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こんにちは。龍山高校「“親力”向上委員会」特命部長の親野智可等です。今週から、私が23年間の教師生活で培った教育テクニックを、教科別に具体的にお話ししていきたいと思います。私がこれまでのべ600人の子供を受け持った中から生まれてきた、生きたメソッドですから、きっと皆さんにもお役に立てていただけるはずです。 さて、皆さんのお子さんは算数が得意ですか? それとも、苦手ですか? 私の実感だと、親が一番子どもにできるようになってほしいと願っているのは算数です。「あなたの子どもにできるようになってもらいたい教科は何ですか?」というようなアンケートをとると、一番多い答えはいつも算数なのです。 では、算数ができるようにするには、どうしたらいいのでしょうか? 私は、その1つの答えとして、九九の完全制覇を挙げたいと思います。 算数が苦手な子は、例外なく九九が苦手です。九九が苦手で算数が得意ということは、絶対
皆さん、はじめまして! 灘高等学校の木村達哉です。灘の生徒たちはあまり「木村先生」なんて呼んでくれなくて、だいたいの生徒が「キムタツさん」と呼んでいます。最初は「SMAPのキムタクのパクリやん」なんて思っていたのですが、何年にもわたってそう呼ばれているうちに、逆に「木村先生」なんて呼ばれると、どうも違和感を覚えるようになってしまいました。そんなわけでこの連載のタイトルも『灘高キムタツの、東大英語は怖くない!』ということになったのです。 モーニングで連載されている『ドラゴン桜』の影響もあってか、東京大学の受験者数が2006年度は10%強増ということです。今まで東京大学に行こうなんて思っていなかった地方の公立高校の生徒諸君も東京大学に挑戦するようになったということですから、それはとてもいい傾向だと思うんです。僕が勤務している灘高は一学年が220人ほどの小さい学校なのですが、だいたい毎年90〜
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