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ブックレビュー
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一と二下(意味レベル):短編小説三編、詳細は解説にて。 1から3(感情ステップ):不快なこともあるけれどみんな幸せ。 2008年単行本。 著者:瀬川深(せがわ・しん)、編集:筑摩書房。 短編小説三編、44字×16行×204頁(目次1タイトル3白1他1)。 構成スタイル:エッセイ形式。 主張:自尊。 ジャンルと要素:私小説(生活描写から時代や社会を表現する)、妄想(作者の想像する人物への人生観)、道徳(社会と人)、人情(浅い友情)、青春(30歳前後)、ほか。処女作。 「生ぬるい達観を堂々と披露」 小説の呈をしたエッセイ本である。収められた三本の小説には全くと言えるほど物語が無く、登場人物はすべて作者の分身となり個性も無く、だらだら何となく同じ方向へと歩いて行く。内容は作者の思う「こういうの、なんかいいよね」という悦浸りの一方的な話で中身が無く、主人公の悩みや人物たちの衝突が生ヌルく描かれ、し
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