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人間は生活をしなければならない。飯を食えば皿を洗い、服を着ればその服を洗い、家が汚れれば掃除もする。ただ生きているだけなのに、というか、ただ生きていくためにやらなければならないことがどうしてこんなにたくさんあるのだろう。 わたしは生活が苦手だ。息をするのも精一杯で、何もできない状態に陥ることもしばしばある。 この文章では、「あと1ミリもがんばれない」と思ったときに、わたしがどのように生活をやり過ごしてきたかを簡単に紹介したい。いわば、「ていねいじゃない暮らしのススメ」である。 洗い物がムリなときは皿を割る シンクに汚れた皿がたまっていくのを見るのはあまり良い気分ではない。数日放置してしまった後だと、なおさら洗い物に対するモチベーションは低くなっていく。 そんなときは皿を割ればいい。 汚れた皿を割ってしまえば、それは洗い物ではなくゴミになる。多少手持ちの食器は減ってしまうかもしれないけれど、
今日も「死にたい」 「死にたい」とツイートしたことがありますか?自罰的なタイプの私は仕事や人間関係で追い詰められると、リアルの友人をフォローしていない鍵付きのアカウントで、辛い気持ちをぶちまけてしまいます。 死にたいと検索したりツイートしたりすると自殺防止のための相談窓口を案内されますし、少し前では死にたいというツイートをモチーフにした、某アーティストのミュージックビデオが話題になりました。自殺が社会問題となっているように、それくらいSNSでの「死にたい」が日常になってきているんですよね。 けれど「死にたい」「つらい」「消えたい」が乱舞するタイムラインを眺めて思うんです。 「死にたい」ではなく「死にそう」だと表すほうが正しいのでは?と。 「死にたい」って、色々しんどいですよね。 「死にたい」とは、なかなかリアルでは口に出せません。そんなことを親や友人に言えば、泣かれるか引かれるか病院を勧め
ネットストーキングは自傷行為のようなものだ。 これはあくまでもわたしにとって、という話。ひょっとしたらインターネットの広い海のなかには、罪悪感も抱かず、自責の念にも駆られず、のびのびとネットストーキングを楽しんでいる猛者もいるかもしれない。ああ、なんて羨ましいんだろう。わたしもできることなら後ろめたい思いをせずにネットストーキングを楽しみたかった。あるいはネットストーキングなどしなくても不自由しない健全な精神か、ネットストーキングへの欲求を断ち切る自制心がほしかった。 ネットストーキング――通称「ネトスト」とは、インターネット上で特定の誰かの情報を追いかけまくってしまう行為だ。本名や住所といった個人情報を収集し、現実でのストーキングに発展してしまうケースもあるけれど、もちろん本稿はそうした過激な行動を推奨するものではない(むしろ断固として反対である)。わたしがこれから語ろうとしているネトス
人々の多くは、日々の中で何らかの目標を掲げ、その達成に向かって頑張っていると思う。 それは、例えば所属する会社の売り上げ目標といった具体的な数字であったり、あるいは個人がその生涯の中で成し遂げたい、と願う何かであったりもする。もちろんその両方を同時に追いかけている場合もあるだろう。 この文章では、人が個人的な成長のために設定する目標としての「理想」と、それに対する考え方に問題があった過去の私が陥ってしまった、負の状態について書いていきたいと思う。 理想郷は遥か遠くに 昔から、脳裏に描いた「完璧な人」のイメージに憧れていた。 ここでいう完璧な人とは、あらゆる能力――例えば行動力・思考力・社会に適応する能力など――が平均よりも著しく高い人物のことである。果たしてそんな人間が現実に存在しているのかという点は重要ではなく、あくまでもひとつの理想として形作られた像を、自分の中に持っていた。 やがて高
年々、人を許すのが難しくなってきた。 もともと懐が広い方ではないし、人に何かをされてイヤな思いをすれば、とことん根に持つタイプだった。たとえ相手が反省していたとしても、どれだけ言葉を尽くして謝られたとしても、わたしはその人を許すことができなかった。あるとき自分がその人によってイヤな思いをさせられたという事実は、永遠に変わらないからだ。 つまりわたしは、むかしから人を許すことが決して得意ではなかった。それが歳をとるにつれ、ますます苦手になってきた。「許せない」と思うポイントがいちじるしく増えてきたのである。そしてその結果、「カジュアルに人と縁を切る」ようになった。カジュアルに人と縁を切る――いったいこいつは何を言っているのだ、と思われただろうか。ごもっともである。恩も義理もへったくれもない不道徳な人間であることは、自分が一番わかっている。 けれどもこの文章では、「カジュアルに人と縁を切る」こ
先生を少しだけやっていた 初めまして。千鳥あゆむと申します。 いきなり自己紹介になってしまうのですが、私は大学と大学院で合わせて6年間教育に関する勉強をしていた人間です。 学部生の時は「自分は先生になるべき人間だ」と思い込んでおりました。当時、教員免許をとるコースを履修しており、「絶対先生になってやる」という決意のもと、5種類もの教員免許に加え、学校図書館司書教諭(学校の図書館にいる先生)の資格まで取得しました。免許コレクターみたいですよね。 そんな感じで、学生時代は結構な労力を教員になることに注ぎました。 また、実際に先生っぽいことをする機会もありました。学部時代には中学校に教育実習へ行き、院生時代には小学校の非常勤講師として勤務していたことがあります。 でも、結果的に教員になることをやめちゃいました。 「学校での先生としてのふるまいがわからなかった」ことが大きな理由です。 さて、ここか
長く眠れない夜をしまう 持病の後遺症でなかなか寝付けない身体になってしまった。明け方まで眠れないこともしばしばで、眠っても眠りが浅かったりする。 「不眠」で検索すると、怪しげな、医師のようなカウンセラーのような人が不眠の解決方法を解説している動画や記事がヒットするが、信ぴょう性に欠けるものもあるだろうし、なによりもあまり効果がなかった。 本稿は、医学的知見に基づいたり、なんらかの個人的経験による不眠の解消方法をお伝えする […] とにかくメモすることで僕は新卒2年目を生き延びていた 意識高い系のYouTubeチャンネルは好きですか? 僕は大好きです。「これ見てるって友だちに言ったらちょっと恥ずかしいかも……」と思いながらも、空いた時間やお風呂に入る時などに2倍速で意識高い系動画を再生しています。主にインデックス投資や副業について勉強しています。 ただ、僕はそういう動画を参考にしつつ、「胡散
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