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円安とは
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地表には、約290~400nmの波長の紫外線が降り注いでいます。近ごろはワルモノ扱いされることも多い紫外線ですが、体内でのビタミンD合成や殺菌消毒など、たくさんのメリットを私たちに与えてくれる存在でもあります。ただ、こと美容に関しては悪影響のほうがはるかに大きいので素肌にまともに日光を浴びるのは止めましょう、ということですね。(紫外線が肌に与える悪影響については、「お肌と紫外線」参照のこと) お肌を紫外線から守ってくれる化粧品が日焼け止めです。その中で紫外線ブロックをしてくれるのは主に「紫外線吸収剤」「紫外線散乱剤」という原料。これらのはたらきや、具体的な原料名などについて見てゆきましょう。 変身したり発熱したり 紫外線吸収剤は忙しい 紫外線吸収剤とは、紫外線のエネルギーを自らの中に取りこんで化学的に処理するタイプの日焼け止め成分のことです。分子構造の中に有機物を含む有機化合物が多く使われ
界面活性剤はとてもたくさんあり、同じ種類の界面活性剤でも使い道が異なっていることも少なくありません。そのため、ほかの原料の解説とは少し形式が違いますが、まずは界面活性剤の配合目的と効果効能を先に書き、種類ごとの名称やはたらきなどは後で詳しくご紹介することにしましょう。 ●界面活性剤の配合目的と効果効能 水溶性原料と油溶性原料を混ぜてクリームや乳液タイプの化粧品を作る(乳化) 化粧水やヘアケア製品などに、色素や有効成分を溶かし込む(可溶化) カラーメイクアイテムに顔料などの粉体を分散させる(分散) 顔や体、髪などの汚れを浮かせて洗い流す(洗浄) 浴用剤や洗顔剤などがよく泡立つようにする(発泡・起泡) ほお紅やフェイスパウダーなど粉状のアイテムをしっとりとさせ粉飛びを抑える 静電気を防ぐ 製品中で雑菌類が増えるのを抑える ヘアケアアイテムに配合され、髪に塗布したときにツルツルした感じを与える
おそら 「経皮吸収」は「表皮の角質層を通り抜けて、真皮やその下の身体の内部に成分がしみ込む」ことを言うんですね。でも、化粧水は角質層の水分補給・水分保持までが仕事だから、それより下に「吸収」される必要はないというわけ。
紫外線吸収剤・紫外線散乱剤 紫外線を取りこむ吸収剤とはね返す散乱剤、その種類とはたらきについて。ナノ粒子についても解説 2012年10月26日更新
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