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ノーベル賞
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ご無沙汰しています、大堀です。 今年も大学での授業を終えてひと段落。 非常に準備は大変ですが、教えるために自分の理解を深められるのは良い機会です。 この記事の内容も授業スライドを考える中で、漠然としていた概念が鮮明になったので書いてみました。 文章でもデザインでもあらゆる創作物に共通する考え方だと思います。 ========= まずは「みる力」と「つくる力」について説明します。 みる力 質の高さを判断できる能力。 その分野における知識と見てきた総量で決まる。 つくる力 質の高いアウトプットを生み出せる能力。 良いアウトプットをトレースする(真似る)ことで上達する。 生み出してきた総量×個人のセンスで決まる。 そして個人の能力において、この2つの関係性は みる力 ≧ つくる力 が常に成り立ちます。 つくる力が上になることはまずありません。 (例外もあるかもしれませんが便宜上言い切ります。)
煽り気味のタイトルですみません、大堀です。 先に言っておくと、UXデザインにおいてよく用いられるカスタマージャーニーマップ(以下CJM)そのものを否定する記事ではありません。 そもそもCJMって何?という人はこちらをどうぞ。 Web制作者のためのUXデザインをはじめる本 こういうやつですね、念のため。 これ作ったことがある人はわかると思うんですが、ちゃんと作ると大変なんです。 上で紹介した「UXデザインをはじめる本」では作り方も紹介されていますが、 1.ユーザー候補への事前調査 2.ステップ、タッチポイント、行動、思考、感情に分けて付箋貼り 3.内容を精査、位置を調整 4.最後に清書する(イラレ、パワポ等) ※できればこれを複数人で行う そしてこれだけやって用意してみても、意外とすぐには理解してもらえない。。 上のボリュームくらいならいいんですが、もっと書き込まれると結構嫌な顔をされます。
正月は福袋を求めて走り回らされました、大堀です。 変な服も着せちゃえばかわいいので、子供用は大人用よりコスパが良いって嫁が言ってました。 掲題の件、ちょっと公開に勇気のいるタイトルですが名著「誰のためのデザイン?」をもじって「なんのためのUXデザイン?」としました。 巷ではUXデザインに関する書籍・イベントも増え、クライアントにもUXデザインについて理解のある方が目立ってきました。デザイナーの力がフルに発揮できるのはUXデザインのフェーズから参画することだと信じているので嬉しいです、同業の皆さんありがとうございます。 ただ、UXデザインの手法は多く語られますがその良し悪しを判断するのって難しいものです。このアップデートは改善だったのか改悪だったのか、一定数以上のアンケートや適切なKPIを追えないと「よくなった気がする」くらいの印象で終わってしまいます。 例えばUXデザインの表し方にこういう
明けましておめでとうございます。 弊社は本日から仕事初め。バタバタ忙しい初日です。 ※上の写真は僕ではありません 今年も恵比寿神社で引いたおみくじは大吉。 今年はマリオでいうスター状態みたいです。 そして昔作った大吉しか出ないおみくじアプリを思い出したのでした。 さて、株式会社DenDesignは僕を含めて5名となり、引き続きサービスデザインに関わりたい方を絶賛募集中です。 業務としてはWEBサービスやスマホアプリをメインとした設計、デザインを行っておりまして、新規事業立ち上げとリニューアル案件の比率は7:3くらい。 新規事業の場合は一緒にユーザー行動を考え、構成段階から提案しデザインを行いますし、リニューアルであれば、問題となっている箇所を明らかにした上で改善案を模索していきます。 … 1年前に求人を初めて出した時、僕は「考えられるデザイナーを募集!」と書きました。 カタチにする能力は当
ご無沙汰しております、大堀です。 いつかきっと役に立つと信じて先週末はウイスキー検定を受験してきました。 第一回目ということなので、これで受かれば国内初の【公認】ウイスキーに詳しいUIデザイナー です。 ウイスキー関連のお仕事お待ちしております。 さてタイトルにも書いた通り、今回はWebサービスの配色の決め方について書いてみたいと思います。 仕事柄、新規サービスの配色を決める場によく立ち会います。 すぐに決まることは稀で、デザインラフを制作して実際に見てみないと…なんてこともよくあります。 それでも最後に決める瞬間はやってきます。今回は「なんでその色にするのか」をきちんと理解し、皆が納得できる決定をするために考えなければいけないことは何でしょうか。 ただ先に結論を言えば、配色に唯一の正解なんてありません。笑 *** まず漠然と”配色”と言っていますが、色について語る前に、 ・色は単独では存
最近の悩みは「クライアントのところに短パンで行って良いものか」です、大堀です。 前回のブログではデザインセンスについて書きましたが、 主に「引き出しの増やし方」について考えました。 例えるならデザイナーは 「課題に対して処方箋を与えるために、薬をたくさん用意しておく」わけです。 そのために常日頃から引き出しを増やしておく必要があるよ…という主旨でした。 今回はその「引き出しの使い方」についてもう少し考えてみようと思います。 例えば、この「引き出し」も使いどころによって2種類に大別できます。 a.方向性を定めるための引き出し b.質を高めるための引き出し あんまり差はないのですが、どちらかと言えばディレクターの方は前者を、デザイナーは後者をより必要とするのではないでしょうか。 デザインのプロセスとして(ここではスタイリングのこと)まず、 全体の方向性を定める必要があります。 ターゲットや製品
こんにちは この時期まわりに親知らずを抜く人が多いのは気のせいでしょうか、大堀です。 今回は以前から書きたかったテーマ「デザインセンス」について 考えを書いてみようと思います。 個人的には「センス」という言葉は 時代とともに急速に変化するため体系化されることなく、 「なんだかよくわからないある種の才能」という認識が一般的なよう感じています。 ■センスがある人、ない人 まず、センスある、センスない状態について考察します。 デザイナーの端くれなので、ある意味でセンスで生計を立てているわけなんですが、 「センスの有無」はいろいろな分野で使われる言葉です。 「グラフィックセンスがない」「ビジネスセンスがない」「洋服のセンスがない」 でもこれらを仮に知識という言葉に置き換えれば 「グラフィックの知識がない」「ビジネスの知識がない」「洋服の知識がない」 となります。でも根源的にはそういうことだと思って
Webサービスを運営する会社ではデザイナー、エンジニアといったクリエイターと、営業、企画、経営と言ったビジネス […]
早いもので3月半ば、暖かくてナイスな週末でしたが、 今年も確定申告滑り込み、データ入力に忙しい大堀です。 去年会社にしたものの、2013年の半分は個人事業主だったので 封筒にためておいたレシートを打ち込んでいるのですが、 どうしてコンビニで買ったパンツのレシートを保存したのか、 昔の自分をちょっと問いつめたい日曜日です。 経費になるとでも思ったんでしょうか。 さて、今回タイトルにもしましたが、 最近お会いする方々によく言われるんです、 「良いデザイナーがいない、見つからない」と。 一概に”デザイナー”と言っても、分野によって求められるデザイナー像は違いますが、 今回はWebサービスをデザインする”デザイナー”について、スキルと立場の観点から考えてみました。 まず、デザイナーに必要とされる能力について書き出してみます。 a.デザイン思考力 b.プログラミング力(HTML,CSS,JS,php
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