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dattarakinchan.hatenablog.com
先日取り上げた「国葬議」については、圧倒的大多数の日本国民が弔意を示すことを当然とし、それに同調しない者に対し有形無形の圧力をかけるのではないか、と予想していたが、どうやらそれは大きく外れたようである。どの世論調査を見ても(Twitter等の母集団形成が怪しいものは除外して)、国葬実施反対が賛成を上回っている。 国葬で祀られる安倍の資質や資格を語る者、法的手続の不存在を訴える者、「内心の自由」の侵害を問う者、財政の観点から批判する者、統一協会というカルト集団との関係から安倍の再評価をして転ずる者(今更感はあるが)、様々である。 対する賛成論者の意見は、(自分らで葬式やお別れの会程度をやること自体は誰も止めていないが)国葬と一般的な葬式を意図的に混同し、いつもの界隈の連中が念仏のような反芻を繰り返すだけでまったく説得力が無い。 英国女王の死去も影響して、国際的にもまったく盛り上がりが無くなっ
安倍元首相の死去に対し、今秋に「国葬議」が執り行われることになった。 岸田内閣総理大臣記者会見 更新日:令和4年7月14日 https://www.kantei.go.jp/jp/101_kishida/statement/2022/0714kaiken.html 岸田首相は、その意義を「憲政史上最長の内閣」「卓越したリーダーシップ」を遺した安倍元首相を讃え「民主主義は暴力に屈しない」ことを内外に示すこと、としているようだが、 ・「憲政史上最大の内閣」は国葬に値するのか ・「多大な功績」とはいったい何か ・「民主主義は暴力に屈しない」ことを示すことになるのかどうか 疑問山積である。 ただ単に姑息に延命した結果として憲政史上最長になったのではなかったか、 庶民は確実に貧乏になり憲法や法治が軽視されモラルはハザードしまくりだったが、それが功績になるのか、 被疑者は政治的意見で彼を殺したのではな
安倍晋三元首相が凶弾に倒れた。 彼が第一次政権で首相を始めて以来の、根っからの「安倍不支持者」である私にとっての彼の死は、喜べるようなものではまったく無かった。 暴力によって生命が奪われたことによる戸惑いや憤りばかりだ。 冥福を祈ることなどはあるわけが無いが、少し思いを馳せてみたい。 彼の政治家としての素質や、民主主義をないがしろにする政治姿勢、日本の政治風景を何十年も後退させたことに対する憤慨については、これまで諸兄が散々書き連ねてきたことなので書かない。 しかし、彼の死によってもたらされる社会の損失は、彼の生命以上に、幾重にも重大で、日本社会に暗い影を落とすものである。私はその、余りにも分かりやすい近未来に絶望している。私の絶望について、少し書いてみる。 まず、彼が、自らの責任において被告人席に立つべきあらゆる政治疑獄について、自らの口で語り、自らの罪を償う可能性が、永遠に絶たれたこと
日本の新型コロナ患者は増加の一途を辿っており、五輪の延期を発表した直後から、堰を切ったように罹患者数がみるみる増えた。いつの間にか日本全体の罹患者は韓国のそれをさっさと追い抜いている。 マスコミは「毎日のように100名づつ患者が増えてます!」と恐怖におののいているが、常識的に考えて、罹患数に過度にクローズアップして声高に報道する意味がそれほどあるとは思わない。『高』と『率』の両者を捉え、それを諸外国のそれと比較しないと、日本の現状が捉えられない。例えるなら単に100万円と連呼しているだけで、それが200万円との対比なのか、1億円との対比なのか、言っていないに等しい。 これについて、少し検索して調べてみた。 韓国の状況は、こちらのサイトで毎日更新されている(https://coronaboard.kr/)が、本日閲覧の時点では、検査総数571,014件に対して、罹患者10,683名、罹患率1
