反便利、反インターネット的 This blog has not been updated since 2017 テレビで芸能人が「金持ちの家に育ったやつはええなあ」と、裕福な家庭に育った人を羨んでいるのを偶に見かける。そして、自分がどれだけ貧しい少年時代を過ごしたか、そこからどれだけのハングリー精神でがんばって今の成功を掴んだかを力説する。 しかし、私はそういった話にはあまり共感するところがない。子ども時代に貧しくても、今は成功して家族もマイホームも持ってこうしてテレビに出て稼げているのなら、そっちのほうが「いいなあ」である。 それとは逆の人生、子ども時代にいくら裕福な家で育っていても大人になってから転落して行く人生の方がよっぽど辛い。 「だから金持ちのボンボンは駄目なんだよ。ガッツがないから」と彼らは言うかもしれないが、しかし、世の中、裕福な家庭の子どもは大人になっても当然のように裕福に