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中東情勢
daburin.hatenadiary.jp
「どの研究室に行くことになっても、魅力的な研究が待っています。どこに配属されても、卒業するころには『ここに来てよかった』と思うようになるでしょう。学部生の皆さんは、まだ研究活動の何たるかを知らないわけですし、噂に流されず、思い切った選択をしてみてください」 配属担当の先生がオリエンテーションでこんなことを言う。 とりあえず、前半部分は嘘だ。 教官の10人に1人は人格が破綻している。残りの9人も、性格の良し悪しはさておき、上司適性は望み難い。加えて学生側もおよそ部下適性がないので、研究室内の人間関係は「ビジネスライクに」とはいかない。 だから、研究室ではそれなりの確率(10%/3年くらい?)で人間が壊れる。 教官と人間的にうまくいったとしてなお、研究活動が教育的である保証はない。皆と楽しく働いているうちに、ネズミの世話と廃液処理とピペッティングで一年過ぎてしまった、なんてのも良くある話だ。
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