新型コロナウイルスは猛威をふるい、さっさと日本に上陸して感染が広まっている。 これに関連して、札幌のラーメン店が馬鹿げたツイートを晒しているので、あげつらっておく。 えげつない。。。 https://t.co/DQBr13cUyB— kinchan (@dattarakinchan) 2020年1月30日 https://blog.goo.ne.jp/menya-hareruya/e/f5aed52cac19eb2ebe497852df0a0b74 「論外」である。 私も一応客商売に勤める者として、サラリーマンのリスクヘッジとして考えても、この対応は論外である。 思いつくまま、どう論外かを書いておく。 (数日中に当該ツイートは消される可能性が高いので、画像も保存しておく) 1)「病者であること」を理由に入店させないのではなく、「中国人だから」入店させないらしい。新型コロナウイルスは人種で感
開票10日前に書いた 通り、参院選は自民の圧倒的な勝利に終わった。https://dattarakinchan.hatenablog.com/entry/2019/07/10/162830 大阪の結果も予言通りの最悪だった。維新―維新―自民―公明。良心的な政治家である立憲と共産の候補は共に敗北。戦争と富の独占を是とする勢力が、全ての議席を持って行った。 為政者側は、今回の選挙を『存在しないもの』として徹底的に隠し、前期間の国会議論からも逃げ回り、争点をボヤかせた。テレビも徹底的に報道せずやり過ごした。この関係は共犯関係と呼ぶに相応しいが、歴史的な犯罪として裁かれるべきものだろう。少なくとも早速来年の歴史の教科書には載せるべきレベルの話である。 そして大きくは、為政者側が今回の選挙によって、再び、そして決定的な成功体験を得たことだ。国民は選挙を隠せば選挙に関心を示さず投票行動も起こさない、と
数年前、いわゆる『嫌韓本』が巷に溢れていた。 https://n308.xsrv.jp/2017/09/05/post-309/ http://etc8.blog.fc2.com/blog-entry-2363.html タイトルを見る限り、おおよそこんな感じである。 ・日本はいいことをしてやった、インフラ整備してやった、国力を朝鮮に注ぎ込んだのに感謝しない、という、頼んでもないのにリフォームしてやったと開き直る押し売り根性丸出しの言説 ・韓国社会の後進性、民主主義の至らなさ、貧富の差、社会資本の未熟さ、街の汚さに対する嘲笑 ・韓国人のモラルの無さ、容姿の醜さ、服装の淫猥さ、習慣の卑しさ、人糞がなんだ、整形がどうだ、女の股がユルいだ、等のステレオタイプのこき下ろし ・出身地や政治的意見やスポンサー契約の企業などをあげつらって、◯◯はザイニチだ、◯◯は反日だ、などと「敵」として指し示すこと
1年以上眠らせていたブログを再開して1稿書いたら、いろいろなコメントがついたが、大部分は罵詈雑言やヘイトのコメントだった。 *在日朝鮮人のブログということで、わざわざ文句を言いに寄ってきた者 *とにかく、韓国・朝鮮という国家、及びその国家機関の挙動に対し文句が言いたくて書き込んでいく者 *エントリーに関係の無い主張を繰り広げる者 *出自や身の上など、プライベートを不躾な言いぶりで詮索する者 *とにかく粘着質に一つひとつのコメントに何かと文句を言いに来る者 これでは何のためのコメント欄か分からない。 エントリーの主張に対し、感想・意見・賛意・批判をするためのコメント欄であるはずだし、ブログの主旨(人権擁護と多文化共生)にかなうコメント、たとえ国籍やバックボーンは違っても目指す方向性や理想を共有するべく議論する場でなければ、私がブログを続ける意味がない。 他者の人権や、多文化が共に生きる社会を
