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ほとぼりが冷めたので、何故ソニーに落とされたのかを冷静に考察した。 まず、面接の形式を振り返ろう。 ・東大生は1次面接免除 ・2時面接は研究内容を話すだけ ・時間は45分 ・資料の持込はなく、ホワイトボードで説明 ・面接官は人事一名、技術者二名 ・面接官の質問は、全てＨＰに公開（10パターン程度） ・人間性を問う質問は一切無い ・最終（３次）に行く人はほぼ内定も同然（実質的に内定までの面接数は一つ） まず、これらの事実からわかるのは、この会社が求めている人材は、即戦力となる人材であり、将来性のある人材ではないということだ。（ソニーは、メーカーの中でも、極端に研修が少ない。）これは、基礎教育を徹底している物工教育の本質とは相反している。また、ジェネラリストや独創性のある人材を排除する方向性でもある。つまり、コンパクトにまとまった人材・しかも特定の研究領域に関る人材を偏重する傾向があるというこ