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パリ五輪
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古代の甲冑 ~短甲・挂甲~ 日本における甲冑の歴史は実に古いものです。 古くは弥生時代の遺跡から短甲(たんこう)(木製)の部分とおぼしきものが発掘されています。 古墳時代の短甲(左)と挂甲(右) 古墳時代に入ると、金属が使用されるようになり、短甲にも金属製のものが見つかっています。また、古墳時代の甲冑の様子を窺い知ることができるものとして、古墳から出土した埴輪で武装した姿のものが見つかっています。 短甲とは、胴を守る丈の短い甲のことで、「みじかよろい」とも呼ばれます。 金属製の短甲は鉄板同士を接続する鋲留めの技法や、覆(ふく)輪(りん)の技法が用いられています。 この時代の短甲には、腰回りの防御である草摺(くさずり)、肩から二の腕を守る肩鎧(後世の袖に当たる)、腕を守る籠手(こて)、脚を守る脛(すね)当(あて)などを揃えるようになり、おおよそ後世で甲冑武装する時の部分が完備し始めています。
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