神奈川県相模原市で、障がい者に対する大量殺傷事件が起こってしまったことに対して、ブロガーの端くれとして書き残しておく。 昨日からの報道やワイドショー、新聞の書きっぷりは、違和感というか、備えるべき視点を欠いた筆致ばかりで、相変わらずだな、と思った。 この社会で決定的に欠く、「他者からの眼差し」という視点だ。「他者への眼差し」、ではない。少数者がこの社会をどのように捉えているのか、という視点である。 相模原事件は、「障がい者に対する嫌悪」「障がい者の生命や尊厳の軽視」を原因としたヘイトクライムである。 彼が事前に衆院議長に充てた手紙からも、彼が措置入院に至った経緯からも、それは明らかである。「愛する日本国、全人類のために」、障がい者を安楽死させるべきだと確信を持っていたのである。 ヘイトクライムとは、ある属性(国籍・民族・肌の色・性別・宗教・障がいの有無・出身地や居住地など)を持つことを理由
熊本を中心とした震度7の地震が起こった直後から、twitterを埋め尽くしたのは、「朝鮮人が井戸に毒を投げ入れた」「九州は朝鮮人が多いから気をつけろ」等の、まさにクソよりも汚い罵詈雑言ツイートの数々だった。 実際に被害に遭われた方々に想いを寄せることも無く、ここぞとばかりに、湧き・喚き・差別に勤しみ・煽り・嘲り・楽しむ様は、吐き気無しには見ることができない。 とりあえず、約10分で収集できたクソツイートを並べておく。 (この記事の公開後に消す輩も出てくるだろうが) 朝鮮人が井戸に毒を投げ入れ回ってるようです!!!熊本県民の皆さんは自警団を組織して自己防衛に努めてください!!!朝鮮人かの区別には「がぎぐげご」と言わせてみればわかります!!! #拡散希望 #防災 #地震 #nhk— からしちゃん (@karashisyouyu) 2016年4月14日 九州って在日朝鮮人の巣窟だよな?w地震で九
先に一応言っておくが、このテの事象(事件化されていない『ありふれたこと』という意味で)は掃いて余りある程あり、私自身及び私の周りの友人知人内では茶飲み話で出る程頻発しているような話であるが、今回、勇気ある女性の告発によって「氷山の一角」が明るみに出た。 ザイニチにはありがちな話ではあるのだが、その規模と手口が醜悪であるので、短く書いてみようと思う。 記事を3点引用する。 民族差別:職場で文書配布は精神的苦痛、勤め先に賠償提訴 毎日新聞 2015年08月31日20時00分(最終更新08月31日21時44分) http://mainichi.jp/select/news/20150901k0000m040060000c.html (引用開始) ◇大阪地裁支部に在日韓国人の40代女性が3300万円求める 民族差別の文言を記した文書が職場で繰り返し配布され、精神的苦痛を受けたとして、在日韓国人の4
最近、橋下大阪市長と、現役の神戸朝高生とがtwitter上でやり取りしたことで、朝鮮高校への高校無償化法不適用、及び、多くの自治体における私学助成金補助金等の公金不支出、凍結が、再び脚光を浴びてきました。 既にこれら行政の差別政策は訴訟の場に持ち込まれておりますし、数多の研究者や、民族を問わず多数の市民がこの政策に抗っています。国連の場でも再三に亘って人権侵害と指摘されています。 拙ブログでも、当該話題については何度も俎上に乗せており、ある意味複数周回を終えている感がありますが、新たに当該問題に関心を持たれてお越しになられた方が、 「肖像画を降ろせばいーんじゃないですか?」 「日本の学校に行けばいーんじゃないですか?」 「朝鮮に帰ればいーんじゃないですか?」 とエンドレステープを持ち込むように同じ科白を書きに来るので、複数周回を終えている私、及び常連の皆様方からすれば、まったく徒労感が拭え
