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ノーベル賞
dokaisan.hatenablog.com
2014-02-26 東浩紀『セカイからもっと近くに』 社会性と母性――批評史の反復? 文章の話題 感想・レビュー・評論 東浩紀最後の文芸評論集 『セカイからもっと近くに (現実から切り離された文学の諸問題) 』は、東浩紀の久々の評論本だ。「はじめに」で、東は本書が「ぼくがはじめて刊行する、そしておそらくは最後の文芸評論集です」と書き始める。ある時期まで「文芸評論家」を名乗っていた東浩紀だが、いまでは、文学に限らず、創作物についての評論をほとんど行っていないという。 どうして、東は文芸評論を書かなくなったのか? セカイからもっと近くに (現実から切り離された文学の諸問題) 作者: 東浩紀 出版社/メーカー: 東京創元社 発売日: 2013/12/10 メディア: Kindle版 この商品を含むブログ (3件) を見る (通称・水色本) 主な理由は、本書の主題である「想像力と現実が関係を
2013-10-26 【ネタバレ大有】『まどマギ叛逆の物語』は神話。 (レビュー・感想) アニメ 【ネタバレ大有】今から観る予定の人は読まないように。 【以下より】 まどマギ劇場版、大暴投し最後まで予測がつかなかった。 別に期待してなかったんですよ。TV版『まどか☆マギカ』にこれ以上何か描き足すことなんてあったでしょうか?ないですってそんなもん。 TV版の最後を思い出してみよう。神に近い概念となったまどかが再構築した新しい世界だ。ほむらたち魔法少女は「魔獣」を狩って人間社会の秩序を保つ。魔獣との戦いに傷つき疲れ果てた魔法少女たちには、魔女になる前にまどカミがトドメ刺して楽にしてやる。 これで社会の秩序[エコシステム]としてはキレイに循環してるからまどマギに描き残したことはない。証明終了。 でもツイッターで盛り上がってるし、休日暇だし遊ぶ友達いないから一人で行ってみるか~。という消去法で見に
2013-09-28 ガッチャマンクラウズ最終話: 一ノ瀬はじめはなぜベルク・カッツェを殺さなかったのか? アニメ ガッチャマンクラウズ、面白かった。 はじめと累と菅山首相、「ヒーローとSNSの可能性と政治のトップ」が一枚の絵に収まるシーンが印象的でした。最終話まで見て、『クラウズ』理解の鍵である一ノ瀬はじめについて思ったことを書きます。 1. 一ノ瀬はじめは聖人なのか いま私ははじめをヒーローと表現しましたが、本当はどっちかというと「思想家」だと思っています。ヒーローは「正義の味方」または「正義そのもの」として、悪を制裁します。正義の女神は天秤と剣を持っています。しかしはじめは天秤(バランス感覚)はともかく、誰かを裁くために剣を振るってきたイメージは薄い。MESSに対しては和解のハサミを差し出しました。 そして、はじめは悪の元凶にみえる「ベルク・カッツェを殺さない」と宣言した。 そのため
2013-08-05 アニメ『ガッチャマンクラウズ』語り大流行中!~クラウズ論壇の誕生~ 『ガッチャマンクラウズ』って作品、ご存知ですか? ここ最近アニメブロガーで著名な人たちが次々にこの作品の絶賛レビューを書いていて、この作品の何が人々の語りを誘発するのか気になりますね~。いわば『クラウズ論壇』()とでも呼ぶべきものが発生しております。この記事では、『クラウズ』のどこらへんがレビュアーに注目されているのか、なぜみんな語りたがるのか、の2点を分析しつつ皆さんのレビューを紹介します。 ■「褒め」たい衝動を誘発する作品 まず私はといえば、毎日脳内で「ガッチャマンクラウズこそ『伊藤計劃以後のSF』に匹敵する、アニメにおける『まどマギ』以後のアニメである。ポストまどマギ!ポストまどマギや!」と連呼しまくっており、それをナマの声やタイピングで表明しようとし「ガッチャマンクラウズこそポ、ポ…ポっ…」と
2013-07-31 『ガッチャマンクラウズ』 3つの対立軸 『ガッチャマンクラウズ』面白い。 既に何人かの人が良いレビューを書いてるので、私が付け加えることあるのかなぁ~? 私はやや衒学的・抽象的な解説でしか貢献できそうにないですな。というわけで哲学なんかを引用して『クラウズ』を語る。 ガッチャマンクラウズが予想以上に面白いアニメだった、という話 - www.Swatz.net http://www.swatz.net/entry/2013/07/30/203705 『ガッチャマン クラウズ』を薦めたくなる三つの理由。 - 脳髄にアイスピック http://d.hatena.ne.jp/Lobotomy/20130731/p1 アップデートされるヒーローと世界「ガッチャマンクラウズ」 - 藤四郎のひつまぶし http://d.hatena.ne.jp/alphabate/2013072
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