ですが「2年間ずっと声かけ続けて入社してもらいました!」みたいなケースが増えていると感じます。その背景には、エンジニア採用の母集団形成の難しさがあげられるでしょう。 母集団形成は採用に重要と言われ続けていますが、1人の採用から逆算して、10000人にテンプレートのスカウトを送る行為は、おかしいと思わないのでしょうか? 1人にコンタクトして1人採用する世界がベストだったはずでは? 母集団形成の採用活動は、質の勝負ではなく、量の勝負になります。 アウトソース前提の採用活動になるので、委託先にとってはウハウハで、採用コンサルが基本的に称賛する方向にあるのも頷けます。ただ、その採用方法が自社の今のフェーズに合うのかどうかは本当よく考えたほうが良いでしょう。特に量の勝負ができないスタートアップ。 そして、採用したい人材は、本当にアウトソースで採用できる人材なのでしょう