ネット上で、我々在日コリアン一般に投げつけられる言葉の代表に、「そんなに日本が嫌いなら朝鮮に帰ればいいじゃないか?」というのがあります。 基本的にこれは、大真面目な、素朴な疑問という類ではなく、レイシズムの発露であって、放っておけばいい、言わせておけばいい類のものなのですが、少々考察してみたいと思います。 *なぜkinchanは日本に住んでいるのか? 日本で生まれたからです。それ以外の理由が見当たりません。生まれ来る土地と血統、家柄は選べません。良いとか悪いとか、幸運とか悲運とか、人はなんとでも言えますが、自分はその運命を肯定して生きるしかありません。他との比較は価値がありません。愚です。 *なぜ朝鮮人なのに日本で生まれたか? じいちゃんが日本に渡って来たからです。両班の端くれで小作人に田を貸して悠々と暮らしていたのが、日本に土地を収用され生きる糧が無くなり、食えなくなり、生きる途を探して
「朝鮮人をぶっくぉろせぇ!」「ゴキブリ、ウジ虫、朝鮮人」「良い韓国人も悪い韓国人もどちらも殺せ」 未だに路傍の汚物よりも汚いヘイトスピーチという暴力が、朝鮮人をはじめとしたマイノリティに日々投げつけられている。社会の良識がそれを取り囲むようになってきてはいるものの、飽きることなく休日ごとに日本各地でそれを繰り返す、あるいはネット上に撒き散らすレイシストらに、塵ほどの規範意識も感じることはできない。既に朝鮮人に対する汚物投擲はレイシストらの娯楽として確立されつつある。この社会はどこまで堕ちるのか。暗澹たる思いだ。 このようなヘイトスピーチに抗う記事、動画、twitter投稿も多く出回るようになってきたが、それに対し度々、ネトウヨ?の皆様方からよくわからない反論が寄せられることがある。 曰く、 「あなたも反日のヘイトスピーチをしていますよね?」 「韓国でもヘイトスピーチをしていますよね?」 「
サラリーマンは転勤がつきもので、更新もままならなかったが、久しぶりに記そうと思う。 京都朝鮮第一初級学校への襲撃で高額の賠償命令が出たのに、反省したり解散したりするどころか、引っ込みがつかなくなって、より過激化先鋭化する在特会などによる街頭でのヘイトスピーチだが、その抑止策を検討しているらしい大阪市の橋下市長が、在特会側との面談に意欲を見せているらしい。 「聞かせてもらう」橋下市長が「在特会」との“直接対決”に意欲 MSN産経ニュース 2014.9.19 11:21 http://sankei.jp.msn.com/west/west_affairs/news/140919/waf14091911210018-n1.htm (引用開始) 街宣活動で民族差別などをあおるヘイトスピーチ(憎悪表現)の抑止策を検討している大阪市の橋下徹市長は19日、「在日特権を許さない市民の会」(在特会)側から面
夏休みだからか、小学生のオボッチャンとか中学生のオジョウチャンとかが頻繁にやってきて、「典型的な朝鮮人ステレオタイプ(←意味分からなければ検索しようね、どうせ暇なんだし)」とか「ある在日朝鮮人が犯罪を起こした、反日朝鮮人は日本から出ていけ」とか「ある朝鮮人がこんなカキコミをしていたのが許せない」とか、いろいろ書き殴って去って行かれます。折角の夏休み、サラリーマンの私からしたら羨ましい限りなのですが、つまらない過ごし方をするものです。 何に、何故に、そこまでも、口汚くお怒りなのかもよく分からないのですが、当方からしてみれば、先ずもって「当事者能力」が無いわけだから、そんなことをわざわざたまたま見つけたであろう私のブログに書き込まれても戸惑います。エントリとも関係ないことがほとんどだから、議論や感想を書いたり見たりしている訪問者にも迷惑な存在です。このような行為を、最近私は「駄犬のマーキング」
年相応に苦労させられるようになったサラリーマンである私は、社畜の名を欲しいままにし、本当に相変わらず忙しい。ブログというのは、ある程度アタマのキャパシティが無ければ、(このような駄文の羅列であっても)書けないものであって、残念ながらブロガーとしては半休眠状態とさせていただいている。そんな拙ブログに多頻度に訪れ、出没する嫌韓バカや愛国ゴッコバカに的確な対応をしていただけている諸兄には、改めて感謝の意を申し上げる。 さて、久しぶりに朝鮮学校について書こうと思う。先日私は地元の朝鮮学校に、我が息子の入学願書を提出してきた。来年から、いよいよ我が息子も朝鮮学校に進学する。正直、不安が無いわけではない。いや、不安だらけだ。しかし、我が息子が、この日本の地で、おのれのルーツ、背負っていくものと向き合いながらの人格形成を考えたときに、朝鮮学校の環境というのは不可欠のものだと考えている。これだけ「朝鮮人と
