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パリ五輪
d.hatena.ne.jp
d.hatena.ne.jp/nomurayamansuke
ある男が異性の相手を獲得することを便宜上メイティングと呼ぼうか。このメイティングというのは実に厳しい現実なんだけど、まあ竹田青嗣っぽく欲望ゲームの文脈で語ろうか。欲望ゲームというのは人間の真・善・美に対する集合意識と言い換えてもいい。特に「美意識」というのは書かれない憲法みたいなもので、書かれざる「美の条件」によって女たちは裁かれている。清潔にすれば済むみたいな問題じゃない。そんなのは僕らの感じ方というのとは一応別物。美の条件の本質はそれが書かれざるものだ、ということなのだから。たとえば佐々木希は美しいのだけど、佐々木希の美しさを科学することは必ずしも簡単ではない。多分黄金比のようなものに彼女は合っているのだと思うけど、実際彼女と全然違うタイプの美人というのはいる。佐々木希なんかはかなり規格にあった美人ということになるけど、規格外の美人が日本人の美意識に激しく訴えるとき、多分日本人の美意識
フミヒロ祭りは続きそうだな。《追記》もう沈静化したっぽいので少しあいつについて触れようかな。矮小化して言うとあいつは実存の危機、破綻を教科書通りに実現してしまった青年ということになると思う。誰かがラスコーリニコフ症候群とでも言うかも知れない。八神月じゃないがあいつは新世界の王になろうとしていたんだから。その国家論の薄気味悪さは北一輝バリのもので、さすがに三島を愛好し度々言及しただけのことはあって、思考の枠組みは酷似している。フミヒロが北一輝を読んだのかどうかは分からないが、弁当さん(id:finalvent)がかつて言ったように、まあ、日本はまたこういう青年を生み出してしまったということなんだろう。そして同じことは山本七平も同時代の戦争を知らない若者に対して言ったに違いない。あいつは言う。今の労働者は激しい競争を強いられて誰かの養分になるだけだ。そんな腐った仕組みを作っている官僚制を打倒し
世界史のなかの満洲帝国 (PHP新書)作者: 宮脇淳子出版社/メーカー: PHP研究所発売日: 2006/02メディア: 新書岡田史学ってのはいいよな。結局仮説なんだけど、日本語とか日本の国家としての始まりや中国との関係についての一つの説明として世界史に位置付け可能なものを提示してくれるのは結局岡田史学かなと思わないではいられない。将来南の島で日本語教師やるようになったらこれをある程度体系化して一つの仮説として提示しよう。宮脇はその岡田に一番近い弟子であり、妻である。そして彼女はモンゴルとロシア史の専門家だから、あの時代の満州の歴史をより広い視野で資料を駆使して説明してくれる。読後、石原莞爾とは何者だったんだろうと思った。トリックスターだったのか、それとも預言者だったのか。嵐のように日本を引っかき回して日本崩壊の原因を作った。しかし一方であの男には陸軍改革の文脈で常に名前が出てくるという側
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