もうすぐワールドカップが開幕する。我が人生の中では短期間ながらサッカーに関わったこともあり、楽しみな1ヶ月が始まる。寝不足と仕事への影響が心配な1ヶ月だ。 ところで、W杯に限らず、スポーツの国際大会では、たびたび日本と韓国、あるいは朝鮮とが対戦することがある。 これに乗じて、あるいは全然脈略の無いタイミングで、「在日朝鮮人のあなたは、日本と韓国(朝鮮)、どちらを応援するのですか?」と尋ねられることがある。 リアル社会でも何度かあるが、拙ブログのコメ欄でこの質問をぶつけられる頻度が格段に高い。 私に言わせれば、「どっちでもえぇやん」なのだが、(リアル社会なら話は別だが)ネット社会で訊かれた時は「なぜそのような質問をするのですか?」と逆に尋ねることにしている。 スポーツのどのチームを応援するのかは、本来自由なものであるのに、何故にたまたま見つけたであろう在日朝鮮人のブログ主にそれを訊いてどうし
私はライフワークとして死刑廃止を訴えている。私の死刑廃止に関する考えはこちらのエントリーに纏めているのでご一読願いたい。 (突然ですが)死刑と冤罪について考える http://d.hatena.ne.jp/dattarakinchan/20111110/1320936511 先日、無実を訴え続けながら48年間も投獄され、長きにわたり「明日殺されるかもしれない」という恐怖と戦い続けていた袴田巖さんへの再審が認められ、拘置が解かれ釈放された。 マスコミは死の淵から生還した袴田さんと、袴田さんの無実を信じ戦い続けたお姉さんを追いかけ、「美談」として持て囃しているが、それに比べ、無実の人間を半世紀に渡り獄に繋ぎ続けた検察等国家権力の横暴に対する糾弾、及び日本の刑事訴訟制度、そして何より死刑制度に対する批判的な考察はほとんど見かけなかった(見かけたかもしれないが何とも手ぬるい)。 今般の再審開始に関
拙ブログでは度々、突然に訪問者が乱入してきて、『従軍慰安婦』問題を議題として吹っかけられる。エントリーとは関係無く突然に、である場合が多い。その訪問者と会話ができる/できないはともかくとして。 『従軍慰安婦』問題における歴史的な事実を検証する作業として、 ・日本軍の関与があったか/なかったか ・強制性があったか/なかったか ・日韓基本条約締結後に明るみになった当該問題に、日本国家が賠償責任を負うべきか/負わなくていいのか という着眼で議論、物言いが繰り広げられることがほとんどだ。日韓間の政治論争として取り上げられる以上、このような主題設定に誘導されていくことは、この議論の性格をよく表しているとも言えるが、日本の政治力学からすれば致し方ない、とも思う。 しかし、私はこのような着眼の議論については、学習はすれども、私の人生観とかアイデンティティというものの『身の丈』の話からの距離感の乖離を如実
前稿、「朝鮮女子卓球代表選手の土産を奪う日本政府の対応に呆れるhttp://d.hatena.ne.jp/dattarakinchan/20140506/1399386408」については、タイムリーに稿を起こしたことと、『キタチョーセンネタ』であったことを手伝って、拙ブログでの来訪者が瞬発的に上昇した。普段は毎日300〜500アクセス程度の「零細ブログ」なのだが、5月6日深夜にアゲた記事が翌日に14000アクセスを記録した。ブックマークもコメントも1日で100を超えた。アクセス数を気にしないし競うこともしない拙ブログは、唐突なネットイナゴの襲来に見舞われた。この嗅覚は、ある意味敬服に値すると賛辞を送っておく。 これには、Yahooニュースの中国韓国北朝鮮記事に群がりクズのようなコメントを記事掲載1分後に投稿するような暇な輩や、そのクズコメントに賛成票を乱打するような輩、つまり『特アの排斥』
明日からまたクソ忙しいので短く記す。 世界卓球選手権を終え帰国する朝鮮代表選手団に、日本政府はとんでもない「追い帰し方」をしでかしたようだ。記事を引用する。 【卓球】北朝鮮代表、成田でお土産など没収…世界選手権終え離日 産経MSNニュース 2014.5.6 16:20 http://sankei.jp.msn.com/sports/news/140506/oth14050616200013-n1.htm (引用開始) 5日まで東京・国立代々木競技場などで開かれた卓球のJA全農世界選手権団体戦に出場した北朝鮮代表の選手団13人が6日、成田空港から離日した。北京経由で平壌に戻る予定。在日関係者らが見送る中、一行は笑顔で手を振りながらゲートに向かった。 空港では発券前に特設の荷物検査場が設けられた。関係者によると、日本で購入した卓球用品やお土産などが没収されたという。 政府は北朝鮮籍保有者の入国
在日朝鮮人当事者からしたら本当に馬鹿馬鹿しい『在日特権』妄想は、日々韓国・朝鮮を責める材料を集めないことには精神の平静を保てない国士様方の創作活動によって日々創造されているのはご承知のとおりである。 その中でも馬鹿馬鹿しさが群を抜いているものに、以下のものがある。 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%9C%A8%E6%97%A5%E7%89%B9%E6%A8%A9#.E4.B8.80.E8.88.AC.E9.9F.93.E5.9B.BD.E4.BA.BA.E3.81.A8.E6.AF.94.E8.BC.83.E3.81.97.E3.81.A6.E5.84.AA.E4.BD.8D.E3.81.A8.E6.8C.87.E6.91.98.E3.81.95.E3.82.8C.E3.81.A6.E3.81.84.E3.82.8B.E4.BA.8B.E6.9F.84 曰く
安倍ちゃんが世界に向かって大嘘を吐いて東京がオリンピックをかっさらってから数週間が経過した。 在特会をはじめとしたレイシスト集団は、東京招致成功をわざわざ待ってから、ヘイトスピーチデモという悪ふざけを再開した。吐く言葉に進歩は無く、相変わらず「ゴキブリ朝鮮人をたぁたきだせぇー」「朝鮮人をぶっくぉろせー」である。これは朝鮮人への誹謗以外の何者でもない、ただの人種差別や憎悪を扇動するだけの唾棄すべき行為だ。これが、ジャパニーズスタンダードでは「表現の自由」「保護の対象」らしい。批判とは程遠い文句や憎悪を、批判対象となりうる国家やその機関等にではなく人種一般に対して向ける行為、その人種の生存権すらを否定する表現が、何故にこの地ではこれほども『自由』だと信仰され抵抗感すらなく、法益を認め保護されるのか?まったく理解できない。 7年後にこの国で、この都市で、オリンピックを行うなんぞ、悪い冗談にしか聞
在特会の桜井誠が逮捕されたことを受けて、思うところを少し残しておきたい。 まずは一般論として、私の犯罪報道に関する立ち位置を記す。 1.私は、犯罪報道においては、原則的に実名報道には反対である。 「犯罪があった/被疑者が拘束された」という事実が報道されることは、司法による逮捕権の濫用、罪刑法定主義の徹底を監視するという系譜において意義がある。また為政者の汚職や金持ちの横暴等に対して、平等に法が適用されているかを観察する意味においても、犯罪事実が隠蔽されず晒されること、それ自体には意義がある。 しかし、わざわざ報道において実名を書き連ねなせればならない必然性を、私は見出すことはできない。何故なら、被疑者段階では推定無罪である以上、事実関係は訴訟によって認定されるものに委ねられるべきだし、犯罪行為に対する刑罰とは別に、実名を晒し社会的な凌辱に浸さなければならない積極的な理由などは無いと考えるか
残念ながら、公私ともにクソ忙しいので、ブロガーとしては休眠状態だ。この間、安倍首相とか在特会とか、私が住む大阪市の橋下徹とかが、我先にと愚を競い合っていたので、ネタには事欠かないのだが、いかんせん時間がない。 ところで、私は本業はサラリーマンで、たまにはビジネス誌も読む。「日経ビジネス」は定期購読が安かったので、かれこれ4年以上読んでいるのだが、ここ数年の、ビジネス誌らしからぬ政治ネタ偏重、筆致の劣化具合に、購読を停止しようと思案していたところだが、それが確信に変わろうとする決定的な記事に遭遇した。記録するにふさわしいので残しておく。 日経ビジネス 2013年5月13日号 145頁 『往復書簡』中の、『編集部から』 (引用開始) 北京に「二十一世紀飯店」というホテルがあります。このホテルは日本のODA(政府開発援助)が主体となって建てられたものですが、ある日、我が目を疑う光景に出くわしまし
高校無償化から朝鮮高校の正式排除が決定されるやいなや、全国各地の朝鮮学校へ支給されていた補助金もどんどん打ち切りが決定されている。反チョーセンで一気に盛り上がる「世論」や、青いバッジの集団にツベコベ言われる前に、ややこしいことから身を引いておこう、という為政者の焦りが垣間見える。 それに関して、先日私は川崎市長の「拉致本」支給の愚を書いたが、上には上がいたようだ。しかも市長レベルではない。知事だ。 埼玉県の上田知事の発言が、日本政治のおぞましい現状をわかりやすく映し出している。 知事「我慢にも限界」 朝鮮学校補助金、県予算に計上せず 埼玉新聞2013年2月14日 http://www.saitama-np.co.jp/news02/14/10.html (引用開始) 上田清司知事は13日の定例会見で埼玉朝鮮初中級学校(さいたま市大宮区)の運営費補助金を2013年度の一般会計当初予算案に計上
大阪市立桜宮高校で起こった体罰事件を巡り、嫌な予感が的中したのが橋下大阪市長の政治ショーだった。 体罰容認論者の氏は、自身が行政の長であるにも関わらず行政機関の不祥事とわめきたて、入試を止めろ教師を全入れ替えだ言うことを聞かなければ予算凍結だとやりだした。体罰を無くす目的と手段の不一致による違和感、在校生卒業生保護者の置いてきぼり感が甚だしい。 大衆迎合型論調を磨くのに余念がないマスコミ各紙も、さすがに今回は一部批判めいたことを書いていた気がする。しかし何とも手緩い。氏への批判が、大勢「これで体罰が無くなるか/無くならないか」の次元に終始している。そうではなく、法の理念をねじ曲げ、民主主義の手続や既成の意思決定機関を軽視し、(法が予定しない)認可や予算執行への口出しをもって、既存の秩序や予定調和を乱暴に破壊していること、これこそに及ぶべきだ。これは大阪で幾度となく繰り広げられ、数多の犠牲者
(2012年12月27日に、タイトルを変更し、大幅に加筆修正を行いました) 民主党政権が、無惨に終焉を迎えた。 いまから思うと、政権に就く前に、小沢氏の(終わってみるとただの言いがかりだった)一連の事件で、彼自身が首相をやれなかったことが一番大きかったのではないかと思う。彼を差し置けば、後から出てくる政治家はどうしても決断力がないし、小粒にならざるを得なかった。現に統治能力の低さを晒すようなレベルの低い失策を積み重ねた。小粒の周りは強者に擦り寄る習性以外に政治家の素質などなく、矜持など持ち合わせていないのだから、何を言ってもわざとらしいし、説得力がない。映えない。響かない。 次に首相をやるのが、よりによってあの安倍ちゃんだ。再び腹痛で投げ出したりしないか早速心配になるが、新薬が開発されたらしいから大丈夫なんだって、安倍ちゃん。もう、どうでもいい、このレベルでは。 私は現代の政治家には(程度
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